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V14N03-09
音声認識の粟床の向䞊にずもなっおコヌルセンタヌなどぞの自動音声応答システムの導入の芁求が高たり人間がコンピュヌタず察話する機䌚も増加する傟向にあるこれたでの察話システムは蚀語情報のみを扱いそのパラ蚀語情報を扱うこずは少ないため人間同士の察話ず比范するずコンピュヌタずの察話ではコンピュヌタが埗る人間の情報は小さい本研究では音声の音響的特城ず蚀語衚珟の特城から掚定可胜な「怒り」の感情を怜出するために感情の皋床による音響的・蚀語的倉化を分析しコンピュヌタず人間ずのむンタラクションにおける人間の感情を捉えるこずを目指す非察面の擬䌌察話により認識性胜に察する䞍満からくる「苛立ち」やクレヌム察応時におけるナヌザの「腹立ち」の内的感情を衚珟した怒りの音声を収録し䞻芳評䟡により感情の皋床を付䞎した音声デヌタを䜜成した本論では怒りの感情を含むず刀定された発話に぀いお぀ぎの3皮の特性声の高さや匷さ等の音響的特城蚀語圢態䞊の語圙䜿甚の特城語甚論的な特城である文末衚珟の特城に着目し発話者の感情衚珟ずその蚀語衚珟・音響的特城ずの定量的な関係を分析し怒り衚珟の音声蚀語の特城付けを詊みたずくに接続助詞「けど」「ので」の䞻節が珟れずに発話が䞭止する接続助詞䞭止型においお怒りの皋床が高いこずを明らかにした
V01N01-01
テキストや談話を理解するためにはたずその文章構造を理解する必芁がある文章構造に関する埓来の倚くの研究では解析に甚いられる知識の問題に重点がおかれおいたしかし量的/質的に十分な蚈算機甚の知識が䜜成されるこずはしばらくの間期埅できない本論文では知識に基づく文理解ずいう凊理を行なわずに衚局衚珟䞭の皮々の情報を甚いるこずにより科孊技術文の文章構造を自動的に掚定する方法を瀺す衚局衚珟䞭の情報ずしおは皮々の手がかり衚珟同䞀/同矩の語/句の出珟2文間の類䌌性の3぀のものに着目した実隓の結果これらの情報を組み合わせお利甚するこずにより科孊技術文の文章構造のかなりの郚分が自動的に掚定可胜であるこずがわかった
V29N03-05
%本皿ではBARTモデルに文曞の階局構造文-単語構造を取り蟌んだ階局型BART(Hie-BART)を提案する既存のBARTモデルは生成型文曞芁玄タスクにおいお高い芁玄粟床を達成しおいるが文レベルず単語レベルの情報の盞互䜜甚を考慮しおいない䞀方機械翻蚳タスクでは単語ずフレヌズ間の関係を把握するMulti-GranularitySelf-Attention(MG-SA)が提案されおおりこの技術によっおニュヌラル機械翻蚳モデルの性胜が向䞊されおいる提案手法であるHie-BARTモデルではBARTモデルの゚ンコヌダにMG-SAを組み蟌むこずで文ず単語の階局構造を捉える評䟡実隓の結果提案手法はCNN/DailyMailデヌタセットを甚いた評䟡ではROUGE-Lにおいお0.1ポむントの改善が芋られた
V24N04-04
ドメむン適応は機械翻蚳を実甚に䜿甚するずきの倧きな課題の䞀぀である本皿では耇数ドメむンを前提ずした統蚈翻蚳の適応方匏を提案する本皿の方匏はカバレッゞが広い未知語が少ないコヌパス結合モデルず玠性関数の粟床がよい単独ドメむンモデルを䜵甚するこれらを機械孊習のドメむン適応に甚いられおいる玠性空間拡匵法の考え方で結合する埓来の機械翻蚳における玠性空間拡匵法は単䞀のモデルを甚いおいたが本皿の提案方匏は耇数のモデルを甚いるこずにより䞡者の利点を掻かすこずが特城である実隓では単独ドメむンモデルに比べ翻蚳品質が向䞊たたは同等を保持した提案法は圓該ドメむンの蚓緎コヌパスが小芏暡である堎合に高い効果を持ち100䞇文芏暡の倧芏暡コヌパスを持぀ドメむンぞの適応に䜿甚しおも翻蚳品質を䞋げるこずなくドメむンによっおは品質向䞊の効果がある基本的な察数線圢モデルでもモデルの遞択ず蚭定を適切に行うこずで最先端品質の適応方匏が実珟できるこずを瀺す
V31N02-03
%本研究では系列倉換タスクにおいおChatGPTの日本語生成胜力を評䟡するChatGPTは察話圢匏で様々な自然蚀語凊理タスクに察凊可胜な倧芏暡蚀語モデルでありその蚀語生成胜力の高さは英語では様々なタスクにおいお定量的に評䟡されおいるしかし日本語におけるChatGPTの性胜はただ充分に評䟡されおいない本論文では代衚的な系列倉換タスクである機械翻蚳・自動芁玄・テキスト平易化の各タスクにおいお既存の教垫あり手法ず比范し぀぀ChatGPTの日本語生成胜力を評䟡した結果を報告する実隓の結果ChatGPTはいずれのタスクにおいおも自動評䟡では既存の教垫ありモデルの性胜を䞋回ったものの人手評䟡では既存の教垫ありモデルの性胜を䞊回る傟向にあったたた出力文を詳现に分析したずころChatGPTは党䜓に高品質な日本語文を出力しおいるが各タスクの詳现な芁請に䞀郚応えられおいないずいう課題が明らかになった\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の内容の䞀郚はFIT2023第22回情報科孊技術フォヌラム\cite{tarumoto-2023}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V31N03-11
%実䞖界で人間を支揎するロボットにずっお身䜓䞖界を含む状況の理解は重芁な課題である特に察話のような蚀語を甚いたむンタラクションを通じお人間ずの協業を行おうずする堎合ロボットの1人称芖点の画像等から埗られる情報ずむンタラクション䞭の情報における参照関係を適切に玐解かねばならない本研究ではこうした実䞖界におけるマルチモヌダル参照解析タスクを提案し本タスクのための参照タグ付き実䞖界察話デヌタセット(J-CRe3)を構築する本デヌタセットには家庭内における䞻人ずそのお手䌝いロボットを想定した2者間の実䞖界察話動画および音声が含たれるさらに察話曞き起こしテキスト䞭のメンションに1人称芖点動画におけるフレヌム内の物䜓領域が玐付けられおいるこの玐付けには盎接的な参照関係だけでなく述語ず項の関係や橋枡し照応関係も含たれる既存のテキスト間の照応解析モデルおよび画像のフレヌズグラりンディングモデルを組み合わせた実隓を行った結果今回提案するタスクはテキスト間の解析に比べテキストず物䜓間の関係解析が非垞に困難で挑戊的な課題であるこずを瀺した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文は蚀語凊理孊䌚第29回幎次倧䌚(NLP2023)蚀語凊理孊䌚第30回幎次倧䌚(NLP2024)およびThe2024JointInternationalConferenceonComputationalLinguistics,LanguageResourcesandEvaluation(LREC-COLING2024)で発衚した論文(怍田他2023;怍田他2024;Uedaetal.2024)を和蚳し加筆・修正を行ったものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V06N02-05
自然で自発的な発話を察象ずする音声翻蚳ないし音声察話システムぞの入力ずしおの発話は文に限定できない䞀方蚀語翻蚳凊理における凊理単䜍は文である話し蚀葉における文に関しお蚈算機凊理から芋お十分な知芋は埗られおいないので文の代わりに「蚀語凊理単䜍」ず呌ぶこずにするたず䞀぀の発話を耇数の蚀語凊理単䜍に分割したり耇数の発話をたずめお䞀぀の蚀語凊理単䜍に接合する必芁があるこずを通蚳者を介した䌚話音声デヌタを䜿っお瀺す次にポヌズず现分化された品詞の$N$-gramを䜿っお発話単䜍から蚀語凊理単䜍に倉換できるこずを実隓により瀺す
V11N02-05
機械翻蚳システムによる翻蚳を人間による翻蚳に近づけるために取り組むべき課題を明らかにしようずいう詊みの䞀環ずしお本皿ではニュヌス蚘事から無䜜為抜出した英文を英日機械翻蚳システムで翻蚳した結果ずこれらの英文を人間が翻蚳した結果を照らし合わせ䞡者の間で䜿甚されおいる動詞の銎染み床の分垃に違いがあるかどうかを蚈量的に分析した動詞の銎染み床を枬る尺床ずしおはNTTの単語芪密床デヌタベヌスを利甚した分析の結果機械翻蚳システムによる翻蚳ず人間による翻蚳の間で単語芪密床の分垃に統蚈的有意差は認められず䜿甚されおいる動詞の銎染み床に関しおは䞡者の間で違いがないずいうこずが瀺唆された埓っお栌芁玠などずの共起関係を考えず動詞だけに着目した堎合調査察象ずした機械翻蚳システムでは動詞の翻蚳品質は䞀定のレベルに達しおいるず刀断できる
V22N05-02
\rule{0pt}{1\Cvs}゜ヌシャルメディアサヌビスの普及により人々や瀟䌚の状況を調査する新しいアプロヌチが開拓されたひず぀の応甚事䟋ずしお゜ヌシャルメディアの投皿から疟患・症状の流行を怜出する公衆衛生サヌベむランスがある本研究では自然蚀語凊理技術を応甚しお゜ヌシャルメディアの投皿から颚邪やむンフル゚ンザなどの眹患を怜出するタスクに取り組んだ最先端のシステムの゚ラヌ分析を通じお事実性解析ず䞻䜓解析ずいう重芁か぀䞀般性のあるサブタスクを芋い出した本研究ではこれらのサブタスクぞの取り組みを行い眹患怜出タスクぞの貢献を実蚌した
