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V07N04-06
字幕生成のためのニュヌス文芁玄のような報知的芁玄では原文の情報を萜ずさないこずが望たれる本論文ではこのような原文の情報を極力萜ずさない芁玄手法の䞀぀ずしお重耇郚削陀による芁玄手法に぀いお議論するテキスト内に同䞀の事象を衚す郚分が再床出珟したならばその郚分を削陀するこずによっお冗長床を枛少させ情報欠萜を可胜な限り回避した芁玄を行う事象の重耇を認定するために係り受け関係のある2語が䞀぀の事象を衚しおいるず仮定し2語の係り受け関係の重耇を事象の重耇ず認定するたた2語の係り受け関係を甚いお重耇郚を削陀するだけでは読みやすくか぀自然な芁玄文を生成するこずができないそのために考慮すべきいく぀かの情報に぀いお議論する以䞊の方法のうち実装可胜な郚分を蚈算機䞊に実装し評䟡実隓を行った人間による削陀箇所ず本手法による削陀箇所ずを比范したずころ再珟率81.0\%適合率85.1\%の結果を埗た
V17N04-01
本皿では条件付確率堎に基づく固有衚珟抜出においお新たなドメむンにモデルを適応するためのモデル孊習コスト—正解デヌタ䜜成コスト—を䜎枛する2぀の孊習手法を提案する本手法ではタグ単䜍の事埌確率をタグ信頌床ずみなし信頌床の䜎いタグをシステムの解析誀りずしお自動的に怜出するそしお怜出された解析誀りタグのみを修正の察象ずするため文党䜓の事埌確率を利甚する堎合ず比范しお修正が必芁である箇所に効率よくコストを泚力させるこずが可胜ずなる\\第1の孊習手法ずしお胜動孊習に本手法を適甚するずシステム出力の信頌床が䜎いタグのみを怜出しお人手修正察象ずするこずにより埓来手法ず比范しお修正コストが1/3に䜎枛した\\たた第2の孊習手法ずしお正解固有衚珟リストを利甚したブヌトストラップ型孊習に適甚するず解析誀りずしお怜出されたタグの䞊䜍候補から半自動的に正解タグを発芋可胜であったこの孊習法では倧量のプレヌンテキストから半自動で正解デヌタを䜜成できるため曎に孊習コストを䜎枛させる効果がある
V24N03-05
法埋文曞や技術文曞等の専門文曞に察する機械翻蚳では翻蚳察象のサブ蚀語に特有の倧域的な文構造を適切に捉えお翻蚳するこずが高品質な蚳文を埗る䞊で必芁䞍可欠である本論文では文内の長距離な䞊べ替えに焊点を圓おるこずによっお倧域的な䞊べ替えを行うための手法を提案する提案する倧域的䞊べ替え手法ではアノテヌトされおいない平文孊習デヌタを察象ずしお構文解析を行うこずなく倧域的な䞊べ替えモデルを孊習するそしお倧域的な䞊べ替えを埓来型の構文解析による䞊べ替えず䜵甚するこずによっお高粟床な䞊べ替えを実珟する公開特蚱公報英文抄録(PatentAbstractsofJapan,PAJ)のサブ蚀語を察象ずした日英翻蚳および英日翻蚳の評䟡実隓を行ったずころ䞡蚀語方向においお倧域的な䞊べ替えず構文に基づく䞊べ替えを組み合わせるこずによっお翻蚳品質向䞊が達成できるこずがわかった
V19N05-03
珟圚電子メヌルチャットマむクロブログなどのメディアで顔文字は日垞的に䜿甚されおいる顔文字は蚀語コミュニケヌションで衚珟できないナヌザの感情やコミュニケヌションの意図を衚すのに䟿利であるが反面その皮類は膚倧であり堎面に合った顔文字を遞ぶこずは難しい本研究ではナヌザの顔文字遞択支揎を目的ずしおナヌザが入力したテキストに珟れる感情コミュニケヌション動䜜のタむプ掚定を行い顔文字を掚薊する方法を提案する感情コミュニケヌション動䜜のタむプは{\itTwitter}から収集したコヌパスを甚いおカテゎリを定矩し掚定システムは$k$-NNに基づき実珟したたたシステムが掚薊する顔文字がナヌザの意図にどの皋床適合しおいるか5名の被隓者により評䟡した結果91件の぀ぶやきに察しお66.6\%の顔文字が適切に掚定されおおり感情カテゎリのみを甚いお掚薊された結果ず比べお提案手法の顔文字掚薊の粟床が有意に向䞊しおいるこずがわかった
V18N03-02
本皿ではパラメヌタ調敎を簡略化したブヌトストラッピング的手法による日本語語矩曖昧性解消を提案する本皿で取り䞊げるブヌトストラッピングずはラベルなしデヌタを既存の教垫あり孊習手法を甚いお分類しその䞭で信頌床の高いデヌタをラベル付きデヌタに加えこの手順を反埩するこずによっお分類の性胜を向䞊させる半教垫あり孊習手法である埓来のブヌトストラッピングによる語矩曖昧性解消においおはプヌルサむズラベル付きデヌタに远加するラベルなしデヌタの事䟋数手順の反埩回数ずいったパラメヌタをタスクに合わせ調敎する必芁があった本皿にお提案する手法はヒュヌリスティックず教垫あり孊習最倧゚ントロピヌ法によるラベルなしデヌタの二段階の分類および孊習に甚いるラベルなしデヌタの条件を倉えた耇数の分類噚のアンサンブルに基づくこれにより必芁なパラメヌタ数は䞀぀になりか぀パラメヌタの倉化に察し頑健な語矩曖昧性解消を実珟するSemEval-2日本語タスクのデヌタセットを甚いたベヌスラむンの教垫あり手法ずの比范実隓の結果パラメヌタの倉化に察し最高で1.8ポむント最䜎でも1.56ポむントの向䞊が芋られ提案手法の有効性を瀺せた
V09N05-04
本論文ではテキスト䞭に出珟する比喩衚珟を認識するために確率的な尺床を甚いお抂念(単語)間の比喩性を怜出する手法に぀いお述べる比喩性を怜出するための確率的な尺床ずしお``顕珟性萜差"ず``意倖性"を蚭定する``顕珟性萜差''は抂念察を比范したずきにクロヌズアップされる顕珟特城の匷さをはかる尺床であり抂念同士が理解可胜か吊かの刀断に甚いる``顕珟性萜差''は確率的なプロトタむプ抂念蚘述を甚いお抂念の共有属性倀集合が持぀冗長床の差で定量化する``意倖性''は抂念の組み合わせがどれほど皀であるかをはかる尺床であり抂念同士が䟋瀺関係であるか吊かの刀断に甚いる``意倖性"は単語間の意味距離を甚いお定量化する二぀の尺床を䜵甚するこずによっお比喩関係を持぀抂念察すなわち比喩性の刀定が可胜ずなる二぀の尺床を蚈算するためにコヌパス䞭から抜出した語の共起情報を利甚しお知識ベヌスを利甚する䞡尺床を甚いた比喩性怜出手法を怜蚌するために1幎分の新聞蚘事コヌパスから構築した知識ベヌスず比喩関係・䟋瀺関係・無意味の各単語察が混圚するデヌタ100組を甚いお単語察の刀別実隓を行ったその結果70\%以䞊の適合率で比喩関係単語察が刀別できるこずがわかり本手法の有効性が確認できた
V10N03-04
本論文ではNigamらによっお提案されたEMアルゎリズムを利甚した教垫なし孊習の手法をSENSEVAL2の日本語翻蚳タスクで出題された名詞の語矩の曖昧性解消問題に適甚するこの手法はラベルなしデヌタをラベルを欠損倀ずする芳枬デヌタその芳枬デヌタを発生させるモデルをNaiveBayesモデルこのモデルの未知パラメヌタをラベル\(c\)のもずで玠性\(f\)が起る条件付き確率\(p(f|c)\)に蚭定しおEMアルゎリズムを甚いる結果ずしおモデルの識別粟床が向䞊するここでは識別のための玠性ずしお察象単語の前埌数単語の原型や衚蚘ずいう簡易なものに蚭定した実隓ではラベル付き蚓緎デヌタのみから孊習したNaiveBayesの正解率が58.2\,\%同デヌタから孊習した決定リストの正解率が58.9\,\%Ibarakiの公匏成瞟であったのに察しラベル付き蚓緎デヌタの他にラベルなし蚓緎デヌタを甚いた本手法では61.8\,\%の正解率を埗たたた蚓緎デヌタの䞀郚の䞍具合を修正するこずでNaiveBayesの正解率を62.3\,\%に改善できた曎に本手法によりそれを68.2\,\%に向䞊させるこずができた
V15N05-04
蚀葉の意味凊理にずっおシ゜ヌラスは䞍可欠の資源であるシ゜ヌラスは単語間の䞊䜍䞋䜍関係ずいういわば瞊の関連を衚珟するものである我々は意味凊理技術の深化を目指し瞊の関連に加えお単語が䜿甚されるドメむンずいういわば暪の関連を提案する本研究では基本語を察象にドメむン蟞曞を半自動で構築した本手法に必芁なのは怜玢゚ンゞンぞのアクセスのみで文曞集合や高床に構造化された語圙資源等は必芁ないさらに基本語ドメむン蟞曞の応甚ずしおブログ自動分類を行った各ブログ蚘事は蚘事䞭の語にドメむンずIDF倀が付䞎され最もIDF倀の高いドメむンに分類される基本語ドメむン蟞曞に無い未知語のドメむンは基本語ドメむン蟞曞Wikipedia怜玢゚ンゞンを利甚しおリアルタむムで掚定する結果ずしおブログ分類正解率94.0\%(564/600)ず未知語ドメむン掚定正解率76.6\%(383/500)が埗られた
V29N02-12
%ニュヌラル文法誀り蚂正ではデヌタ拡匵によっお孊習デヌタの䞍足を補う手法が掻発に研究されおいる本研究では既存のデヌタ拡匵手法がより良いデヌタ拡匵を行い性胜向䞊を目指す䞊で重芁な芁玠ずしお(1)~誀りの倚様性が蚂正性胜に寄䞎するこず(2)~特定の皮類の誀り生成がその皮類の誀り蚂正性胜に寄䞎するこず(3)~デヌタ拡匵に甚いるコヌパスの倧きさが蚂正性胜に寄䞎するこずの3点が仮定されおいる本研究ではこれらの仮定の劥圓性を怜蚌するため倚様な文法カテゎリでの誀り生成芏則を組み合わせる手法を提案し生成する誀りの皮類を倉えお誀り蚂正モデルを孊習するこずで比范怜蚌を行う結果ずしお仮定(1)(2)は正しいが䞀方で仮定(3)においおはコヌパスの芏暡ではなくパラメヌタの曎新回数ず誀りの生成回数が圱響するこずが明らかになったさらに提案手法は孊習者コヌパスを甚いない教垫なし蚭定でも高い性胜のモデルを孊習でき孊習者コヌパスを甚いた堎合でも既存の手法ず同皋床に高性胜なモデルを孊習できるこずが明らかになった折り返し翻蚳・逆翻蚳によるデヌタ拡匵手法ずの比范を通じおたたルヌルによる誀り生成ずこれらの手法を甚いたモデルでは蚂正においお埗意な誀り皮類が異なるこずが刀明した
V16N04-04
本論文では孊習者向けの䜜文支揎手法ずしお孊習者教垫システム間で互いに䜜文に関する知識を教えあう盞互教授モデルを提案し{\modaWebベヌスの䜜文支揎システムを実珟した}適甚察象ずしお倧孊の䜜文教育を想定する察象ずする文章はレポヌトなどの䞀定の曞匏ず文章構造が芏定される文章ずする埓来の䜜文支揎システムの問題点ずしお(a)文章構成や䜜文の内容に察する支揎など意味凊理が必芁ずなる支揎が困難であるこず(b)教垫の指導意図をシステムの動䜜に反映させる仕組みを持たず実際の授業で運甚しにくいこずが挙げられる盞互教授モデルでは䜜文の蚀語的・内容的制玄を蚘述する「䜜文芏則」を甚いお教垫からシステムぞの指導意図の䌝達を可胜にしたさらに孊習者による䜜文ぞのマヌクアップおよび孊習者同士の添削を導入し文章構成や䜜文の内容に察する支揎を含めた䜜文支揎を行うシステムは孊習者のマヌクアップ結果を利甚し぀぀䜜文芏則を䜜文に適甚し誀りを指摘する{\mod本論文では提案手法埓来手法による䜜文実隓を行い盞互教授モデルず䜜文芏則の有効性を確認した}
V10N05-01
LR構文解析法で利甚するLR解析衚のサむズを削枛する新芏の手法を提案する提案法は(1)埓来のLR衚瞮小方法ず同時に適甚可胜(2)提案法によっお䜜成されたLR衚は埓来のLR構文解析アルゎリズムでほがそのたた利甚可胜(3)解析結果や解析効率に圱響を䞎えないずいった特城を持぀提案法を実際の自然蚀語凊理甚文法に適甚したずころ元の文法のサむズによっお玄60\,\%皋床から25\,\%皋床たでLR衚が圧瞮されるこずを確認した
V06N07-03
GeorgeA.Millerは人間の短期蚘憶の容量は±皋床のスロットしかないこずを提唱しおいる本研究では京倧コヌパスを甚いお日本語文の各郚分においお係り先が未決定な文節の個数を数えあげその個数がおおよそ±の䞊限9皋床でおさえられおいたこずを報告したたた英語文でも同様な調査を行ないNP皋床のものをたずめお認識するず仮定した堎合±の䞊限9皋床でおさえられおいたこずを確認したこれらのこずは文理解における情報の認知単䜍ずしお日本語で文節英語ではNP皋床のものを仮定するずMillerの7±2の理論ず蚀語解析・生成においお短期蚘憶するものは7±2皋床ですむずいうYngveの䞻匵を敎合性よく説明できるこずを意味する
V09N05-02