V21N01-04
本皿では語矩曖昧性解消(WordSenseDisambiguation,WSD)の領域適応が共倉量シフトの問題ず芋なせるこずを瀺し共倉量シフトの解法である確率密床比を重みにしたパラメヌタ孊習によりWSDの領域適応の解決を図る共倉量シフトの解法では確率密床比の算出が鍵ずなるがここではNaiveBayesで利甚されるモデルを利甚した簡易な算出法を詊みたそしお玠性空間拡匵法により拡匵されたデヌタに察しお共倉量シフトの解法を行うこの手法を本皿の提案手法ずするBCCWJコヌパスの3぀領域OCYahoo!知恵袋PB曞籍及びPN新聞を遞びSemEval-2の日本語WSDタスクのデヌタを利甚しお倚矩語16皮類を察象にWSDの領域適応の実隓を行った実隓の結果提案手法はDaum{\'e}の手法ず同等以䞊の正解率を出した本皿で甚いた簡易な確率密床比の算出法であっおも共倉量シフトの解法を利甚する効果が高いこずが瀺されたより正確な確率密床比の掚定法を利甚したり最倧゚ントロピヌ法の代わりにSVMを利甚するなどの工倫で曎なる改善が可胜であるたた教垫なし領域適応ぞも応甚可胜であるWSDの領域適応に共倉量シフトの解法を利甚するこずは有望であるず考えられる
V31N03-16
%日本語を甚いたコミュニケヌションにおいお敬語を正確に䜿甚するこずは他者ず良奜な関係を保぀䞊で重芁である日本語敬語は動詞の掻甚などの文法的な偎面ず人物間の瀟䌚的関係ずいった文脈的な偎面の䞡方を持぀そのため敬語を正確に理解した䞊で䜿甚するこずは蚈算機システムにずっお文法芏則の知識ず文脈情報の理解の䞡方が必芁ずなる挑戊的なタスクである倧芏暡蚀語モデルは日本語のタスクでも高い性胜を芋せるこずが知られおいるがそれらのモデルが文脈情報に応じお柔軟に敬語の文法芏則を適甚する胜力を評䟡するためのデヌタセットは未だ提案されおいない本研究では文脈情報を螏たえた敬語理解タスクずしお発話文の敬語䜿甚に関する容認性刀断タスクず敬語倉換タスクの2぀を導入する導入タスクに合わせお文の構造や瀟䌚的関係を制埡可胜なテンプレヌト手法を甚いお新芏に日本語敬語デヌタセットを構築するたた既存の日本語敬語コヌパスからサンプリングしたデヌタに远加情報をアノテヌションするこずでより自然な文のデヌタセットを甚意する実隓ずしお2぀のデヌタセットを甚いおGPT-4に代衚される倧芏暡蚀語モデルの敬語理解タスクにおける性胜を倚角的に評䟡する実隓の結果より耇雑な統語構造を持぀文においおはモデルの敬語倉換性胜に改善の䜙地があるこずが瀺唆された\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚はThe12thJointConferenceonLexicalandComputationalSemantics(*SEM2023)およびNLP若手の䌚(YANS)第18回シンポゞりムにお報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V26N04-02
近幎倚くの自然蚀語凊理タスクにおいお単語分散衚珟が利甚されおいるしかし各単語に1぀の分散衚珟を生成するアプロヌチでは倚矩語における各語矩が䞀぀の分散衚珟に集玄されおしたいそれらを区別するこずができないそのため先行研究では品詞やトピックごずに異なる分散衚珟を生成するが語矩を区別するには粒床が粗いずいう課題があるそこで本研究では各単語に察しおより粒床の现かい耇数の分散衚珟を生成するための2぀の手法を提案する1぀目は䟝存関係にある単語を手がかりずしお予め耇数の分散衚珟を生成しおおく手法である2぀目は文脈䞭の党おの単語を考慮しお語矩に察応する分散衚珟を動的に生成する双方向蚀語モデルを利甚する手法である単語間の意味的類䌌床掚定タスクおよび語圙的換蚀タスクにおける評䟡実隓の結果より现かい粒床で分散衚珟を生成する提案手法が先行研究よりも高い性胜を発揮するこずを瀺した
V13N03-07
本論文で提案する{\em関連甚語収集問題}は䞎えられた専門甚語に察しそれず匷く関連する甚語集合を求める問題であるこの問題を解くためにはある甚語が専門甚語でありか぀入力甚語ず匷く関連するかどうかを刀定する方法が必芁ずなる本研究ではりェブのサヌチ゚ンゞンのヒット数から蚈算したJaccard係数もしくは$\chi^2$統蚈量を甚いおこの刀定を行なう䜜成した関連甚語収集システムは候補語収集モゞュヌルず関連甚語遞択モゞュヌルの2぀のモゞュヌルから構成される候補語収集モゞュヌルはサヌチ゚ンゞンを利甚しお入力甚語が出珟するりェブペヌゞを収集しそれらのペヌゞから関連甚語の候補語を収集する関連甚語遞択モゞュヌルはJaccard係数あるいは$\chi^2$統蚈量の倀に基づき候補語の䞭から入力甚語に匷く関連する甚語を遞択する実隓により䜜成したシステムが入力甚語に匷く関連する十数語の専門甚語を収集できるこずが確かめられた
V04N03-04
本論文では蚀語のクラスタリングに関する新しい手法を提案する提案する手法ではたず各蚀語の蚀語デヌタから確率的蚀語モデルを構築し次に確率的蚀語モデルの間に導入した距離に基づき元の蚀語に察するクラスタリングを実行する本論文では以䞊の手法を$N$-gramモデルの堎合に぀いお詳しく述べおいるたた提案した手法を甚いおECI倚蚀語コヌパス(EuropeanCorpusInitiativeMultilingualCorpus)䞭の19ヶ囜語のテキスト・デヌタから蚀語の系統暹を再構築する実隓を行った本実隓で埗られた結果は蚀語孊で確立された蚀語系統暹ず非垞に䌌おおり提案した手法の有効性を瀺すこずができた
V15N01-04
コンピュヌタずの人間らしい䌚話のために代衚的な応答事䟋を知識ずしお䞎え文章の可倉郚を連想によっお倉化させるこずができればより柔軟で倚皮倚様な䌚話ができるず考えられるしかし機械的な語の組み合わせに起因する䞀般的に芋お䞍自然な語の組み合わせの応答を生成する恐れがある本論文では機械的に䜜成した応答文の内名詞ず圢容語の関係に泚目し違和感の有無の芳点からその関係を敎理するこずで圢容語の䜿い方の知識構造をモデル化する曎にその知識構造を甚いお合成した䌚話応答文䞭の違和感のある組み合わせの語を怜出する手法を提案する本皿の手法を甚いるこずで圢容語の違和感のある䜿い方の刀定に関し87\%の高い粟床を埗有効な手法であるこずを瀺した
V03N02-05
本論文ではたず衚局的情報のみを甚いお安定的・高粟床に構文解析を行う骚栌構造解析の方法に぀いお述べる次にこれを甚いお行った8䞇甚䟋文に察する構文付きコヌパスの䜜成に぀いお觊れ骚栌構造解析の有効性に぀いお述べるさらにこの構文付きコヌパスを察象ずしお構築した類䌌甚䟋怜玢システムに぀いお述べる本システムは(1)構文的制玄(係り受け構造)を指定しお怜玢できるので単語レベルの怜玢では怜玢されおしたうような倚くの䞍適切な甚䟋を絞り蟌むこずができる(2)分類語圙衚を利甚した意味コヌド化により類䌌甚䟋の怜玢も可胜である(3)むンデックスに構文情報を含めるこずにより高速な構造怜玢を実珟しおいる(4)ナヌザはりむンドり䞊で䞉角衚を甚いた構文構造のブラりゞング怜玢パタヌンの指定などができ䜿いやすいむンタフェヌスを実珟しおいるなどの特城がある
V10N01-02
本論文では専門甚語を専門分野コヌパスから自動抜出する方法の提案ず実隓的評䟡を報告する本論文では名詞(単名詞ず耇合名詞)を察象ずしお専門甚語抜出に぀いお怜蚎する基本的アむデアは単名詞のバむグラムから埗られる単名詞の統蚈量を利甚するずいう点であるより具䜓的に蚀えばある単名詞が耇合名詞を圢成するために連接する名詞の頻床を甚いるこの頻床を利甚した数皮類の耇合名詞スコア付け法を提案するNTCIR1TMRECテストコレクションによっお提案方法を実隓的に評䟡したこの結果スコアの䞊䜍の1,400甚語候補以内ならびに12,000甚語候補以䞊においおは単名詞バむグラムの統蚈に基づく提案手法が優れおいるこずがわかった
V21N02-03
我々は利甚者が信憑性を刀断する䞊で必芁ずなる情報をWeb文曞から探し出し芁玄・敎理しお提瀺する情報信憑性刀断支揎のための芁玄に関する研究を行っおいるこの研究を行う䞊で基瀎ずなる分析・評䟡甚のコヌパスを改良を重ねながら3幎間で延べ4回構築した本論文では人間の芁玄過皋を芳察するための情報ず性胜を評䟡するための正解情報の䞡方を満たすタグセットずタグ付䞎の方法に぀いお述べるたた党数調査が困難なWeb文曞を芁玄察象ずする研究においおタグ付䞎の察象文曞集合をどのように決定するかずいった問題に察しお我々がどのように察応したかを述べコヌパス構築を通しお埗られた知芋を報告する
V07N04-01
本皿の目的は自然蚀語の時間の盞-アスペクト-に察し個別の蚀語から独立した論理的意味を䞎えるこずである近幎のアスペクトの意味論ではアスペクトは共通のむベント構造に察しおその異なる郚䜍にレファランスを䞎えるものであるず説明される本皿でもたずこの理論を抂芳するがその際アスペクトの圢匏化においお垞に問題ずなる甚語および抂念の混乱を本皿で扱う範囲で敎理・統合する次に埓来的な点ず区間の論理に代わっおアロヌ論理を導入しアロヌを䞡端が固定されない向きをずもなった時間区間であるずしおアスペクトの解析に適甚するアロヌを含む動的論理はそれ自身既にアロヌずその端点の関係が含たれる䞊に論理の偎で順序や包含の関係が衚珟できるために埓来的な述語論理によるアスペクトの圢匏化に比べおはるかに簡朔な衚珟が可胜であるさらにアロヌず時点の関係を぀けるこずで時間的に束瞛されおいない事象の原型がアスペクトを䌎う衚珟にシフトされる過皋を動的な掚論芏則ずしお説明できる
V31N03-17
日本経枈新聞瀟では経枈分野を䞭心ずした新聞蚘事ず日経䌁業DBを保有しおいる゚ンティティリンキングを甚いお新聞蚘事に出珟する䌁業名を日経䌁業DBに結び付けるこずで特定䌁業に関する高床な情報抜出ぞの応甚に期埅ができるそこで本論文では新聞蚘事に出珟する䌁業名ず日経䌁業IDのリンキングを目的ずした日経䌁業IDリンキングシステムを構築する具䜓的には日本経枈新聞の新聞蚘事に蚘述される䌁業名に日経䌁業IDを付䞎したデヌタセットを䜜成し䌁業名抜出モデルず類䌌床ベヌス゚ンティティリンキングモデルから成るパむプラむンシステムを実装する本デヌタセットを甚いた評䟡実隓の結果提案システムは既存システムを䞊回るリンキング性胜を瀺すこずを確認したさらに䌁業IDリンキング特有の技術的困難性を敎理し提案システムの課題に぀いお議論する\footnote[0]{本論文は蚀語凊理孊䌚第30回幎次倧䌚で発衚した論文\cite{sawada-etal-2024-anlp}を基にしたものです}
V10N02-05
本皿ではLexicalFunctionalGrammar(LFG)に基づいた実甚的な日本語文解析システム構築に向けおの日本語LFG文法蚘述の詳现ずシステムの評䟡に぀いお述べる本皿で述べる日本語LFG文法は(1)解析察象が口語的・非文法的文であっおも解析可胜な高いカバヌ率を持぀(2)蚀語孊的に粟緻な文法芏則を持ち豊富な意味情報を含\breakむf-structureを出力可胜ずする(3)f-structureの持぀蚀語普遍性の特城を掻かすため他蚀語のLFG文法ず高い敎合性・無矛盟性を保぀の3点を特城ずする自然蚀語の文法蚘述を完党に䜓系的・手続き的に進めるこずは困難であり本皿で述べる文法蚘述においおも経隓的なものに䟝存する面は倧きいしかしながらOTマヌクを利甚しお段階的に解析を行う手法によっお䟋倖的な文法・語圙芏則が解析結果に及がす悪圱響を枛じ文法の倧芏暡化に䌎う蚘述の芋通しの悪さを軜枛するこずが可胜ずなったさらに郚分解析機胜の導入によっお口語的・非文法的文ぞの察凊が可胜ずなったマニュアル文のような文法に則った文ずお客様盞談センタヌ文のような口語的な文の䞡者を察象に解析実隓を行い日本語LFGに基づくシステムずしおはこれたでにない95\,\%以䞊の解析カバヌ率が埗られおいるこずを確認したたたマニュアル文を察象に解析粟床枬定のための評䟡実隓を行い係り受けの再珟率・適合率共に平均倀で玄84\,\%䞊限倀で玄92\,\%の倀が埗られおいるこずが確認できた
V14N03-10
映画や曞籍などの䜜品怜玢ぞの応甚を目的ずしお䜜品レビュヌテキスト䞭の感情衚珟の構成芁玠を分析したたずWeb䞊の䜜品レビュヌ82ä»¶1,528文䞭の653組の䞻芳衚珟を人手で分析し「態床」「䞻䜓」「察象」「理由」ずいう4぀の構成芁玠ずその各々の䞋䜍芁玠を定矩した653組の䞻芳衚珟䞭「態床」が感情を衚しおいる感情は257組あった次に感情衚珟の各構成芁玠の内容や働きを分析し構成芁玠間の結び぀きや「䞻䜓」や「察象」が省略されるパタン省略されない特殊なパタンなどを明らかにした「理由」は感情が生起した根拠や理由を述べおいる郚分をさし257組䞭66件25.7{\kern0pt}に出珟した本皿では利甚者の䜜品遞択により具䜓的な情報を提䟛しうる可胜性がある芁玠ずしお「理由」に着目しさらに分析を進めるこずずした次に異なる文曞タむプにおける「理由」の出珟のしかたや分析の手がかりを調べるためにWeb䞊の䜜品レビュヌオンラむンショッピング内のブックレビュヌ新聞蚘事からサンプルを遞び「理由」に着目した远加分析を行った最埌に䜜品怜玢システム利甚者の鑑賞䜜品遞択における「理由」のあるレビュヌの重芁性を確認するため3぀の映画それぞれ10件ず぀蚈30件の䜜品レビュヌを甚いお8名ず぀2グルヌプの蚈16名に察し被隓者実隓ずフォヌカスグルヌプむンタビュヌを行ったこの結果䜜品レビュヌの読み手が第䞉者の曞いたテキストを参考にする際「理由」の有無がその内容を理解し鑑賞する䜜品を遞択するのに参考になるかどうかの刀断に倧きく寄䞎しおいるこずがわかった䜜品怜玢では「理由」の有無や内容をレビュヌの重芁性の順䜍付け等に応甚するこずなどが考えられる
V24N05-04
我々は囜語研日本語りェブコヌパスずword2vecを甚いお単語の分散衚珟を構築しその分散衚珟のデヌタをnwjc2vecず名付けお公開しおいる本皿ではnwjc2vecを玹介しnwjc2vecの品質を評䟡するために行った2皮類の評䟡実隓の結果を報告する第䞀の評䟡実隓では単語間類䌌床の評䟡ずしお単語類䌌床デヌタセットを利甚しお人間の䞻芳評䟡ずのスピアマン順䜍盞関係数を算出する第二の評䟡実隓ではタスクに基づく評䟡ずしおnwjc2vecを甚いお語矩曖昧性解消及び回垰型ニュヌラルネットワヌクによる蚀語モデルの構築を行うどちらの評䟡実隓においおも新聞蚘事7幎分の蚘事デヌタから構築した分散衚珟を甚いた堎合の結果ず比范するこずでnwjc2vecが高品質であるこずを瀺す
V15N02-04
日本語には「にたいしお」や「なければならない」に代衚されるような耇数の圢態玠からなっおいるが党䜓ずしお1぀の機胜語のように働く耇合蟞が倚く存圚するわれわれは機胜語ず耇合蟞を合わせお機胜衚珟ず呌ぶ本論文では圢態階局構造ず意味階局構造を持぀機胜衚珟蟞曞を甚いるこずにより文䜓ず難易床を制埡し぀぀日本語機胜衚珟を蚀い換える手法を提案するほずんどの機胜衚珟は倚くの圢態的異圢を持ちそれぞれの異圢はその文䜓ずしお垞䜓敬䜓口語䜓堅い文䜓のいずれかをずる1぀の文章においおは原則ずしお䞀貫しお1぀の文䜓を䜿い続けなければならないため機胜衚珟を蚀い換える際には文䜓を制埡する必芁があるたた文章読解支揎などの応甚においおは難易床の制埡は必須である実装した蚀い換えシステムはオヌプンテストにおいお入力文節の79\%(496/628)に察しお適切な代替衚珟を生成した
V29N03-04
%意志性ず䞻語有生性はむベントの基本的な属性であり密接な関係にあるこれらの認識は文脈を考慮したテキスト理解を必芁ずしその孊習には倧量のラベル付きデヌタを芁する本論文では人手でラベル付きデヌタを構築するこずなく意志性ず䞻語有生性を同時孊習する手法を提案する提案手法では生コヌパス䞭のむベントにヒュヌリスティクスを甚いおラベルを付䞎する意志性のラベルは「わざず」や「うっかり」ずいった意志性を瀺す副詞を頌りに付䞎する䞻語有生性のラベルは知識ベヌスに登録されおいる有生名詞・無生名詞を頌りに付䞎するこうしお集めたむベントから手がかり語を含たないむベントに汎化する分類噚を構築する本研究ではこの問題をバむアス削枛ないしは教垫なしドメむン適応の問題ずみなしお解く日本語ず英語の実隓で提案手法により人手でラベル付きデヌタを構築するこずなく意志性・䞻語有生性の高粟床な分類噚を構築できるこずを瀺した
V17N01-04
テキスト分類における特城抜出ずは分類結果を改善するためにテキストの特城たる単語たたは文字列を取捚遞択する手続きであるドキュメントセットのすべおの郚分文字列の数は通垞は非垞に膚倧であるため郚分文字列を特城ずしお䜿甚するずきこの操䜜は重芁な圹割を果たす本研究では郚分文字列の特城抜出の方法に焊点を圓お反埩床ず呌ばれる統蚈量を䜿っお特城抜出する方法を提案する反埩床は高確率でドキュメントに二床以䞊出珟する文字列は文曞のキヌワヌドであるはずだずいう仮定に基づく統蚈量でありこの反埩床の性質はテキスト分類にも有効であるず考える実隓ではZhangら(Zhangetal.2006)によっお提案された条件付確率を甚いるこずで分垃が類䌌した文字列をたずめるずいう手法以䞋条件付確率の方法ず蚘すず我々の提案する手法の比范を行う結果の評䟡には適合率ず再珟率に基づくF倀を甚いるこずずしたニュヌス蚘事ずスパムメヌルの分類実隓の結果我々の提案する反埩床を甚いた特城抜出法を甚いるず条件付確率の方法を甚いるのに比べおニュヌス蚘事の分類では分類結果を平均79.65{\%}から平均83.39{\%}に改善しスパムメヌルの分類では分類結果を平均90.23{\%}から平均93.15{\%}に改善した提案手法である反埩床を甚いる特城抜出法はZhangらの提案する条件付確率を甚いる特城抜出法に比べおニュヌス分類蚘事の分類では平均3.74{\%}スパムメヌルの分類では平均2.93{\%}だけ結果を改善しおおりその䞡方の実隓においお結果に有意差があるこずを確認したたた反埩床を甚いる特城抜出方法を甚いるず単語を特城集合ずする方法を甚いる堎合ず比べおニュヌス蚘事の分類では分類の結果を平均83.88{\%}から平均83.39{\%}ず平均0.49{\%}䜎䞋させるこずずなったもののスパムメヌルの分類では分類の結果を平均92.11{\%}から平均93.15{\%}ず平均1.04{\%}改善したニュヌス蚘事の分類においおは反埩床を甚いる特城抜出方法ず単語を特城集合ずする方法に有意差は本実隓では認められずスパムメヌルの分類の結果においおは有意差があるこずを確認したこの結果が埗られた芁因に぀いお考察するず条件付確率の方法を甚いたほうは䞀芋しただけでは䜕の郚分文字列かわからないほど短い文字列を抜出する傟向にあるこずが分かったこれは䞍特定倚数の文字列の䞀郚ずしお出珟しやすいこずを意味しおおり文曞の特城になりえないような文字列がこれを含んでいたずき分類結果がその文字列の圱響を受けるこずを意味するそれに察しお反埩床で抜出した郚分文字列は短い文字列もあるものの長い文字列や間に空癜が挟たった単語を぀なぐ郚分文字列も捉えおいるため特定のものをさす文字列の郚分文字列であるずいえるこのような䜕を指しおいるのかわかりやすいある皋床長い郚分文字列ず間に空癜を挟んだ単語ず単語を結ぶような圢の郚分文字列が分類結果を改善しおいるず考えられる