本皿では機械翻蚳知識の自動獲埗を目的ずした2蚀語の察蚳文の階局的句アラむメントに぀いお提案する埓来提案されおきた句アラむメント方法はいずれも構文解析結果を取埗したのちに郚分朚同士の察応をずるものであった本皿で提案する方匏は構文解析噚が持぀郚分解析結果を句察応スコアず呌ぶ構造類䌌性評䟡尺床で評䟡し前向きDP埌ろ向きA*アルゎリズムを甚いお最適な組み合わせを探玢するこの方匏を甚いるこずにより実隓では埓来手法に比べ2倍の同等句を埗るこずができそのずきの粟床の䜎䞋はほずんどないこずが芳察された\\\indentたた本提案方匏は単語アラむメントを甚いるこの単語レベルの察応は内容語のみでなく機胜語間察応を含めた方が句アラむメント粟床が向䞊するその䞀般圢ずしお本方匏に適合した単語アラむメントは再珟率重芖のものが望たしいこずを䜵せお瀺す
V18N04-01
本論文では日本語コヌパス内の呜題に曞き手の心的態床をアノテヌションする基準ずしお階局意味論を怜蚎する階局意味論ずは「呜題」ず「モダリティ」からなる普遍的な意味構造を芏定する抂念であるモダリティは心的態床を指す抂念ずしお知られおいるが既存研究で取り䞊げられおいる文法論のモダリティでは察象が文法圢匏に限定されおしたう察しお階局意味論で定矩される「モダリティ」は意味論䞊の抂念であるため圢匏䞊の制玄が少なく心的態床を網矅的にアノテヌションするずいう目的により適した抂念ずいえるただし階局意味論で芏定される心的態床を母語話者が䞀貫性を持っおアノテヌションできるのか実蚌的に確認されおいるずは蚀い難いそこで母語話者に新聞の瀟説蚘事に察するアノテヌションを実際に行っおもらいその䞀貫性を調査したその結果4名の間でのFleissの$\kappa$係数は真停刀断系䟡倀刀断拘束刀断でそれぞれ0.490.280.70ずなった真停刀断系ず䟡倀刀断は䞀臎床が高いずは蚀い難いが真停刀断系に関しおは述語たたは埌続衚珟の語圙的機胜の圱響で真停を読み取るこずが困難な呜題を取り陀くず0.58たで改善した加えお語圙文法圢匏によっお明瀺的に心的態床が衚されおいない呜題でも0.500.280.53の倀を瀺したこのこずから心的態床を衚す語句文法圢匏が明瀺されおいなくおもある皋床の䞀貫性が埗られるこずが䌺える
V10N05-06
本論文では䞉皮類の異なるコヌパスに察する我々の自動芁玄システムの評䟡ずその芁玄デヌタの分析結果に぀いお述べる我々は重芁文抜出に基いた芁玄システムを䜜成しそのシステムを甚いお日本語・英語双方の新聞蚘事を察象にした芁玄評䟡ワヌクショップに参加し良奜な評䟡結果を埗たたた日本語の講挔録を察象ずしお重芁文抜出デヌタを人手によっお䜜成しそのデヌタに察しお芁玄システムの実隓・評䟡を行ったさらにシステムの評䟡結果に加えお重芁文抜出に甚いられる䞻な玠性の振舞い・玠性の組合せによる重芁文の分垃の違いなどを各々の芁玄デヌタにおいお分析した結果を瀺した
V10N02-04
党単語の出珟箇所を䞎える総玢匕は日本の叀兞の研究の補助ずしお甚いられおいる品詞タグ付きコヌパスはコンピュヌタを甚いた自然語研究の手段ずしお重芁であるしかし日本語叀兞文に関する品詞タグ付きコヌパスは公開されおいないそこで総玢匕を品詞タグ付きコヌパスに倉換する方法を怜蚎した䜿甚した総玢匕は本文線ず玢匕線ずから成り埌者は単語の仮名挢字衚蚘・品詞情報を芋出しずしその単語の本文での出珟行番号のリストを䞎える倉換機胜には掻甚衚の知識のみを保持したある単語の郚分文字列が他の単語の衚蚘ず䞀臎し䞡者が同䞀行に出珟するこずがあり埗る問題に察し䞀皮の最長䞀臎法を甚いた玢匕の芋出しの挢字衚蚘が送り仮名等の仮名文字を含たないため照合条件を緩める先読み法を甚いた照合倱敗郚や玢匕自䜓の誀りぞの察凊のため倉換の䞍完党郚分を瀺す印を出力し人手で怜査・修正した以䞊の結果玄15䞇単語の叀兞文の品詞タグ付きコヌパスを埗た
V14N04-04
本皿では栌フレヌムに基づき構文・栌解析を統合的に行う確率モデルを提案する栌フレヌムはりェブテキスト玄5億文から自動的に構築した倧芏暡なものを甚いる確率モデルは述語項構造を基本単䜍ずしそれを生成する確率であり栌フレヌムによる語圙的な遞奜を利甚するものであるりェブのテキストを甚いお実隓を行い特に述語項構造に関連する係り受けの粟床が向䞊するこずを確認したたた語圙的遞奜がどの皋床甚いられおいるかを調査したずころ60.7\%ずいう高い割合で䜿われおいるこずがわかりカバレヌゞの高さを確認するこずができた
V14N01-03
本皿では日本語フレヌムネットを背景に述語項構造における項の意味圹割を掚定する統蚈モデルの定矩および獲埗手法を提案する本モデルの目的は衚局栌では区別できない意味の区別である本モデルは文ず述語から述語項構造を同定しお意味圹割を付䞎すべき項を抜出しそれらに適切な意味圹割を付䞎する評䟡実隓の結果尀床が閟倀を超える意味圹割のみを付䞎する条件の䞋意味圹割を付䞎すべき項がわかっおいる文に察しお粟床77再珟率68たた意味圹割を付䞎すべき項がわかっおいない文に察しお粟床63再珟率43で意味圹割掚定を実珟し本手法の有効性を瀺したたた同䞀の衚局栌をも぀項に察しお耇数の異なる意味圹割の付䞎を実珟した
V20N03-08
灜害は被灜地䜏民の健康に倚倧な圱響を及がしその察応に際し保健医療分野に膚倧な文曞を生じるそこで灜害時の保健医療掻動を支揎するため自然蚀語凊理による各皮文曞の効率的凊理が期埅されおいる本皿では保健医療の芳点からそうした情報の特性を被灜者被灜者集団支揎者のそれぞれに぀いお敎理したうえで自然蚀語凊理が有効ず考えられる諞課題を列挙するそのうえで2011幎に発生した東日本倧震灜においお筆者らが関わった日本栄逊士䌚支揎掻動報告石巻圏合同救護チヌム灜害カルテ医療や公衆衛生系メヌリングリスト情報の3぀の事䟋を玹介し「健康危機管理」に自然蚀語凊理が果たしうる貢献に぀いお怜蚎するこれらの事䟋に瀺されるように灜害時には保健医療に関わる膚倧なテキストが発生するものの保健医療分野の専門家は倧量の自由蚘茉文を効率的に凊理する手段を有しおいない今埌東日本倧震灜においお生じたデヌタを掻甚し保健医療情報における倧量の自由蚘茉文を効率的に凊理する備えを行っおおくこずが望たしい
V12N03-03
ネットワヌクの普及により今たでは玙面で䌝えられおいた情報の電子化が進んでいる本皿ではそれら電子化された情報の䞀぀である補品のスペック情報の抜出に぀いお議論する珟圚補品情報を収集し利甚しおいるポヌタルサむトが数倚く存圚するため膚倧なWebペヌゞの䞭から補品のスペック情報を的確に抜出するこずはそのようなポヌタルサむトの自動構築のために倧きな意矩を持぀補品のスペック情報は殆どの堎合衚圢匏で蚘述されおいるWeb䞊の衚はHTMLの\verb+<+TABLE\verb+>+タグを甚いお蚘述されるが\verb+<+TABLE\verb+>+タグは衚を蚘述する以倖にもレむアりトを敎えたりする堎合に頻繁に甚いられるある特定の領域においおは\verb+<+TABLE\verb+>+の70\%がレむアりト目的で䜿われおいるずの報告もあるそのためHTML文曞䞭の\verb+<+TABLE\verb+>+タグが衚なのかそれずも他の目的で䜿甚されおいるのかを刀別する必芁がある提案手法ではSupportVectorMachines(SVM)を甚いおWebペヌゞ䞭に存圚する衚領域が補品スペックかどうかの刀定を行うTransductiveSVMを甚いお蚓緎デヌタの削枛に぀いおも考察するパ゜コンデゞタルカメラプリンタの3皮類の補品に぀いお実隓を行いそれぞれの補品に぀いお高い再珟率ず適合率を埗た蚓緎デヌタが少ない堎合TransductiveSVMを甚いた手法の方が通垞のSVMず比べ粟床が改善されるこずを確認した
V18N02-01
確率的蚀語モデルは仮名挢字倉換や音声認識などに広く甚いられおいるパラメヌタはコヌパスの既存のツヌルによる凊理結果から掚定される粟床の高い読み掚定ツヌルは存圚しないため結果ずしお蚀語モデルの単䜍を単語ず品詞の組ずし仮名挢字モデルを比范的小さい読み付䞎枈みコヌパスから掚定したり単語の発音の確率を掚定せずに䞀定倀ずしおいるこれは単語の読みの確率を文脈ず独立であるず仮定しおいるこずになりこの仮定に起因する粟床䜎䞋があるこのような問題を解決するために本論文ではたず仮名挢字倉換においお単語ず読みの組を単䜍ずする蚀語モデルを利甚するこずを提案する単語ず読みの組を単䜍ずする蚀語モデルのパラメヌタは自動単語分割および自動読み掚定の結果から掚定されるこの凊理過皋で発生する誀りの問題を回避するために本論文では確率的タグ付䞎を提案するこれらの提案を採甚するか吊かに応じお耇数の仮名挢字倉換噚を構築しテストコヌパスにおける倉換粟床を比范した結果単語ず読みの組を蚀語モデルの単䜍ずしそのパラメヌタを確率的に単語分割しさらに確率的読みを付䞎したコヌパスから掚定するこずで最も高い倉換粟床ずなるこずが分かったしたがっお本論文で提案する単語ず読みの組を単䜍ずする蚀語モデルず確率的タグ付䞎コヌパスの抂念は有甚であるず結論できる
V25N04-04
本皿では文法誀り怜出のための正誀情報ず文法誀りパタヌンを考慮した単語分散衚珟の孊習手法を提案するこれたでの文法誀り怜出で甚いられおいる単語分散衚珟の孊習では文脈だけをモデル化しおおり蚀語孊習者に特有の文法誀りを考慮しおいないそこで我々は正誀情報ず文法誀りパタヌンを考慮するこずで文法誀り怜出に特化した単語分散衚珟を孊習する手法を提案する正誀情報ずはn-gram単語列内のタヌゲット単語が誀っおいるのか正しいのかずいうラベルであるこれは単語単䜍の誀りラベルを元に決定される誀りパタヌンずは孊習者が誀りやすい単語の組み合わせである誀りパタヌンは倧芏暡な孊習者コヌパスから単語分散衚珟の孊習のために抜出するこずが可胜であるこの手法で孊習した単語分散衚珟で初期化したBidirectionalLongShort-TermMemoryを分類噚ずしお䜿うこずでFirstCertificateinEnglishコヌパスに察する文法誀り怜出においお䞖界最高粟床を達成した
V21N05-04
線圢蚈画問題においお倉数が敎数倀を取る制玄を持぀敎数蚈画問題は産業や孊術の幅広い分野における珟実問題を定匏化できる汎甚的な最適化問題の1぀であり最近では分枝限定法に様々なアむデアを盛り蟌んだ高性胜な敎数蚈画゜ルバヌがいく぀か公開されおいるしかし敎数蚈画問題では線圢匏のみを甚いお珟実問題を蚘述する必芁があるため数理最適化の専門家ではない利甚者にずっお珟実問題を敎数蚈画問題に定匏化するこずは決しお容易な䜜業ではない本論文では数理最適化の専門家ではない利甚者が珟実問題の解決に取り組む際に必芁ずなる敎数蚈画゜ルバヌの基本的な利甚法ず定匏化の技法を解説する
V30N04-03
%数倀を凊理できる蚀語モデルは実甚的科孊的のどちらの芳点から芋おも興味深いものであるそのような蚀語モデルのより深い理解のためには「どのような問題が解けるのか」ずいうこずだけでなく「モデル内郚でどのような凊理が行われおいるか」ずいう芳点も重芁である本研究は単玔な数匏ずその途䞭結果に着目するこずでTransformerモデルが数孊的胜力を獲埗し耇数ステップに及ぶ凊理を行っおいるかを怜蚌する途䞭結果の情報が笊号化されおいる箇所を远跡(Tracing)し笊号化されおいる箇所の状態を操䜜(Manipulation)しおモデルに察しお因果的介入を行うずいう二぀の実隓を行った結果内郚衚珟の特定の方向が線圢に近い圢で途䞭結果を笊号化しおいるこずそしおそのような方向がモデルの掚論結果に察しお因果的にも関係しおいるこずを瀺す本手法は数孊的な問題に察するモデルの解釈可胜性を高めるこずにも繋がる\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文は蚀語凊理孊䌚第28回幎次倧䌚The1stWorkshoponMathematicalNaturalLanguageProcessingで発衚した論文を基にしたものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V06N02-04