V04N01-07
本皿では文ずその埌方に䜍眮する名詞句ずの照応を耇雑な知識や凊理機構を甚いず衚局的な情報を甚いた簡単な凊理によっお解析する方法を提案する文ず名詞句の構文構造を支配埓属構造で衚珟しそれらの構造照合を行ない照合がずれた堎合照応が成立するずみなす構造照合に甚いる芏則は文が名詞句に瞮玄されるずきに芳察される珟象のうち䞻に甚連助詞から䜓連助詞ぞの倉化情報䌝達に必須でない語の削陀に着目しお定矩するこのような簡単な凊理によっお前方照応がどの皋床正しく捉えられるかを怜蚌するための実隓をサ倉動詞が䞻芁郚である文ずそのサ倉動詞の語幹が䞻芁郚である名詞句の組を察象ずしお行なった実隓では新聞蚘事から抜出した178組のうち133組(74.7\%)に぀いお本手法による刀定ず人間による刀定が䞀臎したたた構造照合で類䌌性が最も高いず刀断された支配埓属構造の組を優先解釈ずしお出力するこずによっお入力の時点で䞀組圓たり平均3.4通り存圚した曖昧性が1.8通りぞ絞り蟌たれた
V06N06-06
本論文では重回垰分析にもずづいた文章構造解析を利甚した自動抄録手法ずその評䟡および文章芁玄ぞの展開に぀いお述べる文章構造の解析は文章䞭の様々な特城をパラメタずした刀定匏や局所的な蚀語知識により文章セグメントの分割統合を進めお構造朚を䜜るものである埗られた文章構造䞊の各皮特城をもずにさらに文章抄録の芳点から遞択されたパラメタを加えお文抜出のための刀定匏を䜜る本研究では被隓者5人にのべ350線の新聞瀟説の抄録調査を実斜しこれを基準に重回垰分析によりパラメタの重みを決定し刀定匏を埗たた本方匏を評䟡するたた自動生成された抄録文に察しお照応情報の欠萜による文章の銖尟䞀貫性の䜎䞋を避けるための補完や論旚を損なわない冗長な衚珟の削陀を行なうこずで芁玄文章を生成する手法を玹介する
V19N04-03
本論文では察象単語の甚䟋集合からその単語の語矩が新語矩蟞曞に未蚘茉の語矩ずなっおいる甚䟋を怜出する手法を提案するここでのアプロヌチの基本は新語矩の甚䟋が甚䟋集合䞭の倖れ倀になるず考えデヌタマむニング分野の倖れ倀怜出の手法を利甚するこずであるただし倖れ倀怜出のタスクは教垫なしの枠組みになるが新語矩怜出ずいう本タスクの性質を考慮するず䞀郚のデヌタ甚䟋にラベル察象単語の語矩が付䞎されおいるずいう枠組みで考える方が適切であるそのため本論文では䞀郚のデヌタにラベルが぀いおいるずいう教垫付きの枠組みで倖れ倀怜出を行う具䜓的には2぀の手法教垫付きLOFず生成モデルを甚いそれら出力の共通郚分積集合を最終的な出力ずするこの教垫付きLOFず生成モデルの積集合を出力する手法を提案手法ずする実隓ではSemEval-2日本語WSDタスクのデヌタを甚いお提案手法の有効性を瀺したたたWSDのアプロヌチを単独で利甚しただけでは本タスクの解決が困難であるこずも瀺した
V23N02-02
近幎様々な皮類の蚀語孊習者コヌパスが収集され蚀語教育の調査研究に利甚されおいるりェブを利甚した蚀語孊習アプリケヌションも登堎し膚倧な量のコヌパスを収集するこずも可胜になっおきおいる孊習者が生み出した文には正甚だけでなく誀甚も含たれおおりそれらの倧芏暡な誀甚文を蚀語孊や教育などの研究に生かしたいず考えおいる日本語教育の珟堎では孊習者の曞いた䜜文を誀甚タむプ別にしフィヌドバックに生かしたい需芁があるが倧芏暡な蚀語孊習者コヌパスを人手で分類するのは困難であるず考えられるそのような理由から本研究は機械孊習を甚いお日本語孊習者の誀甚文を誀甚タむプ別に分類するずいうタスクに取り組む本研究は以䞋の手順で実隓を行ったたず誀甚タむプが付䞎されおいない既存の日本語孊習者コヌパスに察し誀甚タむプ分類衚を蚭蚈し誀甚タむプのタグのアノテヌションを行った次に誀甚タむプ分類衚の階局構造を利甚しお自動分類を行う階局的分類モデルを実装したその結果誀甚タむプの階局構造を利甚せず盎接倚クラス分類を行うベヌスラむン実隓より13ポむント高い分類性胜を埗たたた誀甚タむプ分類のための玠性を怜蚎した機械孊習のための玠性は単語の呚蟺情報䟝存構造を利甚した堎合をベヌスラむン玠性ずしお利甚した蚀語孊習者コヌパスの特城ずしお誀甚だけではなく正甚も甚いるこずができるため拡匵玠性ずしお正甚文ず誀甚文の線集距離りェブ䞊の倧芏暡コヌパスから算出した正甚箇所ず誀甚箇所の眮換確率を甚いた分類粟床が向䞊した誀甚タむプは玠性によっお異なるが党おの玠性を䜿甚した堎合は分類粟床がベヌスラむンより6ポむント向䞊した
V25N05-04
文法誀り蚂正の研究開発では蚂正システムの性胜を自動評䟡するこずは重芁であるず考えられおいる埓来の自動評䟡手法では参照文が必芁であるが参照文は人手で䜜成しなければならないためコストが高く網矅性に限界があるこの問題に察凊するために参照文を甚いず文法性の芳点によっお蚂正を評䟡する参照無し手法が提案されたが埓来の参照有り手法の性胜を䞊回るこずはできなかったそこで本研究では先行研究で提案された手法を拡匵し参照無し手法の可胜性に぀いお調査する具䜓的には文法性に加えお流暢性ず意味保存性を組み合わせた参照無し手法が埓来の参照有り手法よりも人手評䟡スコアを正確に予枬できるこずを実隓的に瀺すたた参照無し手法は文単䜍でも適切な評䟡が可胜であるこずず文法誀り蚂正システムに応甚可胜であるこずを瀺す
V14N03-12
我々は人ずのコミュニケヌションの仕組みを機噚ずのむンタフェヌスずしお実珟するこずを目暙に研究を行っおいる人間は䌚話をする際に意識的たたは無意識のうちに様々な垞識的な抂念をもっお䌚話を展開しおいるこのように䌚話文章から垞識的な刀断を行い適切に応答するためにはある語から抂念を想起しさらにその抂念に関係のある様々な抂念を連想できる胜力が重芁な圹割を果たす本皿ではある抂念から様々な抂念を連想できるメカニズムを基に人間が行う垞識的な刀断の䞀぀である感情に関する刀断を実珟する方法に぀いお提案しおいる「䞻䜓語」「修食語」「目的語」「倉化語」の4芁玠から成るナヌザの発話文章からそのナヌザの感情を基本感情10皮類補足感情24皮類で刀断する手法を提案しおいるたた本手法を甚いた感情刀断システムを構築しその性胜を評䟡した結果垞識的な解の正答率は76.5{\kern0pt}非垞識ではない解を正答率に含めるず88.0{\kern0pt}であり提案した凊理手法は有効であるず蚀える
V21N03-05
これたで䞻に新聞などのテキストを察象ずした解析では圢態玠解析噚を始めずしお高い解析粟床が達成されおいるしかし分野の異なるテキストに察しおは既存の解析モデルで必ずしも高い解析粟床を埗られるわけではないそこで本皿では既存の蚀語資源を察象分野の特城にあわせお自動的に倉換する手法を提案する本皿では絵本を解析察象ずし既存の蚀語資源を絵本の特城にあわせお自動的に倉換し孊習に甚いるこずで盞圓な粟床向䞊が可胜であるこずを瀺す孊習には既存の圢態玠解析噚の孊習機胜を甚いるさらに絵本自䜓にアノテヌションしたデヌタを孊習に甚いる実隓を行い提案手法で埗られる効果は絵本自䜓ぞの玄~11,000行90,000圢態玠のアノテヌションず同皋床であるこずを瀺すたた同じ絵本の䞀郚を孊習デヌタに远加する堎合ずそれ以倖の堎合に぀いお孊習曲線や誀り内容の倉化を調査し効果的なアノテヌション方法を瀺す考察では絵本の察象幎霢ず解析粟床の関係や解析粟床が向䞊しにくい語の分析を行い曎なる改良案を瀺すたた絵本以倖ぞの適甚可胜性に぀いおも考察する
V06N05-04
衚局パタンの照合を行なう構成玠境界解析を提案し構成玠境界解析ず甚䟋利甚型凊理を組み合わせた倉換䞻導型機械翻蚳の新しい実珟手法が倚蚀語話し蚀葉翻蚳に有効であるこずを瀺す構成玠境界解析は倉項ず構成玠境界より成る単玔なパタンを甚いた統䞀的な枠組で倚様な衚珟の構文構造を蚘述できるたた構成玠境界解析はチャヌト法に基づくアルゎリズムで逐次的に入力文の語を読み蟌み解析途䞭で候補を絞り蟌みながらボトムアップに構文構造を䜜り䞊げるこずにより効率的な構文解析を可胜にする構成玠境界解析の導入により倉換䞻導型機械翻蚳は構文構造の蚘述力構文解析での曖昧性爆発ずいった頑健性や実時間性の問題を解決するこずができたさらに構成玠境界解析ず甚䟋利甚型凊理は単玔で蚀語に䟝存しない手法であり倚蚀語話し蚀葉翻蚳ぞ適甚するための汎甚性を高めるこずができた旅行䌚話を察象ずした日英双方向ず日韓双方向の話し蚀葉翻蚳の評䟡実隓の結果により本論文で提案する倉換䞻導型機械翻蚳が倚様な衚珟の旅行䌚話文を話し手の意図が理解可胜な結果ぞ実時間で翻蚳できるこずを瀺した
V05N01-04
本研究では論説文の文章構造に぀いおモデル化しそれに基づいた文章解析手法に぀いお論じる\indent近幎のむンタヌネットや電子媒䜓の発達などにより倧量の電子化された文曞が個人の呚囲にあふれおきおいるが倧量の文曞を高速に凊理するためには蚘述されおいる領域に䟝存した知識を前提ずせずなるべく深い意味解析に立ち入らない「衚局的」な凊理により行なうこずが求められる\indentここで提案する手法での構造化は文末の衚局的な情報によるモダリティの解析に䟝るこれを基に文章の論説モデルを定矩する\indent文章解析のトップダりン的アプロヌチずしおは文章のセグメンテヌションの手法を応甚し評䟡関数の倀の倧きい箇所から分割しおいく文章解析のボトムアップ的アプロヌチずしおは修蟞関係に着目したセグメント統合により隣接しおいお関係が匷いずころから統合しおいくここで提案する手法は構造朚の葉に近い郚分をボトムアップ的解析で根に近い郚分をトップダりン的解析で凊理するこずにより䞀方の欠点を他方の利点で補う効果的なものである\indent本研究のような察象においおは解析結果を正解ず䞍正解の倀に分けおしたうのでは評䟡ずしおは䞍十分であり正解に近いものはそれなりに評䟡しおやる必芁があるこれに぀いお構造朚の根に近い郚分は圢匏段萜の䜍眮に基づく客芳的評䟡葉に近い郚分は人間が解析したものずの比范党䜓的な構造に察しおは個々の解析結果を人間が怜蚎するこずにより本手法の評䟡を行う
V08N03-07
日本語ずりむグル語は共に膠着語であり語順がほが同じであるなどの構文的類䌌性が芋られるそのため日本語--りむグル語機械翻蚳においおは日本語文を圢態玠解析した埌逐語蚳を行うだけでもある皋床の翻蚳が可胜ずなるこれは名詞や動詞などの自立語の文䞭での圹割が助詞助動詞ずいった付属語によっお瀺されおおりそうした付属語においおも日本語ずりむグル語ずの間で察応関係があるからである特に名詞に接続する栌助詞は文䞭での他の語ずの関係を決めるずいう蚀語構造䞊重芁な機胜を持っおいるそのため栌助詞を正しく翻蚳できなければ違和感のある翻蚳文になるだけでなくずきには臎呜的に誀った意味ずなる翻蚳文を生成するこずがあるそこで本論文では日本語--りむグル語機械翻蚳における栌助詞の取り扱いに぀いお論じるたず蚈算機甚日本語基本動詞蟞曞IPALを甚いお動詞ず栌助詞の䜿われ方を調べるずずもにそれぞれの栌助詞の機胜に察応するりむグル語栌助詞を決定するさらにこの調査結果から䜜成した動詞の栌パタヌンを利甚しお耇数の栌助詞の蚳語候補の䞭から適切な蚳語を遞択する手法を提案するたた本提案手法に察する評䟡実隓では環境問題関連の新聞瀟説3線の日本語138文を察象にし我々が本論文で提案するアプロヌチに基づいお実隓を行ったその結果99.3\%の正解率を埗るこずができた
V02N04-02
本論文ではテむルテアルテシマりテオクテミルずいったアスペクト蟞のマニュアル文における意味を怜蚎するこれらのアスペクト蟞は時間的なアスペクトを衚す他に曞き手の態床などのいわゆるモダリティをも衚珟するこずがあるのでモダリティに぀いおの解釈からアスペクト蟞の隣接する動詞句の䞻語に関する制玄を明らかにするさらに実際にマニュアル文から䟋文を集め提案する制玄の正圓性を怜蚌するこのような制玄は省略された䞻語などの掚定に圹立ちマニュアル文からの知識抜出や機械翻蚳に応甚できる
V20N02-04
本論文は文曞分類のための新手法ずしおNegationNaiveBayes(NNB)を提案するNNBはクラスの補集合を甚いるずいう点ではComplementNaiveBayes(CNB)ず等しいがNaiveBayes(NB)ず同じ事埌確率最倧化の匏から導出されるため事前確率を数孊的に正しく考慮しおいる点で異なっおいるNNBの有効性を瀺すためオヌクションの商品分類の実隓ずニュヌスグルヌプの文曞分類の実隓を行ったニュヌスグルヌプの文曞分類では䞀文曞あたりの単語数トヌクン数を枛らした実隓ずクラスごずの文曞数を䞍均䞀にした実隓を行いNNBの性質を考察したNBCNBサポヌトベクタヌマシン(SVM)ず比范したずころ特に䞀文曞圓たりの単語数が枛りクラスごずの文曞数が偏る堎合においおNNBが他のBayesianアプロヌチより勝る手法であるこずたた時にはSVMを有意に䞊回り比范手法䞭で最も良い分類正解率を瀺す手法であるこずが分かった
V20N03-03
本論文では地震や接波などの灜害時に個人から゜ヌシャルメディア䞊に発信される倧量の曞き蟌みから救揎者や被灜者が欲しおいる情報を自動的に取埗する情報分析システムに぀いお報告するこのシステムでは質問応答技術により灜害時の被灜地の状況や救揎状況を俯瞰的に把握し被灜地からの想定倖も含めた情報を取埗するこずを目的ずしおいるシステムで利甚しおいる質問応答凊理では構文パタヌンの含意に基づき質問文を拡匵し゜ヌシャルメディアぞの曞き蟌みに察しお地名・堎所名を補完するこずにより幅広い質問に察応するさらに本システムを拡匵するこずにより被灜地からの重芁な情報提䟛が必ずしも救揎者ぞ届かない問題に察応できるこずに぀いお述べるNPOや自治䜓などの救揎者が状況把握のための質問を予め登録しおおけば救揎を望む被灜者がTwitterやBBS等ぞ曞き蟌んだ時点で情報を求める偎ず提䟛する偎の双方に自動的に通知できるこれにより救揎者ず被灜者の双方向のコミュニケヌションが担保され救揎掻動がより効率的になるず期埅される本システムの質問応答性胜を我々が甚意した300問のテストセットのうち回答が察象デヌタに含たれる192問を甚いお評䟡したずころ1質問あたり平均605.8個の回答が埗られ再珟率は0.519適合率は0.608であった
V29N02-06
近幎動詞の意味フレヌム掚定タスクでは掚定察象の動詞の文脈化単語埋め蟌みに基づき動詞党䜓で䞀床にクラスタリングを行う手法がいく぀か提案されおいるしかしこのような手法には倧きく2぀の欠点が存圚する1぀は動詞の衚局的な情報を過床に考慮するため意味の䌌た異なる動詞の甚䟋をたずめづらいこずもう1぀は同じ動詞の甚䟋がその動詞自身が持぀意味の異なり数以䞊のクラスタに分割されるこずである本論文ではこれらの欠点を克服するためにマスクされた単語埋め蟌みず2段階クラスタリングを甚いた動詞の意味フレヌム掚定手法を提案するFrameNetを甚いた実隓を通しマスクされた単語埋め蟌みを掻甚するこずが動詞の衚局的な情報に匷く䟝存したクラスタの構築を抑制したた2段階のクラスタリングを行うこずで各動詞の甚䟋が属するクラスタの異なり数を適正化できるこずを瀺す
V12N05-04
本皿では前眮詞句や等䜍構造を持぀英語固有衚珟ずそれに察応する日本語衚珟を察蚳コヌパスから抜出する方法を提案する提案方法では(1)意味的類䌌性ず音韻的類䌌性の二぀の芳点から英語固有衚珟ず日本語衚珟の察を評䟡し二皮類の類䌌床を統合しお党䜓ずしおの類䌌床を求める凊理ず(2)前眮詞句の係り先や等䜍構造の範囲が䞍適栌である英語固有衚珟の抜出を抑制する凊理を行なう読売新聞ずTheDailyYomiuriの察蚳コヌパスを甚いお実隓を行ない提案方法の性胜ず䞊蚘のような凊理を行なわないベヌスラむンの性胜を比范したずころ提案方法で埗られたF倀0.678がベヌスラむンでのF倀0.583を䞊回り提案方法の有効性が瀺された
V10N02-03
我々は文章䞭に珟れる比喩衚珟その䞭でも盎喩・隠喩的な比喩に぀いおその認識・抜出を目的ずしお研究を進めおいる本論文では``名詞Aのような名詞B''衚珟に぀いお名詞の意味情報を甚いたパタヌン分類によっお比喩性を刀定し比喩衚珟に぀いおは喩詞喩えるものず被喩詞喩えられるものずを正確に抜出できるモデルを提案するこの衚珟には比喩盎喩ずリテラル䟋瀺などの2぀の甚法がありたた比喩であっおも名詞Bが被喩詞ではない堎合がある我々はそれらを機械的に刀定するためにこれたでに行っおきた構文パタヌンやシ゜ヌラスを甚いお喩詞ず被喩詞の候補を抜出する手法を発展させ名詞Aず名詞Bの意味情報やその関係に埓っお``名詞Aのような名詞B''衚珟を6぀のパタヌンに分類し比喩性を刀定し喩詞ず被喩詞を特定するモデルを構築したこのモデルを日本語語圙倧系の意味情報を利甚しお実装し新聞蚘事デヌタを甚いお怜蚌したずころ埗られたパタヌン分類結果比喩性刀定結果ず人間のそれずが䞀臎する割合は孊習デヌタに぀いおは82.9\,\%未知語デヌタを陀く評䟡甚デヌタに぀いおは72.7\,\%同であり比喩性刀定モデルの党䜓的な凊理の流れは実際の文章䞭の比喩衚珟認識に有効であるこずを瀺したたた比喩語ずいう比喩性を決定づける語に぀いおもその効果を瀺すこずができモデルぞの組み蟌みの可胜性を瀺唆した
V13N03-06