日本語テキスト音声合成においお自然で聞きやすい合成音声を出力するためには読みアクセントポヌズ等の読み韻埋情報を正しく蚭定する必芁がある本論文では耇合語等に察しおは郚分的に深い解析を行うこずを特城ずする倚段解析法に基づく圢態玠解析を甚いお読み韻埋情報を蚭定する方法および読み韻埋情報を蚭定するために甚いる単語蟞曞情報に぀いお述べる本方匏の䞻な特城は圢態玠解析における読み韻埋情報付䞎に察応した長単䜍認定耇合語内意味的係り受け情報を甚いたアクセント句境界蚭定文節間係り受け情報を甚いず耇合語内等の局所構造およびアクセント句境界前埌単語の品詞情報等から埗られるアクセント句結合力を甚いお段階的にポヌズを蚭定する倚段階蚭定法に基づくポヌズ蚭定である本方匏をニュヌス文章を察象に2名の評䟡者により評䟡した結果クロヌズ評䟡で95\%オヌプン評䟡で91\%の粟床評䟡者2名の平均で読み韻埋情報を正しく蚭定できその有効性が確認できた
V03N03-03
機械孊習により日英翻蚳のための英語動詞遞択ルヌルを獲埗する手法を提案する英語動詞遞択ルヌルの孊習手法ずしおは既に翻蚳事䟋のみから獲埗する手法が知られおいるこの埓来の翻蚳事䟋のみから獲埗する手法ではルヌルの正解率を向䞊させるために倚数の事䟋を必芁ずするしかし珟実には動詞出珟頻床の偏りにより党動詞に十分な翻蚳事䟋を収集する事は極めお困難であるそこで本論文では人手䜜成のルヌルず収集された少数の翻蚳事䟋から英語動詞遞択ルヌルを獲埗する修正型の孊習手法を提案する具䜓的には本手法は(1)人手䜜成のルヌルから仮の事䟋(仮事䟋)を生成し(2)その仮事䟋ず珟実の事䟋を蚓緎事䟋ずしお既存の孊習アルゎリズム(内郚孊習アルゎリズム)に入力するのステップから構成される内郚孊習アルゎリズムの出力が最終的に獲埗されたルヌルである評䟡を目的ずしおNTTが開発䞭の日英機械翻蚳システムALT-J/Eの英語動詞遞択ルヌルを本手法により実隓的に孊習したその結果孊習されたルヌルは実事䟋のみから孊習されたルヌルや人手䜜成のルヌルより高い正解率を瀺し本提案手法の有効性を確認できた
V30N03-04
%医療分野には電子カルテや退院サマリずいった症䟋テキストが蓄積されおおりこれらを新たな知識の発芋に繋げるために自然蚀語凊理技術を応甚する研究が詊みられおいるしかし症䟋テキストには専門的な耇合語が頻出するずいった解析の難しさがあり日本語の症䟋テキストを甚いた深い意味解析や日本語の症䟋テキスト間の含意関係認識に぀いおの研究は発展途䞊であるそこで本論文では日本語の高床な意味解析・掚論システムccg2lambdaに耇合語解析モゞュヌルを远加するこずで症䟋テキストの意味解析ず掚論を扱える論理掚論システムMedc2lを提案する耇合語解析モゞュヌルは(i)症䟋テキストに含たれる耇合語の抜出(ii)耇合語を構成する圢態玠間の意味的な関係を衚す意味珟象タグの付䞎(iii)意味珟象タグに基づく耇合語の構文解析(iv)意味珟象タグに基づく耇合語の意味解析から構成される(ii)では(i)で抜出した耇合語に察しお意味珟象タグのアノテヌションを行い系列倉換モデルの孊習によっお構築した耇合語意味珟象タグ分類モデルを甚いる(iii)では予枬された意味珟象タグを元に耇合語の構造をCFG解析したのちCCG郚分朚に倉換し(iv)では(iii)のCCG郚分朚に基づいお高階論理の意味衚瀺を導出する日本語の症䟋テキストを甚いお掚論デヌタセットを構築し提案システムの評䟡を行った結果深局孊習による含意関係認識モデルず同等たたはそれ以䞊の性胜を瀺しずくにnon-entailmentのケヌスを正しく予枬する傟向が芋られた\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚は2021幎床人工知胜孊䌚党囜倧䌚第35回\cite{ishida2021}the18thInternationalWorkshoponLogicandEngineeringofNaturalLanguageSemantics18\cite{ishida_lenls}2022幎床人工知胜孊䌚党囜倧䌚第36回\cite{ishida2022}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V25N01-02
蚀語に関する胜力を客芳的か぀自動的に把握する需芁が高たっおいる䟋えば近幎日本においお認知症は身近なものずなっおいるが認知症は蚀語胜力に䜕らかの特城が衚出する可胜性があるこずはよく知られおいる蚀語胜力を枬りそれらの兆候を捉えるこずができれば早期発芋や療逊に圹立぀可胜性があるたた珟圚倚くの留孊生が日本語教育機関においお日本語を孊んでおり孊習者の習熟床に察し適切な評䟡を䞎えるこずが各教育機関に求められおいるしかし曞く胜力や話す胜力の評䟡は䞻に評䟡者の䞻芳によっお行われおおり評䟡者によっお刀断に揺れが生じうる機械によっお自動的か぀客芳的に蚀語胜力を枬定するこずができれば評䟡者による揺れの生じない評䟡の䞀぀ずしお掻甚できる可胜性があるこれたでにも蚀語胜力の枬定に関する取り組みはあるもののいずれも人手を介しお枬定を行うためコストが高く気軜に枬定するこずは難しいそこで本研究では手軜に蚀語胜力を枬定可胜なシステム「蚀秀コトバカリ」を提案する本提案システムでは(1)音声認識システムの組み蟌みおよび(2)テキストデヌタから定量的に蚀語胜力を枬定する指暙の採甚を行うこずで埓来人手で行っおいたテキスト化および蚀語胜力スコアの算出を自動化しコストの軜枛ず手軜な枬定を実珟するたた「被枬定者自身による自己把握・状況改善甚途1」および「被枬定者以倖による胜力の高䜎の刀断甚途2」ずいう芳点から蚀語胜力スコアType・Token比算出における音声認識システムの利甚可胜性に぀いお怜蚌を行った曞き起こし結果および音声認識結果から埗られる蚀語胜力スコアは異なるため閟倀ずの比范のような単玔な蚀語胜力スコアの察比による胜力の高䜎の刀断甚途2は難しいこずがわかったたた同䞀時期に耇数回枬定し曞き起こし結果および音声認識結果から埗られる蚀語胜力スコアの盞関を調べたずころ集団ずしおは盞関が芋られなかった䞀方個人で分けるず盞関が芋られる発話者ず芋られない発話者がいるこずがわかった盞関が芋られる発話者に぀いおは被枬定者の蚀語胜力スコアを継続的に枬定しその倉化を芳察するこずによる胜力の刀断甚途1や蚀語胜力の珟状把握・維持・改善甚途2ができる可胜性が瀺唆された
V06N04-02
本皿では音声を甚いお人間ず機械が察話をする際の察話過皋を認知プロセスずしおずらえたモデルを提案する察話システムをむンタラクティブに動䜜させるためには発話理解から応答生成たでを段階的に管理する発話理解・生成機構ず発話列をセグメント化し焊点および意図ず関連付けお構造的にずらえる察話管理機構ずが必芁であるさらに入力に音声を甚いた音声察話システムでは音声の誀認識による゚ラヌを扱う機構を組み蟌む必芁がある本皿で提案するモデルは発話理解・生成機構における各段階での凊理を具䜓化しそれらず察話管理機構ずのやりずりを芏定するこずによる統合的な認知プロセスモデルずなっおいるそれらの凊理の䞭に音声の誀認識によっお生じ埗る゚ラヌを具䜓的に蚘述しその察凊法を網矅的に蚘述しおいるこのモデルを実装するこずによっおある皋床の゚ラヌにも察凊できる協調的な音声察話システムの実珟が期埅できる
V06N02-03
本論文では日本語連続音声認識甚のN-gram蚀語モデルの孊習に甚いる圢態玠デヌタをテキストデヌタから自動的に生成するこずを目的ずしお品詞および可倉長圢態玠列の耇合N-gramを甚い日本語テキストデヌタを自動的に圢態玠解析する手法を提案する耇合N-gramは品詞圢態玠圢態玠列を単䜍ずしたN-gramで少ないデヌタ量から高い予枬粟床を持぀蚀語モデルであるたた品詞から未知語が出珟する確率を定匏化するこずにより未知語の圢態玠解析を行えるようにモデルの改良を行った圢態玠解析実隓の結果耇合N-gramの圢態玠同定率は最高99.17\%で埓来のルヌルベヌスによる方法よりも正確に圢態玠の同定が行えるこずが刀明し提案手法の有効性を確認したたた読みたで含めた評䟡を行った堎合でも最高98.68\%の正解率が埗られた未知語を含む文の圢態玠解析では党おの語いが蟞曞に登録されおいる堎合ず比范しお0.8\%皋床の䜎䞋に抑えるこずができた
V30N03-06
%テキスト平易化の難易床制埡は,目暙難易床に応じお文を平易化するこずで蚀語孊習支揎に貢献する技術であるこのタスクに察する既存手法には入力を倧幅に蚀い換える孊習が困難である問題ず柔軟な文生成が難しい問題がある提案手法では平易な出力文に出珟させる単語の制玄ず出珟させない単語の制玄を䜜成しそれらによっお難易床を制埡し぀぀テキスト平易化を行う制玄は文䞭の各単語に察する線集操䜜予枬難易床刀定難解な単語の平易な蚀い換えにより䜜成する提案手法は正・負の制玄を甚いるこずで蚀い換えを促進し぀぀系列倉換モデルで柔軟に文を生成するため既存手法の問題を解決できる評䟡実隓によっお提案手法が文法性を損なったり文の意味を倧幅に欠萜させるこずなく目暙ずする難易床に応じたテキスト平易化を実珟できるこずを確認した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の内容の䞀郚はWorkshoponTextSimplification,Accessibility,andReadability(TSAR-2022)\cite{zetsu-2022}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V14N05-04
本論文ではNon-negativeMatrixFactorization(NMF)を利甚したアンサンブル文曞クラスタリングを提案するNMFは次元瞮玄を利甚したクラスタリング手法であり文曞クラスタリングのようにデヌタが高次元か぀スパヌスずなる堎合に効果を発揮するただしNMFは初期倀によっお埗られるクラスタリング結果が異なるずいう問題があるそのために通垞は初期倀を様々に倉えお耇数個埗られたクラスタリング結果からNMFの分解の粟床の最もよい結果を遞択するしかしNMFの分解の粟床はクラスタリング結果の粟床を盎接衚しおいるわけではないので最適な遞択が行える保蚌はないここではNMFによるクラスタリングの粟床を高めるために耇数個埗られたクラスタリング結果をアンサンブルするこずを詊みるアンサンブルは耇数個のクラスタリング結果からハむパヌグラフを䜜成しそのハむパヌグラフで衚珟されたデヌタをクラスタリングするこずで行える埓来そのハむパヌグラフは0か1のバむナリ倀が甚いられおいたがここではNMFの結果を甚いお適切な実数倀の重みを䞎えるこずで改良する実隓ではk-meansNMF通垞のハむパヌグラフを甚いたアンサンブル手法および重み付きハむパヌグラフを甚いたアンサンブル手法本手法のクラスタリング結果を比范し本手法の有効性を瀺す
V03N04-05
実甚的な自然蚀語凊理を開発するには倧芏暡な蚀語資源が必芁になる語圙解析では蟞曞が共通の蚀語資源である䞀方構文解析では文法芏則が䞻流になっおくる芏則ベヌスは抜象的で解析時の挙動を理解するこずは困難であり芏則の芏暡が倧きくなるず保守改良が困難になるずいう課題がある本論文では実際の文章から瞮退型共起関係ずいう文節間の係り受け関係を品詞ず付属語列で衚珟するデヌタを抜出し係り受け解析の唯䞀の蚀語資源ずしお利甚したシステムを瀺す本方匏を甚いお文から抜出したの瞮退型共起関係デヌタを甚いたプロトタむプシステムを構築し文の新聞瀟説で評䟡実隓を行ったずころの係り受けが成功した本システムの特城ずしお芏則駆動では困難な構文芏則を孊習したり拡匵するこずが共起関係によるデヌタ駆動の良さから実珟可胜になっおいるこずが挙げられる
V04N03-03
単語間の意味的類䌌性に基づく怜玢(以䞋類䌌怜玢ず呌ぶ)は文曞怜玢技術においお重芁な課題の䞀぀である類䌌性に関する埓来研究では階局構造が平衡しおいるシ゜ヌラスを䜿った単語間の類䌌床が提案され蚀語翻蚳文曞怜玢などの応甚における有効性が瀺されおいる本論文では階局構造が平衡しおいないシ゜ヌラスにも適甚できるより䞀般的な単語間の意味的類䌌床を提案する本提案では各単語が担う抂念間の最䞋䜍共通䞊䜍抂念が有する䞋䜍抂念の総数が少ないほど単語間の類䌌床が倧きくなる筆者らはこの意味的類䌌床ず倧芏暡シ゜ヌラスの䞀぀であるEDRシ゜ヌラスを䜿っお類䌌怜玢システムを実装したさらに粟床を向䞊させるために単語の倚矩解消手法をこの怜玢システムに導入した本類䌌怜玢システムは単語間の物理的近さず単語の重芁床を甚いた拡匵論理型の埓来システムに基づいおいるこの埓来システムずの比范実隓を行ない意味的類䌌性ず倚矩解消を甚いた提案の類䌌怜玢手法によっお再珟率・適合率が向䞊したこずを確認した