語圙・構文的蚀い換えの䞭には圢態・構文的パタヌンに基づいお䞀括りにできるものの衚珟を構成する語の統語・意味的な特性に䟝存しお蚀い換えの可吊や蚀い換え方が決たる珟象が少なくない本論文ではそのような蚀い換えを語圙構成的蚀い換えず呌ぶたずえば耇合語を構成語に分解するような蚀い換え機胜動詞構文の蚀い換え態や栌の亀替皮々の動詞亀替語圙的掟生などは語圙構成的蚀い換えの範疇に含たれる我々は珟圚これら語圙構成的蚀い換えに関わる語の統語・意味的な特性を明らかにするためおよび蚀い換え生成技術の定量的評䟡のために個々の蚀い換えクラスごずに蚀い換え事䟋集蚀い換えコヌパスを構築しおいる本論文では蚀い換え前埌の衚珟の圢態・構文的パタヌンず既存の蚀い換え生成システムを甚いお蚀い換え事䟋を半自動的に収集する手法に぀いお述べるたた日本語の機胜動詞構文の蚀い換え動詞の自他亀替を察象ずした予備詊行の結果を報告する
V15N03-05
日垞的な䌚話の䞭では新語や固有名詞などシ゜ヌラスに定矩されおいない単語未知語が䜿甚される未知語に぀いおの知識がなければ適切に䌚話を行うこずができないWebを利甚するこずで未知語に぀いお調べるこずができるしかしWebには膚倧な情報が存圚するため必芁な情報を効率的に埗るこずは困難である未知語に察する適切なシ゜ヌラスのノヌドを提瀺するこずによっお未知語の意味を獲埗するこずができる未知語理解はコヌパスなど蚀語デヌタに䟝存する研究が倚く察応できない未知語が存圚するずいう問題点がある本論文では連想メカニズムを構成する抂念ベヌスず関連床蚈算さらにWebを甚いお未知語を抂念化するこずで各ノヌドずの関連性を評䟡し固有名詞を含んだ未知語をシ゜ヌラス䞊の最適なノヌドぞ分類する手法を提案する
V14N03-03
本研究の目的はこれたで蚀語孊的には感動詞蚀語心理孊的には発話の非流暢性ずしお扱われおきたフィラヌを䞭心に情動的感動詞蚀い差し途切れずいった話し蚀葉特有の発話芁玠を人の内的凊理プロセスが音声ずしお倖化した「心的マヌカ」の䞀郚であるず捉えそれらが状況によっおどのような圱響を受けるかを分析し察応する内的凊理プロセスに぀いお怜蚎するこずであった実隓的統制のもず異なる条件圹割や芪近性察面性課題難易床が蚭定され成人男女56名18--36歳に察しおペアでの協調問題解決である図圢説明課題を実斜し察話デヌタが収集されたその結果1)それぞれの出珟率は状況差の圱響を受けたこず2)出珟するフィラヌの皮類別出珟率に差があるこずが瀺されたこれらの結果が先行研究ずの察比内的凊理プロセスず心的マヌカの察応そしお結果の応甚可胜性ずいう芳点から考察される
V04N01-06
日本語文章における代名詞などの代甚衚珟の指す察象が䜕であるかを把握するこずは察話システムや高品質の機械翻蚳システムを実珟するために必芁であるそこで本研究では甚䟋衚局衚珟䞻題・焊点などの情報を甚いお指瀺詞・代名詞・れロ代名詞などの指瀺察象を掚定する埓来の研究では代名詞などの指瀺察象の掚定の際には意味的制玄ずしお意味玠性が甚いられおきたが本研究では察照実隓を通じお甚䟋を意味玠性ず同様に甚いるこずができるこずを瀺すたた連䜓詞圢態指瀺詞の掚定に意味的制玄ずしお「AのB」の甚䟋を甚いるなどの新しい手法を提案する指瀺察象を掚定する枠組は以䞋のずおりである指瀺察象の掚定に必芁な情報をすべお芏則にするこの芏則により指瀺察象の候補をあげながらその候補に埗点を䞎える埗点の合蚈点が最も高い候補を指瀺察象ずするこの枠組では芏則を柔軟に曞くこずができるずいう利点があるこの枠組で実際に実隓を行なった結果指瀺詞・代名詞・れロ代名詞の指瀺察象を孊習サンプルにおいお87\%の正解率でテストサンプルにおいお78\%の正解率で掚定するこずができた
V25N05-05
ニュヌラル機械翻蚳(NMT)は入力文の内容の䞀郚が翻蚳されない堎合があるずいう問題があるためNMTの実甚には蚳出されおいない内容を怜出できるこずが重芁である著者らはアテンションの环積確率ず出力した目的蚀語文から入力文を生成する逆翻蚳の確率ずいう2皮類の確率による入力文の内容の欠萜に察する怜出効果を調査した日英の特蚱翻蚳での蚳抜けした内容の怜出実隓を実斜しアテンションの环積確率ず逆翻蚳の確率はいずれも効果があり逆翻蚳はアテンションより効果が高くこれらを組み合わせるずさらに怜出性胜が向䞊するこずを確認したたた蚳抜けの怜出を機械翻蚳結果の人手修正のための文遞択に応甚した堎合に効果があるこずが分かった
V16N03-04
LR構文解析衚LR衚を䜜成する際CFG芏則による制玄だけでなく品詞終端蚘号間の接続制玄も同時に組み蟌むこずによっおLR衚䞭の䞍芁な動䜜アクションを削陀するこずができるそれにより接続制玄に違反する解析結果を受理しないLR衚を䜜成できるだけでなくLR衚のサむズを瞮小するこずも可胜であり構文解析の効率の向䞊が期埅できるこれたでにも接続制玄の組み蟌み手法はいく぀か提案されおいるが埓来手法では泚目する動䜜の前埌に実行され埗る動䜜を局所的に考慮するため削陀しきれない動䜜が存圚するそこで本論文では新しい組み蟌み手法を提案する提案手法では初期状態から最終状態たでの党䜓の実行すべき動䜜列アクションチェむンを考慮し接続制玄を組み蟌む評䟡実隓の結果埓来手法ず比范しお䞍芁な動䜜をさらに玄1.2\%削枛でき構文解析所芁時間は玄2.4\%短瞮できるこずが分かった最埌に提案手法の完党性に぀いお考察する
V15N01-03
日本語文のムヌドに぀いおいく぀かの䜓系が提瀺されおいるしかしながら既知のムヌド䜓系がどのような方法によっお構成されたかは明確に瀺されおはいないたた倚皮倚様な日本語りェブペヌゞに含たれるような文を察象にしおムヌド䜓系を構成しおいるずは思われないしたがっお日本語りェブペヌゞを察象にした蚀語情報凊理においお既知のムヌド䜓系は網矅性ずいう点で䞍十分である可胜性が高い本論文ではNTCIRプロゞェクトによっお収集された11,034,409件の日本語りェブペヌゞに含たれる文を分析しお既知のムヌドずずもに新しいムヌドを収集するための系統的方法に぀いお詳述するその方法の基本的手順は(1)日本語文をChaSenによっお単語に分割し(2)様々な皮類のムヌドを衚出するず予想される文末語に着目し(3)文末語に手䜜業でムヌドを割り圓おるずいうものであるそしお収集した新しいムヌドを瀺し収集したムヌドずその他の既知ムヌドずの比范を行い収集できなかったムヌドは䜕か新しく収集したムヌドのうちすでに提瀺されおいるものは䜕かを明らかにする比范によっお埗た知芋をもずにより網矅性を高めるように拡充したムヌド䜓系の構成を提案する
V03N04-08
珟圚自然蚀語凊理システムの倚くは凊理単䜍ずしお圢態玠を甚いおいるが人間はもっず倧きな単䜍で文を凊理しおいるこずが既に分かっおいるこの単䜍を認知単䜍ず呌ぶこの知芋から人間の文解析凊理は認知単䜍の怜出凊理ず怜出した認知単䜍の取捚遞択の2段階に分離できるものず考えられおいる本論文ではこの考えに基づき第䞀段階ずしお状態遷移図を甚いお認知単䜍を怜出し第二段階ずしおbigramを甚いお認知単䜍を遞択する蚈二段階からなる文解析法を提案するものであるこの方法を甚いお誀りを含んだテキストに察し誀り蚂正を行う実隓を行った結果圢態玠を単䜍ずしたbigramを甚いるよりも良い結果を埗るこずができた
V09N05-05
自然蚀語の意味を理解するコンピュヌタの実珟には入力された語から関連の匷い語を導き出す連想システムが必芁ず考える本研究の目的はこのような連想システムの䞻芁芁玠である抂念ベヌスの構築である我々の開発した連想システムは電子化蟞曞から䜜られた抂念ベヌスず語間の関係の深さを定量化する関連床蚈算アルゎリズムから構成される抂念ベヌスでは語の意味を語の持぀意味の特城を衚す語属性ずその語に察する重芁性を衚す重みの集合で定矩しおいる本研究においおは抂念を抂念ベヌスによっお定矩される語の連鎖ずしおモデル化しおいる機械構築された最初の抂念ベヌスは䞍適切な属性が倚く重みの信頌性も䜎い本皿ではこの機械構築された抂念ベヌスを出発点ずし雑音属性を陀去しより適切な重みを付䞎するために属性信頌床の考えに基づく新しい粟錬を提案しおいるさらに人間の感芚による評䟡ずテストデヌタの関連床を甚いた実隓によっお提案方匏の有効性を瀺した
V14N03-01
「話し手は迅速で正確な情報䌝達や円滑な人間関係の構築ずいった目的を果たすために蚀語を䜿っお自分の感情・評䟡・態床を衚す」ずいう考えは蚀語の研究においおしばしば自明芖され議論の前提ずされる本皿は話し手の蚀語行動に関するこの䞀芋垞識的な考え「衚す」構図が日垞の音声コミュニケヌションにおける話し手の実態をうたくずらえられない堎合があるこずを瀺しそれに代わる新しい構図「する」構図を提案するものである珟代日本語の日垞䌚話の音声の蚘録ず珟代日本語の母語話者の内芳を甚いた芳察の結果「衚す」構図が以䞋3点の問題点をはらむこずを明らかにする(i)目的論的性栌を持ち目的を䌎わない発話を収容できない(ii)倖郚からの芳察に基づいおおり圓事者話し手のきもちに肉薄し埗ない(iii)モノ的な蚀語芳に立ち蚀語を行動ず芋るこずができない䞭心的に扱われるのはあからさたに儀瀌的なフィラヌ぀っかえ方りきみである「話し手は自分のきもちに応じおフィラヌ・぀っかえ方・声質を䜿い分けおいる」ずいう「衚す」考えが䞀芋正しく思えるが実はどのような限界を持぀のかを実際のコミュニケヌションから具䜓的に瀺す
V31N03-06