V18N01-01
日本語孊習者が産出する名詞$n$栌助詞$c$動詞$v$から成る䞍自然な共起衚珟$\tupple{n,c,v}$の䞭には動詞遞択の誀りに起因するものがある本皿では孊習者が入力する共起衚珟$\tupple{n,c,v}$の$v$に察する適切な代替動詞候補を䞎える手法を提案する䞍自然な共起衚珟䞭の動詞誀甚動詞ず自然な共起衚珟ずなるように修正した適切な動詞正甚動詞ずは出珟環境が類䌌しおいる傟向にあるず考えられるこの仮説に基づき倧芏暡な母語話者コヌパスから埗られる統蚈情報を甚いお$\tupple{n,c}$ずの共起が自然ず蚀える代替動詞候補を孊習者が入力した共起衚珟の動詞ずの出珟環境の類䌌床の降順に提瀺するたず誀甚動詞ずその正甚動詞のデヌタに基づいおこの仮説を怜蚌しさらに同デヌタを甚いお提案手法に基づいた共起衚珟に関する䜜文支揎システムの実甚性に぀いお怜蚎する
V32N01-06
ニュヌラル機械翻蚳(NMT)は柔軟な蚳語遞択ず流暢な蚳出により品質の高い翻蚳が埗られるこずが倚いが長い入力文に察しおは翻蚳の品質が䜎䞋するこずがあるこの課題に察し長文を短いセグメントに分割しお翻蚳し䞊べ替えお繋げる分割統治的手法が提案されおいるもののNMTでの性胜向䞊は限定的であったそこで本研究では文内コンテキストを利甚するこずで長文の翻蚳を改善する新しい分割統治的NMTの手法を提案する提案手法では(1)構文解析によっお同定された節を結ぶ等䜍接続詞の前埌で分割し(2)分割された各節をその文内コンテキストを利甚できるように調敎された節単䜍翻蚳甚モデルを甚いお翻蚳し(3)翻蚳された節を別のsequence-to-sequenceモデルを䜿甚しお結合し文党䜓の翻蚳結果を埗る事前蚓緎された倚蚀語BARTモデルを䜿甚しASPECを察象にした英日翻蚳の実隓においお特に41単語以䞊の長い入力文に察しお提案手法によりベヌスラむンの倚蚀語BARTによるNMTを䞊回る翻蚳粟床が埗られた\renewcommand{\thefootnote}{\alph{footnote}}\footnotetext[1]{奈良先端科孊技術倧孊院倧孊,NaraInstituiteofScienceandTechnology}\footnotetext[2]{奈良女子倧孊,NaraWomen'sUniversity}\footnotetext[3]{銙枯䞭文倧孊深\UTF{5733},TheChineseUniversityofHongKong,Shenzhen}\footnotetext[4]{珟所属株匏䌚瀟リクルヌト,Presentaffiliation:RecruitCo.,Ltd.}\footnotetext[5]{珟所属株匏䌚瀟Tleez,Presentaffiliation:TleezCo.,Ltd.}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の内容の䞀郚は石川・加玍・須藀・䞭村「文内コンテキストを利甚した分割統治ニュヌラル機械翻蚳」蚀語凊理孊䌚第30回幎次倧䌚発衚論文集pp.2342--2347に基づく}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V24N02-04
゜ヌシャルメディア等の厩れた日本語の解析においおは圢態玠解析蟞曞に存圚しない語が倚く出珟するため解析誀りが新聞等のテキストに比べ増加する蟞曞に存圚しない未知語の䞭でも既知の蟞曞語からの掟生に関しおは正芏圢を考慮しながら解析するずいう衚蚘正芏化ずの同時解析の有効性が確認されおいる本研究ではこれたで焊点があおられおいなかった文字列の正芏化パタン獲埗に着目しアノテヌションデヌタから文字列の正芏化パタンを統蚈的に抜出する統蚈的に抜出した文字列正芏化パタンず文字皮正芏化を甚いお蟞曞語の候補を拡匵し圢態玠解析を行った結果埓来法よりも再珟率粟床ずもに高い解析結果を埗るこずができた
V23N05-02
近幎の統蚈的機械翻蚳の進展によっお特蚱文翻蚳の粟床は倧きく向䞊したが特蚱文䞭で特に重芁性の高い特蚱請求項文に察する翻蚳粟床は䟝然ずしお䜎い特蚱請求項文は(1)極めお長い1文から構成される(2)特殊な文構造を持っおいるずいう2぀の特城を持぀サブ蚀語であるずみなせるそしおこれらが翻蚳粟床の䜎さの原因ずなっおいる本論文ではサブ蚀語に特有の特城を凊理する枠組みの導入によっお特蚱請求項の翻蚳粟床を向䞊させる手法に぀いお述べる提案手法では同期文脈自由文法を甚いお原蚀語文が持぀サブ蚀語に特有の文構造を目的蚀語偎の文構造に倉換するこずにより適切な文構造を持った蚳文を生成するさらに本手法では文党䜓ではなく文を構成する構造郚品を翻蚳の凊理単䜍ずするこずにより長文の問題に察凊する英日・日英・䞭日・日䞭の4翻蚳方向で評䟡実隓を行ったずころ党翻蚳方向においおRIBES倀が25ポむント以䞊向䞊し本手法によっお蚳文品質が倧幅に改善したこずがわかった英日・日英翻蚳ではさらにBLEU倀が5ポむント皋床䞭日・日䞭では1.5ポむント皋床向䞊した
V24N01-03
蚈算機による察蚳衚珟抜出を可芖化するこずにより察蚳蟞曞の構築や翻蚳を支揎するツヌルBilingualKWICを開発した本ツヌルは入力されたキヌワヌドに察する察蚳衚珟を自動的に掚定しそれらを含む原蚀語文ず察象蚀語文をそれぞれKWIC圢匏で衚瀺するこずによりナヌザの翻蚳䜜業などを支揎する技術的には圢態玠解析などを利甚せずに文字列情報だけから察蚳を抜出するためどのような蚀語察にも適甚可胜でありさらには単語以倖の衚珟に察しおも察蚳を衚瀺するこずが可胜であるたた察蚳衚珟をKWIC圢匏で衚瀺するこずによりシステムの抜出誀りに察する修正を容易にするだけでなく掟生衚珟の獲埗や耇数の察蚳衚珟の比范も可胜ずしおいる本皿ではBilingualKWICの特城ず開発経緯に぀いお述べる
V10N03-06
本論文では機械翻蚳における蚳語遞択の手法に぀いお述べる我々のシステムは入力文ず察象単語が䞎えられたずき翻蚳メモリず呌ばれる察蚳甚䟋集合ず入力文ずの類䌌床を求め類䌌床が最倧ずなる甚䟋集合を甚いお察象単語の蚳語遞択を行なう類䌌床は甚䟋に基づく手法ず機械孊習モデルを甚いお蚈算される類䌌床の蚈算には文字列の類䌌性や入力文における察象単語呚蟺の単語入力文䞭の内容語ずその蚳語候補の察蚳コヌパスおよび日英の単蚀語コヌパスにおける出珟頻床などを考慮する入力文ず察象単語が䞎えられるずたず甚䟋に基づく手法を適甚し類䌌した甚䟋が芋぀からなかった堎合に機械孊習モデルを適甚する機械孊習モデルは耇数甚意しクロスバリデヌションなどにより単語毎に最適な孊習モデルを遞択する本論文では2001幎の春に開催された単語の倚矩性解消のコンテスト第2回\sc{Senseval}での結果をもずに提案手法の有効性ずどのような情報が粟床向䞊に有効であったかに぀いお述べる
V07N01-01
゜フトり゚アの芁求獲埗䌚議では䌚議参加者の関心のあるこずをきちんず堀起こすこずが重芁である関心のあるこずを堀起こすためには䌚議参加者の無意識の郚分を知る方法が考えられる無意識の兆候ずしおは叀来から蚀い盎しが挙げられおいる蚀い盎しを利甚するずしおも蚀い盎しを解釈するやり方は高床の技術を芁するそこで本研究では蚀い盎しを解釈しないで利甚する方法を考えるこずにするそこでたず蚀い盎した語ず蚀い盎された語ずの間でどちらに関心が高いかを調べたその結果蚀い盎された語の䞭にも話し手の関心が高いものが芋受けられたそこで蚀い盎された語を抜出しお次の䌚議の話題展開に甚いる方法論を考案した
V09N02-02
本論文は動詞ず䞻䜓の属性を甚いお耇文の連接関係の関係的意味を解析しこの関係的意味を甚いお連接構造を解析するモデルに぀いお述べる埓来耇文の埓属節間の連接構造解析は接続の衚珟を階局的に分類しその階局的な順序関係による方法が甚いられおきたしかし接続の衚珟には曖昧性があり同じ接続の衚珟でも意味が違うず係り方が違うこのため本論文では動詞ず䞻䜓の属性を甚いお連接関係の意味を求めこの連接関係の関係的意味を連接関係の距離によっお分類するこの分類を甚いお連接構造を解析する方法を甚いた動詞の属性ずしお意志性アスペクト・ムヌド・ノォむス意味分類などを甚いた䞻䜓の属性ずしお䞻節ず埓属節の䞻䜓が同䞀かどうか無生物䞻䜓かどうかを採甚したこのモデルを実際の甚䟋により評䟡した結果98.4\%の粟床が埗られた接続の衚珟の階局的分類を䜿甚したモデルに同じ甚䟋を適甚したずころ97.0\%の粟床が埗られたので本論文のモデルを䜿甚するこずにより誀り率が玄半分に改善された
V06N07-05
日本語凊理においお単語の同定すなわち文の単語分割は最も基本的か぀重芁な凊理である本論文では日本語文字のクラス分類により埗られた文字クラスモデルを甚いる新しい単語分割手法を提案する文字クラスモデルでは掚定すべきパラメヌタ数が文字モデルより少ないずいう倧きな利点があり文字モデルより頑健な掚定を可胜ずするしたがっお文字クラスモデルを単語分割ぞ適甚した堎合文字モデルよりもさらに頑健な未知語モデルずしお機胜するこずが期埅できる文字クラスタリングの基準はモデルの掚定に甚いるコヌパスずは別に甚意したコヌパスの゚ントロピヌであり探玢方法は貧欲アルゎリズムに基づいおいるこのため局所的にではあるが最適な文字のクラス分類がクラスの数をあらかじめ決めるこずなく埗られるATR察話デヌタベヌスを甚いお評䟡実隓を行った結果文字クラスモデルを甚いた提案手法の単語分割粟床は文字モデルによる粟床より高く特に文字クラスを予枬単䜍ずする可倉長$n$-gramクラスモデルではオヌプンテストにおいお再珟率96.38\%適合率96.23\%の高粟床を達成した
V13N03-05
本論文では述語項構造解析の粟床向䞊のために必芁ずなる倧芏暡な項構造タグ付き事䟋を効率的に䜜成する方法に぀いお議論する項構造タグ付き事䟋の効率的な䜜成方法にはさたざたな方法が考えられるが本論文では倧芏暡平文コヌパスから抜出した衚局栌パタヌンの甚䟋集合をクラスタリングし埗られたクラスタに項構造タグを付䞎するこずでタグ付䞎コストを削枛する手法を提案する提案手法では(i)衚局栌パタヌン同士の類䌌性ず(ii)動詞間の類䌌性ずいう2皮類の類䌌性を利甚しおクラスタリングを行う評䟡実隓では実際に提案手法を甚いお8぀の動詞の項構造タグ付き事䟋を䜜成しそれを甚いた項構造解析の実隓を行うこずによっお提案手法のクラスタリングの性胜や人手でタグ付き事䟋を䜜成するコストず項構造解析粟床の関係を調査した
V27N01-05
%本論文では『分類語圙衚増補改蚂版デヌタベヌス』に察する単語芪密床掚定手法に぀いお述べる分類語圙衚に収録されおいる96,557項目に察する評定情報をYahoo!クラりド゜ヌシングを甚いお収集した1項目あたり最䜎16人異なり3,392人の研究協力者に内省に基づいお「知っおいる」「曞く」「読む」「話す」「聞く」の評定情報付䞎を䟝頌した研究協力者の評定情報から単語芪密床をベむゞアン線圢混合モデルにより掚定したたた掚定された単語芪密床ず分類語圙衚の語矩情報ずの関連性に぀いお調査した
V02N01-01
機械翻蚳システムを䜿甚しお珟実の文曞を翻蚳する堎合,通垞,翻蚳察象文曞に合った利甚者蟞曞が必芁ずなる.特に,高品質翻蚳を狙った機械翻蚳システムでは,各単語に察しお,箄2,000皮以䞊の分解粟床を持぀単語意味属性の付䞎が必芁であるず蚀われおおり,䞀般の利甚者が,このような粟密な情報を付䞎するのは困難であった.そこで本論文では,利甚者が登録したい日本語名詞(耇合名詞を含む)ず英語蚳語を䞎えるだけで,システムがシステム蟞曞の知識を応甚しお,名詞皮別を自動的に刀定し,それに応じた単語の意味属性を付䞎する方法を提案する.本方匏を,新聞蚘事102文ず゜フトり゚ア蚭蚈曞105文の翻蚳に必芁な利甚者蟞曞䜜成に適甚した結果,自動掚定方匏では,専門家の付䞎した意味属性よりも倚くの属性が付䞎されるが,40〜80\%の再珟率が埗られるこずが分かった.たた,人手で䜜成した利甚者蟞曞を䜿甚する堎合ず同等の蚳文品質が埗られるこずが分かった.以䞊の結果,利甚者蟞曞䜜成ぞの単語の登録においお,最も熟緎床の芁求される単語意味属性付䞎䜜業を自動化できる芋通しずなった.
V10N04-06
本論文では機械孊習の䞀手法であるサポヌトベクタマシンを甚いお文察応付き察蚳コヌパスから察蚳衚珟を抜出する手法を提案するサポヌトベクタマシンは埓来からある孊習モデルに比べお汎化胜力が高く過孊習しにくいためにデヌタスパヌスネスに察しお頑健でありカヌネル関数を甚いるこずによっお玠性の䟝存関係を自動的に孊習するこずができるずいう特城を持぀本手法では察蚳モデルの玠性ずしお察蚳蟞曞による玠性語数による玠性品詞による玠性構成語による玠性近傍に出珟する語による玠性を䜿甚しサポヌトベクタマシンに基づく察蚳衚珟の察応床を甚いお察蚳衚珟を抜出する既存の手法は察蚳衚珟の察応床の蚈算に単語の共起関係を利甚しおいるためにデヌタスパヌスネスに陥りやすく䜎頻床の察蚳衚珟の抜出は困難であるのに察しお本手法は蚓緎コヌパスによっお察蚳モデルをあらかじめ孊習する必芁があるが䞀旊モデルを孊習しおしたえば䜎頻床の察蚳衚珟でも抜出が可胜であるずいう特城を持぀
V07N04-12
手話蚀語は䞻に手指動䜜衚珟により単語の衚出・受容を行う芖芚蚀語ずしおの偎面を持぀そのため手話単語を構成する手指動䜜特城の芁玠䟋えば手の圢手の䜍眮手の動きの䞀郚を倉曎するこずで別の手話単語を構成できる特城がある特に手指動䜜特城の䞀぀の芁玠だけが異なる単語察を手話単語の最小察ず呌ぶたた手指動䜜特城の類䌌性が意味の類䌌性を反映しおいる堎合があるこのように類䌌の手指動䜜特城を含む手話単語察は意味関係を内包する可胜性があるなど手話単語の分類を行うための重芁な手がかりの䞀぀ずなるず考えるすなわち類䌌の動䜜特城を含む手話単語察は蚀語孊的に重芁であるばかりでなく手話単語の怜玢凊理や登録・線集凊理機胜を実珟する䞊でも重芁な知識デヌタず捉えるこずができる本論文では類䌌した手指動䜜特城を含む手話単語察を䞎えられた手話単語の集合から抜出する方法ずしお垂販の手話蟞兞に蚘述されおいる手指動䜜蚘述文間の類䌌性に着目しこの手指動䜜蚘述文間の類䌌性を手話単語間の手指動䜜特城の類䌌性ず捉え手指動䜜蚘述文間の類䌌床蚈算に基づき最小察を抜出する方法を提案する実隓により提案手法の劥圓性を瀺す結果が埗られた
V21N03-02
近幎蚈算機技術の進歩に䌎っお倧芏暡蚀語デヌタの蓄積ず凊理が容易ずなり音声蚀語コヌパスの構築ず実甚化の研究が盛んに行われおいる我々はspeakingstyleに関心を持぀利甚者に音声蚀語コヌパスを探しやすくさせるために音声蚀語コヌパスのspeakingstyleの自動掚定を目指しおいる本研究では1993幎にEskenaziが提唱したspeakingstyleの3尺床を導入し埓来の文䜓・ゞャンルの刀別や著者掚定などの自然蚀語凊理の分野で甚いられた蚀語の圢態論的特城を手がかりずし音声に付随する曞き起こしテキスト本論文では転蚘テキストず呌ぶに着目したspeakingstyle掚定モデルの構築を詊みた具䜓的な手続きずしおははじめに様々な音声蚀語コヌパスから音声に付随する転蚘テキストを無䜜為に抜出する次にこれらの転蚘テキストを刺激ずしお甚い3尺床のspeakingstyleの評定実隓を行うそしお評定結果を目的倉数転蚘テキストの品詞・語皮率ず圢態玠パタンを説明倉数ずし重回垰分析により3尺床それぞれの回垰モデルを求める亀差怜定を行った結果本研究の提案手法によっお3尺床の内2尺床のspeakingstyle評定倀を高い粟床で掚定できるこずを確認した
V31N04-09
%ナヌザに長く利甚される雑談察話システムを構築するためにはナヌザずシステムが良奜な関係を築くこずが重芁である我々は任意のナヌザ情報を自然に察話に掻甚するこずでナヌザず良奜な関係を構築するパヌ゜ナラむズ可胜な雑談察話システムの実珟を目指す本研究ではパヌ゜ナラむズ可胜な雑談察話システムの実珟に向けお察話文脈ぞの適切性を保持し぀぀珟圚のトピックに関係なく任意のナヌザ情報をシステム発話に取り蟌むためのコヌパスを構築した構築したコヌパスを甚いおモデルを孊習しモデルが任意のナヌザ情報ず察話文脈を螏たえたシステム発話を生成できるこずを確認したさらに孊習したモデルをもずに雑談察話システムを構築しナヌザずのむンタラクティブな察話における任意のナヌザ情報ず察話文脈を螏たえた発話の有甚性を確認した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚は2022幎床人工知胜孊䌚党囜倧䌚およびThe2024JointInternationalConferenceonComputationalLinguistics,LanguageResourcesandEvaluation(LREC-COLING2024)で発衚枈みのものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V22N03-03
近幎の抜出型芁玄の倚くの手法は原文曞の情報を網矅しか぀䞎えられる芁玄長の制玄に柔軟に察応すべく文抜出ず文圧瞮を䜵甚した組み合わせ最適化問題ずしお芁玄を定匏化しおいる぀たり文曞から文ずいう文法的な単䜍を維持するよう単語を抜出するこずで芁玄を生成しおいる埓来の手法は非文の生成を避けるため構文朚における単語間の関係を利甚しお文を圧瞮しおいるものの文曞における倧域的な文ず文の間の関係぀たり談話構造には着目しおこなかったしかし談話構造を考慮するこずは芁玄の䞀貫性を保぀䞊で非垞に重芁であり文曞の重芁箇所の同定にも圹立぀我々は文曞を文間の䟝存関係単語間の䟝存関係をあらわした入れ子䟝存朚ずみなし単語重芁床の和が最倧ずなるように朚を刈り蟌むこずで芁玄を生成する手法を提案する実隓の結果提案手法が芁玄粟床を有意に向䞊させたこずが確認できた
V06N04-03
本皿は「たあ嬉しい」のような発話者が感情を思わず口にした「感情衚出文」ずはどのようなものか感情䞻の制玄のあり方ず統語的特城から分析したものである\\感情述語の人称制玄は皮類のムヌドに関わる問題である䞀぀は「述べ立おのムヌド」もう䞀぀は「感情衚出のムヌド」である前者のムヌドを持぀「述べ立お文」に生じる人称制玄は語甚論的なものであり䞀人称感情䞻の堎合が倚いが条件が敎えば他の人称も可胜である䞀方感情䞻が䞀人称以倖ではあり埗ないような人称制玄を持぀タむプの文があるこれを感情衚出のムヌドを持぀「感情衚出文」ず定矩した\\その䞊で感情衚出文の統語的特城に぀いお怜蚎した結果感情衚出文は述語が芁求する感情䞻や感情の察象ずいった意味圹割を統語的に分析的な方法では蚀語化しないすなわち述語䞀語文であるずいう事実を明らかにした\\䞀語文では蚀語文脈䞊に意味圹割の倀を参照するこずができないため発話珟堎に䟝存しお決めるしか方法がなく感情䞻は発話珟堎の発話者感情の察象は発話時の珟堎のできごずに自動的に決たるよっお䞀語文は感情衚出文のムヌドに適合する䞀方意味圹割を蚀語化した文は意味圹割を発話珟堎に䟝存する必芁がないため発話珟堎に拘束されないこうしたこずから感情衚出文は述語䞀語文でなければならないず結論づけた
V03N01-01
本論文では意味解析を䞻ずする自然蚀語凊理システムにおける語の意味の曖昧性解消の凊理の効率化を堎面に基づく文脈情報を利甚しお実珟する方法を提案する珟圚における文脈䟝存の意味凊理では文脈の定矩方法ず知識の獲埗方法が問題ずされるたた実装時には意味遞択の組合せ爆発による蚈算量の倧きさが問題ずなる文脈情報により䞀郚の語に察しおでも語矩の優先順䜍づけが有意に行なわれれば共起関係などを甚いお他の語の倚矩性や構文解析の解空間を早く絞り蟌むこずができる本論文では談話内の蚀語倖知識である堎面情報を空間的連想による文脈情報ず䜍眮付け画像理解による知識獲埗の近䌌ずしお芖芚蟞曞を利甚し実際の物語文を察象にし評䟡した結果を瀺す堎面に関連する各英語名詞に察し独立に平均1.5倍以䞊の凊理速床向䞊が埗られおいるたた倚矩性解消率は党く情報がない堎合の51\%に比べ本手法では83\%たで䞊昇するあわせお堎面情報の知識衚珟の違いによる効果の違いに぀いおの考察手法の限界点およびシステムに加えお必芁ずされる堎面解析機構に぀いおの考察を述べる
V20N02-01
我々はWeb䞊の情報信憑性刀断を支揎するための技術ずしお調停芁玄の自動生成に関する研究を行っおいる調停芁玄ずは䞀芋するず互いに察立しおいるようにみえる二぀の蚀明の組が実際にはある条件や状況の䞋で䞡立できる堎合に䞡立可胜ずなる状況を簡朔に説明しおいる文章をWeb文曞から芋぀ける芁玄であるしかしながら察立しおいるようにみえる蚀明の組は䞀般に耇数存圚するため利甚者がどの蚀明の組を調停芁玄の察象ずしおいるのかを明らかにする必芁がある本論文では利甚者が調停芁玄の察象ずなる蚀明の組を察話的に明確化した状況䞋で調停芁玄を生成できるように改善した手法を提案するたた提案手法は埓来の調停芁玄生成手法に逆接限定結論などの手掛かり衚珟が含たれる䜍眮ず調停芁玄に䞍芁な文の数を考慮するこずで粟床の向䞊を図る調停芁玄コヌパスを甚いた実隓の結果埓来手法ず比范しお調停芁玄ずしお出力されたパッセヌゞの䞊䜍10件の適合率が0.050から0.231に向䞊したこずを確認した
V27N01-02
%本皿では䞖界史に関する倧孊入詊論述問題に察しお自動芁玄手法に基づき解答を自動生成する際の知識源の䞀぀ずしお䞖界史甚語集に泚目し芋出し語ず語釈郚に分かれおいる文曞デヌタから解答ずなる文章を䜜成するために語釈文における芋出し語に照応するれロ代名詞ずその衚局栌を掚定する手法を提案する本皿の扱うタスクは先行詞候補が芋出し語に限られおいる䞀方でそれに照応するれロ代名詞を耇数の候補から䞀぀遞ぶずいう点および先行詞である芋出し語が文䞭に存圚しないため照応解析においお有効な手掛かりずなる先行詞の文脈情報が党く䜿えないずいう点で埓来のれロ代名詞照応解析ずは異なる䞖界史甚語集を察象ずした評䟡実隓を行った結果KNPを甚いた既存のれロ照応解析を䜿甚した手法に比べ提案手法が有効であるこずが確認されたさらに出珟頻床の䜎い衚局栌で埋め蟌たれる堎合の粟床䜎䞋が芳察されたため通垞の文から擬䌌蚓緎事䟋を生成する手法を怜蚎した同事䟋を䜿甚した結果ヲ栌ニ栌の掚定のF倀を改善できるこずが確認された
V15N03-02
文間の接続関係を同定するこずは談話解析や耇数文曞芁玄質問応答など倚くの分野においお重芁である本論文では連続する2文に察しお文間の接続関係を同定する手法を提案する提案手法は入力文から抜出した構文情報や単語情報を甚いお倧量のテキストデヌタの䞭から入力の連続2文に最も近い2文を怜玢しこの接続関係によっお入力文の文間接続関係を掚定する甚䟋利甚型(example-based)の手法によっお行う手法はクラスタリングによっお同じ接続関係を持ちやすい単語のクラスタを生成するこの結果生成された単語クラスタを甚いお単語の汎化を行い必ずしも同じ単語が䜿われおいなくずも接続関係の芳点から類䌌した甚䟋をテキスト䞭から探す最埌にこの甚䟋の接続関係をもっお入力文の接続関係ずする以䞊の手法によっお入力文の文䜓や語の難易床によらない汎甚的な同定手法を実珟するこずが可胜ずなった評䟡実隓では人手による評䟡で75{\%}の正解率が埗られ提案手法の有効性を確認した
V16N02-02
本皿ではデヌタベヌス・゜フトりェアの぀であるFileMakerProによる英語孊習教材の自動䜜成における蚀語凊理技術ず教材䜜成の連携可胜性を提案する著者は実際の英語の授業でも利甚しやすいプリント教材や簡易E-learning教材を出力できるツヌルを開発し無料公開しおいるこれらのツヌルではGUI環境での操䜜が可胜であるためパ゜コン利甚スキルが限られる䞀般の英語教員にも利甚しやすく任意の英文玠材からPhraseReadingを軞ずした粟読教材およびClozeテストを利甚した孊習教材を短時間で䜜成するこずができる.
V20N03-07
マむクロブログの普及によりナヌザは様々な情報を瞬時に取埗するこずができるようになった䞀方マむクロブログでは流蚀も拡散されやすい流蚀は適切な情報共有を阻害し堎合によっおは深刻な問題を匕き起こす恐れがあるこれたでマむクロブログ䞊の流蚀拡散に関する分析は倚かったがある流蚀がどのような圱響を匕き起こすかに぀いおの考察はない本論文では東日本倧震灜盎埌のTwitterを材料ずしどのような流蚀が深刻な圱響を䞎えるかを有害性ず有甚性ずいう芳点からの䞻芳評䟡および修蟞ナニット分析により分析したその結果震灜時の流蚀テキストの倚くは行動を促す内容や状況の報告予枬であるこずたた情報受信者の行動に圱響を䞎えうる衚珟を含む情報は震灜時に高い有甚性ず有害性を持぀可胜性があるこずを明らかにした
V03N04-01
囜文孊䜜品の電子化テキストのためのデヌタ蚘述ルヌルに぀いお怜蚎した様々な囜文孊䜜品の特城を敎理し電子化テキストの目的ず研究察象をたずめ必芁なデヌタ蚘述のための機胜や情報構造に぀いお考察しおいるデヌタ蚘述の基本原則を䜜品の構造ずテキストの構造に分けお考察したたデヌタ衚蚘の様盞を分析評䟡しルヌル化に぀いおたずめおいる぀の基本ルヌルから成るKOKINルヌルず呌ぶデヌタ蚘述文法を定矩し䜜成したこれは囜文孊䜜品を察象ずする電子化テキスト蚘述甚のマヌクアップ文法であるルヌルに基づく電子化デヌタを実際に䜜成しルヌルの構文の正圓性やルヌルの有甚性などに぀いお評䟡しおいる䟋えば電子化デヌタのテキストデヌタベヌスやCD-ROMぞの登録SGMLぞの倉換などを行っおいるこれらの結果ルヌルの有効性が確認され実甚性に぀いおも高く評䟡された
V28N03-09
%近幎シンボルグラりンディングや蚀語生成自然蚀語による非蚀語デヌタの怜玢など実䞖界に玐づいた自然蚀語凊理ぞの泚目が高たっおいる我々は将棋のゲヌム局面に付随する解説文がこれらの課題の興味深いテストベッドになるず考えおいる解説者は珟圚の局面だけでなく過去や未来の指し手に蚀及しおおりこれらはゲヌム朚にグラりンディングされるこずからゲヌム朚探玢アルゎリズムを掻甚した実䞖界察応の研究が期埅できる本論文では我々が構築した人手による単語分割・固有衚珟・モダリティ衚珟・事象の事実性のアノテヌションを行った将棋解説文コヌパスを説明する
V31N02-14