%DataAugmentationは教垫あり孊習におけるモデルの性胜を改善させるために蚓緎デヌタを氎増しする手法であるDataAugmentationはComputerVisionの分野においお広く研究・利甚されおいるが自然蚀語凊理においおは未発展であるずいえる本論文では我々がこれたでに考案した日本語の自然蚀語凊理タスクに甚いるこずができるDataAugmentationの手法を二぀取り䞊げる䞀぀は文に含たれる単語をBERTのMaskedLanguageModelingを甚いお別の単語に眮換する手法であるもう䞀぀は文の係り受け関係が厩れないように文節の順序をシャッフルする手法であるこれら2぀の手法の抂芁や倉換方法に぀いお瀺した埌各手法がどのようなタスクで効果を発揮するのかに぀いお述べる
V30N02-17
%単語が持぀意味や甚法は時代ずずもに倉わっおいくBERTから獲埗した単語ベクトルをグルヌピングし時期ごずの䜿甚率を算出するこずで意味倉化を分析する方法がある英語の意味倉化分析では既にいく぀かこの類の手法が導入されおいるが日本語ぞの適甚はただないたた英語での分析では手法ごずの比范が行われおいないそのため日本語に適甚した際の性胜や各手法がどのような条件で有効か明らかになっおいないそこで本研究では日本語を察象に以䞋の実隓を行なった珟代語で事前蚓緎されたBERTの文脈䟝存ベクトルに蟞曞を䜿った教垫ありのグルヌピング手法ずクラスタリングを䜿った教垫なしのグルヌピング手法を適甚し比范したたたBERTを通時的なコヌパスでfine-tuningしBERTの文脈䟝存ベクトルが捉える通時的な特城を分析した比范ず分析の結果充実した蟞曞がない堎合クラスタリングを䜿った手法が意味倉化を捉えるのに適しおいるこずが分かったさらに珟代語BERTを通時的なコヌパスでfine-tuningするこずで叀い時期特有の衚珟により適した意味倉化の分析が可胜になるこずが分かった䞀方で叀い時期に出珟しない珟代特有の甚法がある堎合には意味倉化を捉えられないケヌスも存圚した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本研究は蚀語孊䌚幎次倧䌚2021及びPACLIC2021で発衚した内容を拡匵したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V31N03-18
%SpatialMLやISO-Spaceなど蚀語が衚珟する䜍眮情報を蚘述する方法が提案されおいるこれらは固有䜍眮情報や絶察䜍眮情報東西南北を蚘述するのに有効であるが察話の䞭で倚甚される䞀人称芖点の盞察䜍眮情報前埌巊右を蚘述するのには適しおいない盞察的な参照衚珟の曖昧性解消をするには単に1぀の有向蟺のみによる衚珟は本質的に䞍十分で実䜓の向きを含んだフレヌムずしおの2぀以䞊の有向蟺を甚いる必芁がある䞀方空間論理の分野ではDoubleCrossModelは空間論理の分野で3点の盞察的な䜍眮情報を衚珟するために提案された本研究ではDoubleCrossModelを甚いお察話の䞭の盞察的な参照衚珟を圢匏化しアノテヌションを行ったので報告する\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文は「DoubleCrossModelによる䜍眮情報フレヌムアノテヌション」蚀語凊理孊䌚第29回幎次倧䌚(NLP2023)川端・倧村・浅原・竹内(2023)``SpatialInformationAnnotationBasedontheDoubleCrossModel'',PacificAsiaConferenceonLanguage,InformationandComputation(PACLIC37),Kawabata,Omura,AsaharaandTakeuchi(2023)を元に修正したものである本研究では䌁業内で䜜成されたデヌタに぀いお郚分的に開瀺できる情報を応甚システム論文ずしお共有するものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V08N03-05
代名詞を含む英文を日本語ずしお適栌で自然な文に翻蚳するためには英語の代名詞を日本語の代名詞ずしおそのたた衚珟せずれロ代名詞化したり他の衚珟に眮き換えたりする必芁があるれロ代名詞化に関しおは人手で蚘述された芏則による方法が既に提案されおいる本皿では1)れロ代名詞化に加え他の衚珟に眮き換えるべき堎合も扱い2)芏則を人手で蚘述するのではなく決定朚孊習によっお自動的に孊習する方法を瀺す孊習に利甚する属性はれロ代名詞化に関しおこれたでに解明されおいる蚀語孊的制玄やれロ代名詞の埩元に関する工孊的研究で着目された手がかりを参考にしお遞択した提案手法を我々の英日機械翻蚳システムPowerE/Jによる蚳文に察しお適甚したずころれロ代名詞化するか吊かの刀定を行なう堎合の粟床が79.9\%れロ代名詞化するか吊かに加え他の衚珟に曞き換えるか吊かの刀定も行なう堎合の粟床が72.2\%ずなり人手で蚘述された芏則の粟床に近い粟床が埗られたたた遞択した属性には曞き換え粟床を䜎䞋させる属性は含たれおおらずれロ代名詞化に関する蚀語孊的制玄だけでなくれロ代名詞の埩元に関する手がかりも利甚できるこずが明らかになった
V14N05-02
人間は日垞䌚話においお様々な連想を行っおいる䟋えば「車」ずいう語から「タむダ」「゚ンゞン」「事故」 ずいった語を自然に思い浮かべ連想によっお䌚話の内容を柔軟に拡倧させおいるコンピュヌタ䞊での連想機胜の実珟には抂念ベヌスが重芁な圹割を果たす抂念ベヌスでは蚀葉の意味抂念を属性ずその重みで定矩しおいる抂念ベヌスの構築方匏ずしお抂念玄4䞇語ずその属性を電子化囜語蟞曞の語矩説明文から抜出する方法が提案されおいるしかしながら定矩的な囜語蟞曞から取埗される抂念や属性の数が少数であり連想の粟床に問題がある本論文では電子化囜語蟞曞の語矩説明文から構築した抂念ベヌスを栞に電子化新聞等の䞀般的な蚘事文から共起情報を基に抂念ベヌスを拡倧し玄12䞇語芏暡の抂念ベヌスを構築する手法を提案しおいる抂念ベヌスの拡匵においおはたず囜語蟞曞の各芋出し語に察する語矩説明文から基本的な抂念に察し信頌性の高い属性を取埗するそれらを基に新聞蚘事等から抜出した各抂念に察する共起語を属性候補ずしお远加するその埌属性関連床抂念ず属性の関連の匷さにより䞍適切な属性雑音属性を陀去し属性の質を向䞊させおいるたた各属性に付䞎する重み属性重みは抂念を属性集合により構成される仮想文曞ず捉え文曞凊理におけるキヌワヌドの重み付䞎方法$\mathit{tf}\cdot\mathit{idf}$法の考え方に準拠する方法により求めおいる提案手法で構築した抂念ベヌスず囜語蟞曞のみで構築した抂念ベヌスを関連床評䟡実隓により比范評䟡し提案手法で構築した抂念ベヌスが粟床的に優れおいるこずを瀺した
V01N01-03
埓来の構文解析法は十分な粟床の解析結果を埗るこずができずずくに長い文の解析が困難であったこのこずは埓来の方匏が局所的な解析を基本ずしおいたこずに原因がありこれを解決するためには文内のできるだけ広い範囲を同時的に調べるこずが必芁である我々はすでにこのような考え方に基づき長い文の䞭に倚く存圚する䞊列構造が文節列同士の類䌌性を発芋するずいう手法でうたく怜出できるこずを瀺した本論文ではそのようにしお怜出した䞊列構造の情報を利甚しお構文解析を行なう手法を瀺す長い日本語文の堎合は1文内に耇数の䞊列構造が存圚するこずも倚いそこでたず文内の䞊列構造盞互間の䜍眮関係を調べそれらの入れ子構造などを敎理する倚くの堎合䞊列構造の情報を敎理した圢で利甚できれば文を簡単化した圢でずらえるこずができるそこで簡単化した各郚分に察しお単玔な係り受け解析を行ないその結果を組み合わせるこずによっお文党䜓の䟝存構造を求めるこずが可胜ずなる各郚分の係り受け解析ずしおは基本的に係り受け関係の非亀差条件を満たした䞊で各文節が係り埗る最も近い文節に係るずいう優先芏則によっお決定論的に動䜜する凊理を考えた150文に察しお実隓を行なったずころ96\%の文節に぀いお正しい係り先を求めるこずができた
V23N01-05
「ロボットは東倧に入れるか」は倧孊入詊詊隓問題を蚈算機で解くずいう挑戊を通じ蚀語凊理を含むAI諞技術の再統合ず知的情報凊理の新たな課題の発芋を目指すプロゞェクトである知的胜力の枬定を第䞀目的ずしお蚭蚈された入詊問題はAI技術の恰奜のベンチマヌクであるずずもに人間の受隓者ず機械の゚ラヌ傟向を盎接比范するこずが可胜である本皿では倧手予備校䞻催のセンタヌ詊隓圢匏暡詊を䞻たる評䟡デヌタずしお各科目の解答システムの゚ラヌを分析し高埗点ぞ向けた今埌の課題を明らかにするずずもに分野ずしおの蚀語凊理党䜓における珟圚の課題を探る
V06N02-02
本論文では知識に䟝存しない\mbox{高い曖昧性削枛胜力を持぀新しい蚀語モデルを提案}するこのモデルはsuperwordず呌ぶ文字列の集合の䞊の$n$-gramずしお定矩され埓来の単語や文字列の$n$-gramモデルを包含するものになっおいるsuperwordは蚓緎テキスト䞭の文字列の再珟性のみに基づいお定矩される抂念でありForward-Backwardアルゎリズムによっお孊習される実隓の結果superwordに基づくモデルず文字のtrigramモデルを耇数融合させたモデルの優䜍性が瀺され圢態玠解析に基づく方法および高頻床文字列に基づく方法を䞊回る性胜が埗られた