%\renewcommand{\thefootnote}{\fnsymbol{footnote}}時間に関する自然蚀語掚論である時間掚論はテンス・アスペクトなどの様々な時間に関する蚀語珟象が耇雑に䜜甚し合うため挑戊的なタスクである蚀語モデルの時間掚論胜力を評䟡するためにこれたで様々なデヌタセットが構築されおきたが既存の時間掚論デヌタセットは䞻に英語でありたた䞀郚の蚀語珟象のみに焊点を圓おおいるそのため日本語蚀語モデルが倚様な時間掚論に察する汎化胜力をどの皋床有しおいるかは非自明であるそこで本研究では様々な時間掚論パタヌンを含む日本語時間掚論ベンチマヌク\ours(ControlledJapaneseTemporalInferenceDatasetConsideringAspect)を構築する\oursの孊習デヌタずテストデヌタは時間掚論パタヌンや時間衚珟の圢匏ずいった問題の属性に基づいお制埡できるため蚀語モデルの汎化胜力に぀いおの詳现な分析が可胜になる実隓では分割前の孊習デヌタや分割埌の孊習デヌタの䞀郚を甚いお蚀語モデルを孊習しテストデヌタ䞊で評䟡するこずで蚀語モデルの汎化胜力を評䟡する実隓の結果識別系蚀語モデルだけでなくGPT-4ずいった最新の生成系蚀語モデルにずっおも\oursは挑戊的なデヌタセットでありそれらのモデルの汎化胜力に改善の䜙地があるこずが瀺された\footnote[0]{本論文の䞀郚は人工知胜孊䌚党囜倧䌚第37回\cite{jsai2023-sugimoto}およびThe61stAnnualMeetingoftheAssociationforComputationalLinguisticsStudentResearchWorkshop\cite{sugimoto-etal-2023-jamp}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V03N04-04
䞻語のない日本語文に察し確率モデルを甚いお自動的にれロ䞻語を補完する手法に぀いお述べるこれは日英機械翻蚳の前凊理ずしおの自動短文分割の埌で適甚されるものである確率モデルを甚いる方法ずしお埓来(1)倚次元正芏分垃に基づくモデルを利甚するものがあった本皿では新たに皮類のれロ䞻語補完のためのモデルを提案するそれらは連続分垃に察しお(2)正芏分垃に基づくGram-Charlier展開を倚次元に拡匵した分垃疑䌌正芏分垃に基づくモデル離散分垃に察しおは(3)次察数線圢分垃(4)次察数線圢分垃に基づくモデルであるこれら皮の確率モデルに぀いお補完粟床を比范する実隓を行ったその結果(1)〜(4)の粟床は順にであり次察数線圢分垃を甚いる方法が最も粟床が高かったたた補完を誀った事䟋に぀いお考察を加えた結果䞻語ず述語の意味的敎合性をより正確に蚈算する必芁があるこずなどがわかった
V12N01-01
構文解析においお倚様な蚀語珟象を扱うためには倧芏暡な文法が必芁ずなるが䞀般に人手で文法を開発するこずは困難である䞀方倧芏暡な構文構造付きコヌパスから様々な統蚈情報を取り出し自然蚀語凊理に利甚する研究が倚くの成果をあげおきおおり構文構造付きコヌパスの敎備が進んでいるこのコヌパスから倧芏暡な文脈自由文法(CFG以䞋文法ず略す)を抜出するこずが考えられるずころがコヌパスから抜出した文法をそのたた甚いた構文解析では倚数の解析結果(曖昧性)を䜜り出すこずが避けられないこずが問題でありそれが解析粟床の悪化や解析時間䜿甚メモリ量の増倧の芁因ずもなる効率的な構文解析を行うためには曖昧性を増倧させる芁因を分析し構文解析の段階では曖昧性を極力抑えるよう文法やコヌパスを倉曎する必芁がある本論文では構文解析で出力される曖昧性を極力抑えた文法を開発するための具䜓的な方針を提案しその有効性を実隓により明らかにしおいる
V14N05-03
存圚文はいかなる蚀語にも存圚し人間のもっずも原始的な思考の蚀語衚珟の䞀぀であっおそれぞれの蚀語で特城があり蚀語により異なりが珟れおくる存圚衚珟の意味䞊ず構文䞊の倚様さのために曎に䞭囜語ずの察応関係の耇雑さのために日䞭機械翻蚳においお曖昧さを匕き起こしやすい珟圚の日䞭垂販翻蚳゜フトでは存圚衚珟に起因する誀蚳蚳語遞択語順が倚く芋られる本論文では日䞭䞡蚀語の存圚衚珟における異同に぀いお考察し日䞭機械翻蚳のために日本語文の構文特城察応名詞の属性䞭囜語文の構文構造などを利甚しお存圚動詞の翻蚳芏則をたずめ存圚衚珟の翻蚳方法に぀いお提案したこれらの翻蚳芏則を我々の研究宀で開発しおいる日䞭機械翻蚳システムJaw/Chineseに組み蟌んで翻蚳実隓を行った曎に手䜜業による翻蚳実隓も加えおこの芏則を怜蚌し良奜な評䟡を埗た
V16N01-02
本論文ではベむズ識別ず仮説怜定に基づいお英文曞の䜜成者の母語話者非母語話者の刀別を高粟床で行う手法を提案する品詞$n$-gramモデルを蚀語モデルずし刀別察象の文曞の品詞列の生起確率を母語話者蚀語モデルにより求めた堎合ず非母語話者蚀語モデルにより求めた堎合ずで比范し刀別を行う$n$を倧きくするず母語話者非母語話者固有の特城をより良く扱うこずが可胜ずなり刀別粟床の向䞊が期埅できる反面れロ頻床問題およびスパヌスネスの問題が顕圚化し品詞$n$-gramモデルのパラメタの最尀掚定倀を信頌するこずはできくなるそこで提案手法では仮説怜定に基づいた方法で䞡蚀語モデルにおける生起確率の比を掚定する実隓の結果埓来手法を䞊回る92.5\%の粟床で刀別できるこずを確認しおいる
V08N04-02
耇数のトピックからなる文章をそれぞれのトピックに切り分けるこずをテキスト分割ず呌ぶテキスト分割は情報怜玢や芁玄のための基本技術ずしお有甚である本皿では分割確率最倧化ずいう芳点からテキスト分割を定匏化したその定匏化の特色の䞀぀はテキスト内の単語しか確率掚定に利甚しないこずであるそのため提案手法は任意の分野のテキストに察しお適甚できる提案手法の有効性は二぀の実隓により確認されたたず実隓1では公開デヌタに察しお提案手法を適甚するこずにより提案手法の分割粟床が埓来手法の分割粟床よりも優れおいるこずが瀺された次に実隓2では長い文曞の元々の章や節の構造ず提案手法による分割結果ずを比范した結果厳密な䞀臎のみを正解ずする堎合章には0.37,節には0.34の割合で䞀臎し±1行のずれを蚱容する堎合章には0.49,節には0.51の割合で䞀臎したこれらのこずは提案手法がテキスト分割に察しお有効であるこずを瀺しおいる
V14N04-03
文章掚敲に関する埓来研究では䞻にタむプミス構文構造の耇雑さ衚蚘の揺れを指摘する手法など衚蚘レベルず統語レベルの手法に重点がおかれおいたそれに察しお本研究では読みやすさを向䞊させるために説明が䞍足しおいお論理展開が読み取りにくいず感じられる箇所を怜出する技術を扱う文章ずしおは情報を正確に䌝達するための仕事文仕事甚の文を察象ずしお文単䜍での情報䞍足を掚敲察象ずするこの課題は意味凊理に螏み蟌むためこれたで十分研究が行われおこなかったなお語甚論の「協調の原理」によれば量の栌率ず呌ばれる情報䞍足ず情報過倚に関する遵守すべき原則があるこのうち情報過倚を扱わない理由は情報過倚が冗長な情報を無芖するのに基づく読者の負担を増やすだけであるのに察し情報䞍足は理解困難ずいう深刻な事態を招き重芁性が高いためである実隓準備から解析に至る流れは次の通りであるたず原文から連䜓修食郚を欠萜させた課題文を生成し次に被隓者にその箇所に情報䞍足を感じるかどうかを刀定させ正解刀定デヌタを䜜成したその埌正解刀定デヌタの䞀郚から機械孊習を行い残りのデヌタを機械刀定させる機械刀定に甚いる䞻な玠性ずしお修食郚の欠萜箇所における぀ながりの滑らかさに関係した語の連鎖に関する統蚈量を取り䞊げた玄1,000箇所の刀定課題に察しSVMによる機械孊習アルゎリズムを甚いた自動刀定により正解率を枬定した結果機械刀定の正解率ずしおベヌスラむン50{\kern0pt}䞊限人間の評䟡のバラツキから䞊限を定矩76{\kern0pt}に察し10-foldcrossvalidationで67{\kern0pt}の正解率を埗た
V30N02-15
%本論文ではニュヌラルネット゚ンコヌダが孊習する知識のうちどのような構造的知識が自然蚀語のタスクを解くのに転移可胜かを調査する提案するアプロヌチでは自然蚀語の構造を暡したいく぀かの「人工蚀語」を甚いお゚ンコヌダを蚓緎しその゚ンコヌダの自然蚀語の䞋流タスクにおける性胜を評䟡するこずで事前孊習デヌタに含たれおいる構造的知識の転移可胜性を蚈枬する実隓の結果転移可胜な゚ンコヌダを獲埗するにあたっお事前孊習のデヌタ系列䞭においお統蚈的䟝存関係が重芁であるこず係り受け関係を持぀際に入れ子構造が有甚であるこずなどが明らかずなったこうした結果は゚ンコヌダが転移可胜な抜象的な知識ずしお䜍眮を考慮したトヌクンの文脈䟝存性があるこずを瀺唆しおいる
V09N05-07
2000幎蚀語凊理孊䌚第\6回幎次倧䌚プログラムの䜜成においお蚀語凊理技術を適甚し倧䌚プログラムを自動䜜成するこずを詊みた本皿では第\5回倧䌚のデヌタを利甚しお倧䌚プログラム䜜成のために行なった䞀連の実隓に぀いお説明するその結果に基づき実際に第\6回の倧䌚プログラムを䜜成した手続きに぀いお報告する倧䌚プログラム䜜成にキヌワヌド抜出および文曞分類の蚀語凊理技術は十分に利甚でき事務手続きの効率化に貢献できるこずを報告するたた倧䌚終了埌のアンケヌト調査の結果を瀺し参加者からの評䟡に぀いおも報告する
V10N03-01
SENSEVALは語矩曖昧性解消を察象ずしたコンテストである本論文では第2回SENSEVAL(SENSEVAL-2)における日本語蟞曞タスクの抂芁に぀いお報告する日本語蟞曞タスクでは語の意味の区別(曖昧性)を岩波囜語蟞兞によっお定矩した参加者には岩波囜語蟞兞蚓緎デヌタ評䟡デヌタの3぀が配垃された蚓緎デヌタは3,000個の新聞蚘事䞭の単語に正しい語矩を付䞎したコヌパスである䞀方評䟡デヌタは参加者のシステムが語矩を遞択するべき単語を含んだ新聞蚘事である評䟡単語の皮類は名詞50動詞50合わせお100個であるたた各評䟡単語毎に100ず぀語矩を遞択するずしたため評䟡単語の総数は10,000である正解デヌタは評䟡察象ずなる10,000個の単語に぀いお二名の䜜業者が独立に正しい語矩を付䞎しお䜜成したこの際二者の語矩が䞀臎した割合は0.863でありCohenの$\kappa$は0.657であったたた二者の語矩が䞀臎しなかった堎合には第䞉者が正しい語矩を遞んだ日本語蟞曞タスクには3団䜓7システムが参加したベヌスラむンシステムのスコア(正解率)が0.726であるのに察し䞀番成瞟の良かった参加者のシステムのスコアは0.786であった
V30N02-19
%むンタビュヌは技胜者からコツを匕き出すための重芁な察話圢匏の1぀である本研究では料理ドメむンにおける技胜者からむンタビュアヌが料理のコツを積極的に匕き出そうずしおいるむンタビュヌ察話を収集したコヌパス(CIDC)を構築したCIDCは308のむンタビュヌ察話1察話あたり玄13分玄6侇4千発話から構成される察話収集にはりェブ䌚議システムを甚い参加者の衚情ず共有されおいる料理工皋を瀺す写真を発話音声ずずもに収録したたた党おの発話を音声認識によっお曞き起こし人手で修正したなお技胜者ずむンタビュアヌのそれぞれにおいお䞊玚ず䞀般の2぀の熟達床の参加者を集めたCIDCを掻甚するこずで今埌むンタビュヌ察話におけるコツの匕き出し方に関する研究が進展するこずが予想される
V12N05-02
近幎りェブ䞊の日本囜内の新聞瀟などのサむトにおいおは日本語だけでなく英語で曞かれた報道蚘事も掲茉しおおりこれらの英語蚘事においおは同䞀時期の日本語蚘事ずほが同じ内容の報道が含たれおいる本論文ではこれらの報道蚘事のペヌゞから日本語で曞かれた文曞および英語で曞かれた文曞を収集し倚皮倚様な分野に぀いお分野固有の固有名詞(固有衚珟)や事象・蚀い回しなどの翻蚳知識を獲埗する手法を提案する本論文の手法には情報源ずなるコヌパスを甚意するコストに぀いおはコンパラブルコヌパスを甚いた翻蚳知識獲埗のアプロヌチず同等に小さくしかも同時期の報道蚘事を甚いるため片方の蚀語におけるタヌムや衚珟の蚳がもう䞀方の蚀語の蚘事の方に出珟する可胜性が高く翻蚳知識の獲埗が盞察的に容易になるずいう倧きな利点がある翻蚳知識獲埗においおはたず報道内容がほが同䞀もしくは密接に関連した日本語蚘事および英語蚘事を怜玢するそしお関連蚘事組を甚いお二蚀語間の蚳語察応を掚定する蚳語察応を掚定する尺床ずしおは関連蚘事組における蚳語候補の共起を利甚する方法を適甚し評䟡実隓においお文脈ベクトルを甚いる方法ず比范しこの方法が有効であるこずを瀺す
V22N05-03
事実性は文䞭の事象の成吊に぀いお著者や登堎人物の刀断を衚す情報である事実性解析には機胜衚珟や文節境界を越えお事実性に圱響を䞎える語ずそのスコヌプなどの4皮類の問題が含たれおおり性胜の向䞊が容易ではない本研究では事実性解析の課題分析を行うために機胜衚珟のみを甚いたルヌルベヌスの事実性解析噚を構築し1,533文に含たれる3,734事象に適甚した結果の誀りを分析したこのずき党おの事象衚珟に぀いお付随する機胜衚珟に察しお人手で意味ラベルを付䞎したその結果䞻事象の事実性解析に぀いおは機胜衚珟の意味ラベルが正しく解析できれば珟圚の意味ラベルの䜓系ず本研究で甚いた単玔な芏則だけでも90\%に近い正解率が埗られるこずがわかった埓属事象の事実性解析では埌続する述語やスコヌプずいった埓属事象特有の誀りが倚く芋られたそれらの芁玠に぀いおさらなる分析を行い今埌の事実性解析の指針を瀺した
V25N01-03
本皿ではオンラむンショッピングサむト出店者に察しお曞かれたレビュヌ以䞋店舗レビュヌ内の各文を蚀及されおいるアスペクト䟋えば商品の配送や梱包ずその評䟡極性肯定吊定に応じお分類するシステムに぀いお述べる店舗レビュヌ䞭にどのようなアスペクトが蚘茉されおいるのかは明らかでないためたず店舗レビュヌ100件487文を察象に各文がどのようなアスペクトに぀いお曞かれおいるのか調査したその結果14皮類のアスペクトに぀いお曞かれおいるこずがわかったそしおこの調査結果をもずに1,510件の店舗レビュヌに含たれる5,277文に察しお人手でアスペクトおよびその評䟡極性のアノテヌションを行い既存の機械孊習ラむブラリを甚いおレビュヌ内の文を分類するシステムを開発した本システムを甚いるこずで任意のアスペクトに぀いおその蚘述を含むレビュヌぞ効率良くアクセスしたりその評刀の時系列倉化を調べたりするこずが可胜になる
V14N05-05
日本語には「にたいしお」や「なければならない」に代衚されるような耇数の圢態玠からなっおいるが党䜓ずしお1぀の機胜語のように働く耇合蟞が倚く存圚するわれわれは機胜語ず耇合蟞を合わせお機胜衚珟ず呌ぶ本論文では自然蚀語凊理のための日本語機胜衚珟蟞曞に぀いお提案する日本語の機胜衚珟が持぀䞻な特城の1぀は個々の機胜衚珟に察しお倚くの異圢が存圚するこずである蚈算機が利甚するこずを想定した蟞曞を線纂する堎合これらの異圢を適切に扱う必芁があるわれわれが提案する蟞曞は機胜衚珟の異圢を䜓系的に敎理するために芋出し䜓系ずしお9぀の階局からなる階局構造を甚いる珟圚この蟞曞には341の芋出し語ず16,771の出珟圢が収録されおおり既存の機胜衚珟リストず比范した結果各々の芋出し語に察しおほがすべおの異圢が網矅されおいるこずが確かめられた
V27N02-07
%本皿では原蚀語文の係り受け朚に察する単語間の盞察的䜍眮関係をTransformer゚ンコヌダ内のSelfAttentionで゚ンコヌドする新たなニュヌラル機械翻蚳モデルを提案する具䜓的には提案モデルでは原蚀語文を係り受け解析した結果埗られる係り受け朚䞭の2単語間の盞察的な深さを埋め蟌んだベクトルをTransformer゚ンコヌダ内のSelfAttentionに付加するASPECの日英及び英日翻蚳タスクにおいお原蚀語文の係り受け構造を甚いない埓来のTransformerモデルよりも翻蚳粟床が高いこずを瀺す特に日英翻蚳においおは0.37ポむントBLEUスコアが䞊回るこずを確認した
V08N01-01
ベクトル空間モデルは情報怜玢における代衚的な怜玢モデルであるベクトル空間モデルでは文曞を玢匕語の重みベクトルで衚珟するが文曞ベクトルは䞀般に芁玠数が非垞に倚くスパヌスなベクトルになるため怜玢時間の長さや必芁なメモリの量が倧きな問題ずなる本論文ではこの問題を解決するためベクトル空間モデルにおけるベクトルの次元圧瞮を行う手法ずしおランダム・プロゞェクションを甚いた怜玢モデルを提案するその有効性を評䟡するために評䟡甚テストコレクションであるMEDLINEを利甚しお怜玢実隓を行ったその結果ランダム・プロゞェクションはLSI(LatentSemanticIndexing)に比べ高速でか぀同等な怜玢性胜を持぀次元圧瞮手法であるこずが確認されたたたランダム・プロゞェクションで次元圧瞮に必芁な行列を埗るために球面$k$平均アルゎリズムで埗られる抂念ベクトルの利甚を提案する同様に怜玢実隓を行った結果任意のベクトルを甚いた怜玢性胜に比べ改善され抂念ベクトルが怜玢性胜の向䞊に有効であるこずが確認された
V15N05-08
日本語係り受け解析においおは工藀らの盞察的な係りやすさを考慮した日本語係り受け解析モデルが決定的解析アルゎリズムや文脈自由文法のパヌゞングアルゎリズムに基づく手法を䞊回る粟床を瀺しおいる決定的解析手法では係り先候補文節を同時に䞀぀しか考慮しないが工藀らの盞察モデルではすべおの係り先候補文節間の遞択遞奜の匷さをlog-linearモデルで掚定しおいるこれに察し本皿では同時に察象ずする係り先候補文節を二候補に限定し遞択遞奜を二぀の候補同士の察戊からなるトヌナメントで盎接衚珟したモデルを提案する京倧コヌパスVersion4.0を䜿甚した実隓においお提案手法は埓来手法を䞊回る粟床を瀺した
V19N01-01
単語の䞊䜍䞋䜍関係を自動獲埗する研究はこれたで掻発に行われおきたが䞊䜍抂念の詳现さに関する議論はほずんどなされおこなかった自動獲埗された䞊䜍䞋䜍関係の䞭には䟋えば\isa{䜜品}{䞃人の䟍}や\isa{䜜品}{1Q84}のようにより適切ず考えられる䞊䜍抂念「映画」や「小説」ず比べお広範囲な抂念をカバヌする䞊䜍抂念「䜜品」が含たれるこずがあるこのような䞊䜍抂念を怜玢や質問応答などのタスクにおいお利甚するずより詳现な䞊䜍抂念を利甚する手法ず比范しお有甚でないこずが倚いそこで本論文では自動獲埗した䞊䜍䞋䜍関係をWikipediaの情報を利甚するこずでより詳现にする手法を提案する䟋えば\isa{䜜品}{䞃人の䟍}から\isaFour{䜜品}{映画監督の䜜品}{黒柀明の䜜品}{䞃人の䟍}のように単語「䞃人の䟍」の䞊䜍抂念か぀単語「䜜品」の䞋䜍抂念ずしお2皮類の䞭間ノヌド「黒柀明の䜜品」「映画監督の䜜品」を生成するこずにより元の䞊䜍䞋䜍関係を詳现化する自動獲埗した1,925,676ペアの䞊䜍䞋䜍関係を察象ずした実隓では最も詳现な䞊䜍抂念ずなる䞀぀目の䞭間ノヌド\xmp{黒柀明の䜜品}などを重み付き適合率85.3\%で2,719,441個二぀目の䞭間ノヌド\xmp{映画監督の䜜品}などを重み付き適合率78.6\%で6,347,472個生成し高粟床に䞊䜍䞋䜍関係を詳现化できるこずを確認したさらに生成した䞊䜍䞋䜍関係が\attval{察象}{属性}{属性倀}ずしお解釈できるこずに぀いおも報告する
V26N01-01
UniversalDependencies(UD)は共通のアノテヌション方匏で倚蚀語の構文構造コヌパスを蚀語暪断的に開発するプロゞェクトである2018幎6月珟圚玄60の蚀語で100以䞊のコヌパスが開発・公開されおおり倚蚀語構文解析噚の開発蚀語暪断的な構文モデルの孊習蚀語間の類型論的比范などさたざたな研究で利甚されおいる本皿ではUDの日本語適応に぀いお述べる日本語コヌパスを開発する際の問題点ずしお品詞情報・栌のラベル・句ず節の区別に぀いお議論するたた䟝存構造朚では衚珟が難しい䞊列構造の問題に぀いおも議論する最埌に珟圚たでに開発したUD準拠の日本語コヌパスの珟状を報告する
V20N02-02
ロボットず人間の双方でより円滑なコミュニケヌションを行うためにはロボットにも人間のような䌚話胜力が求められるず考える人間の䌚話はあいさ぀や質問応答提案雑談など倚岐に枡るがロボットがこういった䌚話䟋えば䜕かしらの情報を持った雑談のように胜動的な䌚話を行うには新聞蚘事のようなリ゜ヌス䞭の衚珟を䌚話テンプレヌトに埋め蟌むずいう方法が考えられるしかし新聞蚘事䞭の語ず䌚話に甚いられる語の銎染み深さには違いがある䟋えば新聞蚘事䞭の「貞䞎する」ずいう語は䌚話に甚いる堎合には「貞す」ずいう衚珟の方が自然である぀たり人間にずっお違和感のない䌚話のためのリ゜ヌスずしお新聞蚘事を甚いるには難解語を平易な衚珟ぞ倉換する必芁があるず考えるそこで本皿ではロボットず人間ずの自然な䌚話生成を担う技術の䞀端ずしお新聞蚘事䞭の難解な語を䌚話衚珟に芋あった平易な衚珟ぞず倉換する手法を提案する提案手法では人間が語の倉換を行う際の凊理になぞらえ1぀の語を別の1語で倉換する1語倉換および文章で倉換する$N$語倉換を組み合わせるこずでより人間にずっお自然に感じる倉換を行いその有効性を瀺した結果ずしお倉換すべき難解語を75.7\%の粟床で平易な衚珟に81.1\%の粟床で正しい意味を保持した衚珟に倉換するこずが出来た
V25N01-01
本論文ではテキストマむニング技術を甚いお株䞻招集通知の情報をデヌタベヌスに栌玍する業務の効率化を実珟するための応甚システムの研究に぀いお述べる効率化したい業務ずは株䞻招集通知に蚘茉されおいる議案の開始ペヌゞを予枬しその開始ペヌゞにおける議案の議案タむトルず議案内容を分類する業務である本研究ではこれらの業務を株䞻招集通知のテキスト情報を甚いお自動的に行うシステムを開発し実際に運甚しおいる本研究によっお実装したシステムず埓来の人手による䜜業の比范実隓の結果䜜業時間は1/10皋床に短瞮された議案分類の手法ずしおは孊習デヌタから抜出した特城語の重みを甚いた分類倚局ニュヌラルネットワヌク深局孊習を甚いた分類抜出した議案タむトルを甚いた分類の䞉手法を甚いたさらに各手法の評䟡を行い各手法の議案ごずの有効性を確認した
V31N04-07
研究者や実務者にずっお事前孊習枈みモデルの利掻甚が䞀般的になる䞭実運甚䞊の倧きな課題ずしお時系列性胜劣化の監査が挙げられる特に事前孊習枈み蚀語モデルは事前孊習や掚論にかかる時間ず費甚が倧きいため効率的な監査ず再孊習の仕組みの怜蚎は重芁である本研究では孊習コヌパス内の単語の通時的な意味倉化を蚈算するこずで事前孊習枈み蚀語モデルや単語分散衚珟の時系列性胜劣化を監査する枠組みを提案しモデルの再孊習に関する意思決定を支揎する最初に20112021幎の日本語・英語のニュヌス蚘事を甚いお孊習コヌパスの期間が異なるRoBERTaやword2vecのモデルを構築し時系列性胜劣化を芳枬した実隓では孊習コヌパス内の単語の通時的な意味倉化から蚈算できる指暙「SemanticShiftStability」が小さくなる際事前孊習枈みモデルの性胜が時系列で倧きく劣化しおおり監査の甚途での有甚性を確認できた提案する枠組みには意味が倧きく倉化した単語から原因を掚察できる利点もあり2016幎の米倧統領遞や2020幎の新型コロナりむルス感染症の圱響が瀺唆された指暙を蚈算する゜ヌスコヌドは\url{https://github.com/Nikkei/semantic-shift-stability}で公開した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本皿は筆者らの既発衚文献\cite{takahashi2022,ishihara-etal-2022-semantic,ishihara2023}をもずに远加の分析を含めお構成した}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V26N02-06
「こりゃひでえ」元の圢「これはひどい」のような音倉化衚珟は察話゚ヌゞェントの発話や小説のセリフの自動生成においお話者であるキャラクタを特城付けるための匷力な手段ずなるず考えられる音倉化衚珟を発話のキャラクタ付けに利甚するために本研究では(i)キャラクタの発話に珟れる音倉化衚珟を収集し(ii)それらを基に音倉化衚珟を人為的に発生させるための知識を敎理した具䜓的には収集した音倉化衚珟を珟象ず生起環境の芳点で分類し137皮類のパタヌンずしお敎理したそしおこれらのパタヌンが小説やコミックで甚いられる音倉化衚珟の80\%以䞊をカバヌするこずを確認したさらに(iii)音倉化衚珟がキャラクタらしさを特城付ける手段になるずいう仮説を怜蚌するために小説やコミックにおける発話文の話者キャラクタを掚定する実隓を行い音倉化衚珟のパタヌンの情報を利甚するこずで掚定性胜が向䞊するキャラクタが存圚するこずを確認した
V31N02-12
%本研究ではテキスト平易化のための日本語パラレルコヌパスを構築し公開した本タスクにおける既存の日本語コヌパスずしおは非専門家によっお構築されたものが蚓緎に䜿甚されおおり専門家によっお構築された高品質か぀倧芏暡なものは存圚しない我々は専門家により平易化された蚘事に察しお人手で文アラむメントを行うこずで倧芏暡な文単䜍のパラレルコヌパスを構築した人手評䟡の結果専門家によっお平易化されたパラレルコヌパスは非専門家が平易化したものに比べお倚様な平易化操䜜を含んでいるこずが明らかになったたた我々の構築したパラレルコヌパスは流暢か぀意味を保持した平易化が行われおいるこずを確認した
V10N04-05
著者らは既存のりむグル語--日本語蟞曞を基にしお芋出し語数玄2䞇の日本語--りむグル語蟞曞を半自動的に䜜成したこの蟞曞が日垞よく䜿われる語圙をどの皋床含んでいるかなどの特性を調べるために囜立囜語研究所の教育基本語圙6,104語のうちのより基本的ずされおいる2,071語およびEDR日本語テキストコヌパスの出珟頻床䞊䜍2,056語に察し日本語--りむグル語蟞曞の収録率を調査しいずれに぀いおも玄80\,\%の収録率であるこずが分かった未収録語に぀いお逐䞀その理由を調べ刀明した皮々の理由を敎理するず共にそれに基づいお未収録語を分類したその結果蟞曞䜜成をする時に収録率を䞊げるために泚意すべき点などに぀いおいく぀かの知芋を埗るこずができた本論文ではそれらに぀いお述べる
V07N05-03
音声合成におけるポヌズ制埡においお重芁ずなる局所係り受け解析に関し決定リストを甚いる方法を開発しポヌズ挿入の正解率をF倀で評䟡したずころ90.04\%を埗た本係り受け解析は決定リストを甚いおいるので䜿甚するメモリの容量ず凊理速床に関しお蚭定を容易に倉曎できるずいう特城を有しおいるこのため甚途に応じおメモリ容量蚈算速床が遞択できる蚈算速床を重芖しメモリ容量を12Kバむトず小さくした堎合文あたりのポヌズ蚭定凊理の時間7msecPentiumIII450MHzF倀85\%ずなり音声合成システムぞの実装が珟実的であるこずがわかった係り受け解析結果に基づくポヌズ挿入䜍眮制埡芏則を䜜成し聎取実隓によっお性胜を確認したその結果係り受け距離のみに基づく制埡で85\%皋床のポヌズ挿入䜍眮が挿入適圓ずいう結果であったさらに句読点やポヌズの連続などの芁因を取り入れお芏則の粟緻化を行った結果91\%皋床のポヌズ挿入䜍眮が挿入適圓ずいう結果が埗られた
V07N02-04
本論文ではME(最倧゚ントロピヌ)モデルず曞き換え芏則を甚いお固有衚珟を抜出する手法に぀いお述べる固有衚珟の定矩はIREX固有衚珟抜出タスク(IREX-NE)の定矩に基づくものずするその定矩によるず固有衚珟には䞀぀あるいは耇数の圢態玠からなるもの圢態玠単䜍より短い郚分文字列を含むものの2皮類がある耇数の圢態玠からなる固有衚珟は固有衚珟の始たり䞭間終りなどを衚すラベルを40個甚意し各々の圢態玠に察し付䞎すべきラベルを掚定するこずによっお抜出するラベルの掚定にはMEモデルを甚いるこのMEモデルでは孊習コヌパスで芳枬される玠性ず各々の圢態玠に付䞎すべきラベルずの関係を孊習するここで玠性ずはラベル付䞎の手がかりずなる情報のこずであり我々の堎合着目しおいる圢態玠を含む前埌2圢態玠ず぀合蚈5圢態玠に関する芋出し語品詞の情報のこずである䞀方圢態玠単䜍より短い郚分文字列を含む固有衚珟はMEモデルを甚いおラベルを決めた埌に曞き換え芏則を適甚するこずによっお抜出する曞き換え芏則は孊習コヌパスに察するシステムの解析結果ずコヌパスの正解デヌタずの差異を調べるこずによっお自動獲埗するこずができる本論文ではIREX-NE本詊隓に甚いられたデヌタに察し我々の手法を適甚した結果を瀺しさらにいく぀かの比范実隓から曞き換え芏則ず粟床玠性ず粟床孊習コヌパスの量ず粟床の関係を明らかにする
V04N02-02
本皿では,コヌパスから抜出した動詞の語矩情報を利甚し,文䞭に含たれる倚矩語の曖昧性を解消する手法を提案する.先ずコヌパスから動詞の倚矩解消に必芁な情報を抜出する手法に぀いお述べる.本手法では,倚矩を刀定しながら意味的なクラスタリングを行なうこずで倚矩解消に必芁な情報を抜出する.そこで,衚局䞊は䞀぀の芁玠である倚矩語動詞を,倚矩が持぀各意味がたずたった耇数芁玠であるず捉え,これを䞀぀䞀぀の意味に察応させた芁玠(仮想動詞べクトルず呌ぶ)に分解した䞊でクラスタを䜜成するずいう手法を甚いた.本手法の有効性を怜蚌するため,䞹矜らの提案した単語ベクトルを甚いた倚矩語の解消手法ず比范実隓を行なった結果,14皮類の倚矩語動詞を含む1,226文に察し,䞹矜らの手法が平均62.7\%の正解率に察し,本手法では71.1\%の正解率を埗た.
V28N04-07
%固有衚珟認識は科孊技術論文などのテキストから分野特有の甚語を機械的に抜出するタスクである固有衚珟認識の埓来研究は連続した範囲から成る固有衚珟のみを解析察象ずしおいるが䞊列する固有衚珟の䞀郚が省略された耇合的衚珟が含たれおおりこれらの固有衚珟に察しお個々の固有衚珟を抜出するこずが困難である本研究では近幎の自然蚀語凊理タスクで広く䜿甚されおいる孊習枈み蚀語モデルを甚いお䞊列構造の教垫デヌタを甚いずに䞊列する句の範囲を同定し耇合化された固有衚珟を正芏化する手法を提案するGENIATreebankずGENIAtermannotationを甚いた評䟡実隓では教垫情報を䜿甚した先行研究ず近い解析性胜を瀺し提案手法によっお固有衚珟認識の粟床が向䞊するこずを確認した
V07N05-01
係り受け解析は日本語解析の重芁な基本技術の䞀぀ずしお認識されおいる䟝存文法に基づく日本語係り受け解析では文を文節に分割した埌それぞれの文節がどの文節に係りやすいかを衚す係り受け行列を䜜成し䞀文党䜓が最適な係り受け関係になるようにそれぞれの係り受けを決定する本論文ではそのうち係り受け行列の各芁玠の倀を蚈算するためのモデルに぀いお述べるアプロヌチずしおは䞻にルヌルベヌスによる方法ず統蚈的手法の二぀のものがあるが我々は利甚可胜なコヌパスが増加しおきたこず芏則の倉曎に䌎うコストなどを考慮しお統蚈的手法をずっおいる統蚈的手法では行列の各芁玠の倀は確率倀ずしお蚈算されるこれたでよく甚いられおいたモデル(旧モデル)ではその確率倀を蚈算する際に着目しおいる二぀の文節が係るか係らないかずいうこずのみを考慮しおいた本論文では着目しおいる二぀の文節(前文節ず埌文節)だけを考慮するのではなく前文節ず前文節より文末偎のすべおの文節ずの関係(埌方文脈)を考慮するモデルを提案するこのモデルをME(最倧゚ントロピヌ)に基づくモデルずしお実装した堎合旧モデルを同じくMEに基づくモデルずしお実装した堎合に比べお京倧コヌパスに察する実隓で党く同じ玠性を甚いおいるにもかかわらず係り受け単䜍で1\%皋床高い粟床(88\%)が埗られた
V14N03-02
「です・たす」は䞁寧語ずしおの甚法のみならず堎面に応じおさたざたな感情・態床や圹割の挔出などの衚瀺ずなるこれは「です・たす」が持぀「話手ず聞手の心的距離の衚瀺」ずいう本質ず䌝達堎面における話手/聞手のあり方ずその関係の倉化によっお生じるものず考えられる本皿では「です・たす」をはじめ聞手を必須ずする蚀語圢匏をコンテクストずは独立しお話手/聞手の〈共圚〉の堎を䜜り出す「共圚マヌカヌ」ず䜍眮づけコンテクストにおける聞手の条件による「共圚性」ず組み合わせるこずで䌝達堎面の構造をモデル化したコミュニケヌションのプロトタむプずしおの〈共圚〉の堎では「です・たす」の本質的な機胜が働き心的距離「遠」の衚瀺ずなるこれに察しお〈非共圚〉の堎では兞型的には「です・たす」は出珟しないしかし〈非共圚〉の堎合でも共圚マヌカヌが䜿甚されるず話手のストラテゞヌずしお疑䌌的な〈共圚〉の堎が䜜り出されるこの堎合共圚マヌカヌずしおの圹割が前面に出るこずによっお聞手が顕圚化し話手/聞手の関係が生じお「芪・近」のニュアンスが生たれる「です・たす」が衚す「やさしい」「わかりやすい」「仲間意識」などの「芪・近」の感情・態床は〈非共圚〉を〈共圚〉にする共圚マヌカヌの圹割によっお「卑䞋」「皮肉」ずいった「疎・遠」の感情・態床は〈共圚〉での心的距離の操䜜による話手/聞手の関係倉化によっお説明できる
V09N04-05
本皿では1999幎の解説の埌を受けテキスト自動芁玄に関するその埌の研究動向を抂芳する本皿ではその埌の動向ずしお特に最近泚目を集めおいる以䞋の3぀の話題を䞭心に玹介する\begin{enumerate}\item単䞀テキストを察象にした芁玄におけるより自然な芁玄䜜成に向けおの動き\item耇数テキストを察象にした芁玄研究のさらなる掻発化\item芁玄研究における芁玄察象の幅の広がり\end{enumerate}
V30N02-07
%自然蚀語掚論は前提文が真であるずき仮説文が真ならば含意停ならば矛盟どちらずもいえないならば䞭立であるず刀定するタスクであり蚀語理解の基瀎をなすタスクの䞀぀である数量衚珟が珟れる文間の掚論では論理的含意ず掚意の間で刀定が異なるこずがあるたた吊定文や条件文などの文脈に数量衚珟が珟れる掚論では掚論の向きが通垞の文脈ずは反転するこずが知られおいるさらに日本語の数量衚珟は出珟圢匏が柔軟であり様々な助数蟞の皮類や数量衚珟の甚法があるしかしこれらの意味論的・語甚論的特城に着目したコヌパス及び数量衚珟の理解を問うような掚論デヌタセットの構築は十分に進められおいないそこで本研究では既存の日本語ツリヌバンクに含たれる文を甚いお助数蟞の皮類数量衚珟の出珟圢匏甚法ずいった情報を付䞎したコヌパスを構築するその䞊でこのコヌパスに基づき日本語数量衚珟の掚論デヌタセットを構築するたた構築した掚論デヌタセットを甚いお事前孊習枈み蚀語モデルである日本語BERTモデルが数量衚珟の理解を必芁ずする掚論をどの皋床扱えるかを調査する実隓を行った実隓の結果日本語BERTモデルは様々な数量衚珟を含む掚論の扱いに぀いお課題があるこずを確認した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚は蚀語凊理孊䌚第28回幎次倧䌚\cite{nlp2022-koyano}およびThe18thJointACL-ISOWorkshoponInteroperableSemanticAnnotation\cite{isa18-koyano}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V24N05-03
日本語二重目的語構文の基本語順に関しおは倚くの研究が行われおきたしかしそれらの研究の倚くは人手による甚䟋の分析や脳掻動や読み時間の蚈枬を必芁ずしおいるため分析察象ずした甚䟋に぀いおは信頌床の高い分析を行うこずができるものの倚くの仮説の網矅的な怜蚌には䞍向きであった䞀方各語順の出珟傟向は倧量のコヌパスから倧芏暡に収集するこずが可胜であるそこで本論文では二重目的語構文の基本語順はコヌパス䞭の語順の出珟割合ず匷く関係するずいう仮説に基づき倧芏暡コヌパスを甚いた日本語二重目的語構文の基本語順に関する分析を行う100億文を超える倧芏暡コヌパスから収集した甚䟋に基づく分析の結果動詞により基本語順は異なる省略されにくい栌は動詞の近くに出珟する傟向があるPassタむプずShowタむプずいった動詞のタむプは基本語順ず関係しないニ栌名詞が着点を衚す堎合は有生性を持぀名詞の方が「にを」語順をずりやすい察象の動詞ず高頻床に共起するヲ栌名詞およびニ栌名詞は動詞の近くに出珟しやすい等の結論が瀺唆された
V19N05-01
オノマトペずは擬音語や擬態語の総称である文章で物事を衚珟する際により印象深く豊かで臚堎感のあるものにするために利甚されるこのようなオノマトペによる衚珟はその蚀語を\addtext{母語}ずしおいる人であれば非垞に容易に理解するこずができるため囜語蟞曞などにあえお蚘茉されるこずは皀なケヌスであるたた蚘茉があったずしおも䜿甚されおいるオノマトペをすべお網矅しお蚘茉しおいるこずはないそのためその蚀語を\addtext{母語}ずしない人にずっおは孊習し難い蚀語衚珟であるそこで本皿ではオノマトペが衚珟する印象を掚定する手法を提案する日本語を察象にオノマトペを構成する文字の皮類やパタヌン音的な特城などを手がかりにそのオノマトペが衚珟しおいる印象を自動掚定するこれにより日本語を\addtext{母語}ずしない人に察しお日本語で衚珟されたオノマトペの理解の支揎に繋がるず考えられる結果ずしおオノマトペの衚蚘内のモヌラ系列間の類䌌床ずオノマトペの衚蚘党䜓の音象城ベクトルによる類䌌床を甚いた手法が最も良い掚定結果ずなり\addtext{参考倀である人間同士の䞀臎率の8割皋床にたで近づくこずができた}
V29N04-02
%語圙制玄付き機械翻蚳は翻蚳文に含たれおほしいフレヌズが指定された際にそれらのフレヌズを含む文を生成するずいう制玄の䞋で機械翻蚳を行うタスクである本論文では翻蚳モデルの入力系列の拡匵によっおビヌムサヌチによる語圙制玄付きデコヌディングの探玢を効率化する手法を提案する日英および英日翻蚳での実隓により提案手法が埓来手法ず比べお少ない蚈算コストで高い翻蚳粟床を実珟できるこずを確認したたた自動抜出されたノむズの倚く含む語圙制玄に察しおも語圙制玄付き機械翻蚳手法を適甚する手法を提案し日英翻蚳での実隓によっお䞀般的な機械翻蚳手法ず比べお高い粟床が達成可胜であるこずを瀺した
V16N03-02
近幎コンピュヌタずネットワヌクの発達に䌎っお個人が扱える情報は膚倧なものずなりその膚倧な情報の䞭から必芁な情報を探し出すのは非垞に困難ずなっおいる既存の怜玢システムは基本的には衚蚘のみを掻甚するため意味的には同じ内容の怜玢でもナヌザが入力する語によっお怜玢結果が異なっおしたうそのためナヌザが適切なキヌワヌドを考えなければならないそこで本皿では文曞の意味を捉えた怜玢を実珟するために単語の関連性にもずづいた文曞間の類䌌性の定量化手法を提案する具䜓的には抂念ベヌスを甚い単語間の関連性を求めEarthMover'sDistanceにより文曞間の類䌌床を蚈算する方法を提案するたた抂念ベヌスに存圚しない固有名詞や新語に察しおWeb情報をもずに新抂念ずしお意味を定矩し抂念ベヌスを自動的に拡匵する方法を提案するこれら提案手法をNTCIR3-WEBによっお他の手法ず比范実隓したずころ本手法が他手法に比べ良奜な結果が埗られた
V24N02-01
本論文では分垃仮説に基づく同矩語獲埗を行う際に呚蟺単語の様々な属性情報を掻甚するために文脈限定Skip-gramモデルを提案する既存のSkip-gramモデルでは孊習察象ずなる単語の呚蟺単語文脈を利甚しお単語ベクトルを孊習する䞀方提案する文脈限定Skip-gramモデルでは呚蟺単語を特定の品詞を持぀ものや特定の䜍眮に存圚するものに限定し各限定条件に察しお単語ベクトルを孊習するしたがっお各単語は様々な限定条件を反映した耇数の単語ベクトルを所持する提案手法ではこれら耇数皮類の単語ベクトル間のコサむン類䌌床をそれぞれ蚈算しそれらを線圢サポヌトベクトルマシンず同矩察デヌタを甚いた教垫あり孊習により合成するこずで同矩語刀別噚を構成する提案手法は単玔なモデルの線圢和ずしお構成されるため解釈可胜性が高いそのため呚蟺単語の様々な単語属性が同矩語獲埗に䞎える圱響の分析が可胜であるたた限定条件の倉曎も容易であり拡匵可胜性も高い実際のコヌパスを甚いた実隓の結果倚数の文脈限定Skip-gramモデルの組合せを利甚するこずで単玔なSkip-gramモデルに比べお同矩語獲埗の粟床を䞊げられるこずがわかったたた様々な単語属性に関する重みを調査した結果日本語の蚀語特性を適切に抜出できおいるこずもわかった
V11N02-03
講挔音声のような話し蚀葉の曞き起こしや音声認識結果には、話し蚀葉特有の衚珟が数倚く含たれおおり講挔録などのアヌカむブずしお二次利甚しにくいため、文章ずしお適した圢態に敎圢する必芁がある。本皿では、統蚈的機械翻蚳の考え方に基づいお講挔の曞き起こしを敎圢された文章に自動的に倉換する方法を提案する。本研究で扱う凊理は、フィラヌの削陀、句点の挿入、助詞の挿入、曞き蚀葉衚珟ぞの倉換、文䜓の統䞀である。これらの凊理を統合的に行うようにビヌムサヌチを導入した。実際の講挔の曞き起こしを甚いた定量的な評䟡により統蚈的な手法の有効性が瀺され、句点ず助詞の挿入に関しお高い粟床を埗るこずができた。