V03N02-03
コンピュヌタを甚いお文孊研究を進めるための怜蚎を行ったこれには研究過皋の䞭栞である研究ファむルの組織化が必芁でそのモデルを定矩したモデルは研究過皋で利甚され生成される様々な情報資源の構造認識による組織化であるモデルの怜蚌のために具䜓的な文孊テヌマを蚭定しその実装を行い評䟡したその詊みずしお電子本「挱石ず倫敊」考の研究開発を進めおいる研究者による評䟡実隓では抂しお評刀がよい䟋えば挱石の䜜品倫敊塔を読む堎合に各皮参照情報を随時に利甚できるこずメモなどを自由に曞き蟌むこずができ自分の研究環境の敎備がコンピュヌタ䞊で可胜であるこずが評䟡されおいるさらにモデルは実際の文孊研究に有効であるこずずくに教育甚ツヌルずしお効果的であるずの評䟡が埗られた
V29N02-16
%品質掚定の教垫あり孊習は蚀語察ごずに翻蚳品質ラベルを人手で付䞎する必芁がありコストが高いそこで察蚳コヌパスのみで蚓緎された機械翻蚳噚を甚いる教垫なし品質掚定が研究されおいるが既存手法は少資源蚀語察では性胜が䜎䞋する本研究では事前蚓緎された倚蚀語雑音陀去自己笊号化噚を掻甚するこずで倧芏暡な察蚳コヌパスが存圚しない蚀語察にも適甚可胜な教垫なし品質掚定を提案する具䜓的には倚蚀語雑音陀去自己笊号化噚を察蚳コヌパスを甚いお再蚓緎するこずで倚蚀語機械翻蚳噚を構築するそしお評䟡察象の機械翻蚳噚による出力文を原文からforced-decodingする際の文生成確率によっお翻蚳品質を掚定する倧芏暡な単蚀語コヌパスにより事前蚓緎された倚蚀語雑音陀去自己笊号化噚は蚀語間の特性を捉えられるため提案手法では少資源たたは察蚳コヌパスが存圚しない蚀語察においおも品質掚定が可胜ずなるWMT20の品質掚定タスクにおける評䟡の結果提案手法は6蚀語察のうち5蚀語察に぀いおブラックボックス蚭定における教垫なし品質掚定の最高性胜を達成した詳现な分析の結果れロショット蚭定の品質掚定においおも提案手法は良奜な性胜を瀺すこずが明らかずなった
V16N04-02
日本語におけるモダリティ圢匏および掚量副詞ず文末モダリティ圢匏ずの共起に぀いおの䜓系的な研究は自然蚀語凊理の分野においお䞍十分であるさらにこのような情報は日本語教育の分野においおも十分カバヌされおいない本皿ではコヌパス怜玢ツヌルSketchEngine(SkE)を利甚した日本語の掚量副詞ずモダリティ圢匏の遠隔共起の抜出を可胜にするこずずその日本語教育特に日本語孊習蟞兞ぞの応甚の可胜性を瀺すこずを目的ずするそのためにたず耇数のコヌパスを分析した結果ずしおモダリティ圢匏ずそのバリ゚ヌションの網矅的なリストを䜜成したこのモダリティ圢匏はChaSenでどのように圢態玠解析されおいるかを調査し各モダリティ圢匏の様々な圢態玠を新しいモダリティのタグずしおたずめるこずによっおChaSenで圢態玠解析されおいるJpWaCずいう倧芏暡りェブコヌパスから抜出した2千䞇語のサンプルぞタグの再付䞎を行った最埌に新しくタグ付けされたコヌパスをコヌパス怜玢ツヌルSkEに茉せ「文法関係ファむル」の内容を倉曎するこずで掚量副詞ず文末モダリティの共起の抜出を可胜にした抜出された共起の結果は93\%以䞊の粟床で高く評䟡された埗られた結果は蚀語資源を利甚しおの日本語教育ぞの応甚の䞀䟋ずしお日本語教育における蟞曞線集をはじめ様々な教育資源の䜜成のためにあるいは教宀における盎接的に利甚可胜ずなるこずを瀺した
V21N02-08
日本語の述語項構造アノテヌションコヌパスはこれたでにいく぀かの研究によっお敎備されその結果日本語の述語項構造解析の研究は飛躍的にその成果を䌞ばした䞀方で既存のコヌパスのアノテヌション䜜業者間䞀臎率やアノテヌション結果の定性的な分析をふたえるずラベル付䞎に甚いる䜜業甚のガむドラむンには未だ改善の䜙地が倧きいず蚀える本論文ではより掗緎された述語項構造アノテヌションのガむドラむンを䜜成するこずを目的ずしNAISTテキストコヌパス(NTC),京郜倧孊テキストコヌパス(KTC)のアノテヌションガむドラむンず実際のラベル付䞎䟋を参考にこれらのコヌパスの仕様策定仕様準拠のアノテヌションに関わった研究者・アノテヌタ仕様の改善に関心のある研究者らの考察をもずにガむドラむン策定䞊の論点をたずめ珟状の問題点やそれらに察する改善策に぀いお議論・敎理した結果を報告するたたアノテヌションガむドラむンを継続的に改善可胜ずするための方法論に぀いおも議論する
V09N02-03
{本論文では,コヌパスから事象間の䞀察倚関係を掚定する問題を考える.これたでにコヌパスから事象間の関係を掚定するこずが倚く研究されおいる.䞀般に,この問題に察する解決法の倚くは,コヌパスを構成する文曞における事象の共起に基づき,暗黙的に事象間の関係は䞀察䞀関係であるこずを想定しおいる.しかし,実際には,事象間の関係は䞀察倚関係である堎合があり,この特城のためにいく぀かの工倫が必芁である.本論文では,コヌパス䞭の䞀察倚関係を掚定するために補完類䌌床を利甚するこずを提案する.この尺床は本来文字認識システムのために開発され,テンプレヌトの文字のパタヌンにオヌバヌラップしたパタヌンがある条件で有効であるこずが知られおいるが,これたでテキスト凊理に利甚されたこずはなかった.この補完類䌌床の䞀察倚関係を掚定する胜力を評䟡するために,地名(郜道府県垂郡名)を察象事象ずした実隓においお,平均盞互情報量,自己盞互情報量,非察称平均盞互情報量,$\phi$盞関係数,コサむン関数,ダむス盞関係数,信頌床ずの性胜比范を行う.実隓では,䞉皮類のコヌパスを甚いる.䞀぀目は実際に地名間にある䞀察倚関係から合成する人工的なデヌタ集合である.二぀目も実際の関係から合成するが,誀った関係を導く少量の芁玠も含むデヌタ集合である.䞉぀目は珟実の新聞蚘事コヌパスから埗られるデヌタ集合である.これらの評䟡実隓においお,補完類䌌床がもっずも優れおおり,補完類䌌床は䞀察倚関係の掚定問題に察しお有効であるこずを瀺す.}
V17N02-02
本論文では日本語曞き蚀葉を察象ずした述語項構造ず照応関係のタグ付䞎に぀いお議論する述語項構造解析や照応解析は圢態玠・構文解析などの基盀技術ず自然蚀語凊理の応甚分野ずを繋ぐ重芁な技術でありこれらの解析のための䞻芁な手法はタグ付䞎コヌパスを甚いた孊習に基づく手法であるこの手法を実珟するためには倧芏暡な蚓緎デヌタが必芁ずなるがこれたでに日本語を察象にした倧芏暡なタグ付きコヌパスは存圚しなかったたた既存のコヌパス䜜成に関する研究で導入されおいるタグ付䞎の基準は蚀語の違いや最終的に出力したい解析結果の粒床が異なるためそのたた利甚するこずができないそこで我々は既存のいく぀かのタグ付䞎の仕様を吟味し述語項構造ず共参照関係のアノテヌションを行うためにタグ付䞎の基準がどうあるべきかに぀いお怜蚎した本論文ではその結果に぀いお報告するたた京郜コヌパス第3.0版の蚘事を察象にタグ付䞎䜜業を行った結果ずその際に問題ずなった点に぀いお報告するさらにタグ付䞎の仕様の改善案を瀺しその案にしたがい䜜業をやり盎した結果に぀いおも報告する
V30N01-02
%UniversalDependencies(UD)は蚀語暪断的に単語の䟝存構造に基づくツリヌバンクを構築するプロゞェクトである党蚀語で統䞀した基準により品詞・䟝存構造アノテヌションデヌタの構築が100蚀語以䞊の蚀語に぀いお進められおいる分かち曞きをしない蚀語においおは基本単䜍ずなる\textbf{構文的な語(syntacticword)}を芏定する必芁がある埓前の日本語のUDデヌタは圢態論に基づく単䜍である囜語研短単䜍を採甚しおいた今回我々は新たに構文的な語に近い単語単䜍である\textbf{囜語研長単䜍}に基づく日本語UDである\textbf{UD\_Japanese-GSDLUW}\textbf{UD\_Japanese-PUDLUW}\textbf{UD\_Japanese-BCCWJLUW}を構築したので報告する
V09N01-02
手話は聎芚障害者ず健聎者ずの重芁なコミュニケヌション手段の1぀であり手話を孊習する健聎者の数も幎々増加する傟向にあるこの様な背景から近幎手話の孊習支揎システムや手話通蚳システムなどの研究が各所で盛んに行われおいる特にこれらの自然蚀語凊理システムの知識蟞曞ずなる手話電子化蟞曞の構築は重芁な課題であり手話偎から察応する日本語ラベルを効率良く怜玢する手段の実珟は日本語ず手話ずの察蚳蟞曞の怜玢機胜ずしお必芁䞍可欠な芁玠技術ずいえる埓来の怜玢方法の倚くは手話単語の手指動䜜特城を怜玢項目ずし怜玢条件を詳现に蚭定する必芁があったそのため初心者には満足する怜玢結果を埗るこずが難しいずいう問題点が指摘されおいるこの䞻な原因の1぀は怜玢条件の耇雑さや怜玢項目間の類䌌性から遞択ミスが生じやすく結果ずしお利甚者の芁求に適合する怜玢結果が出力されないずいう問題点にある本論文では垂販の手話蟞兞に蚘茉されおいる手指動䜜蚘述文に着目した怜玢方法を提案する本手法の特城は怜玢キヌずしお入力された手指動䜜蚘述文ず類䌌の手指動䜜蚘述文を怜玢蟞曞から怜玢し察応する手話単語の日本語ラベルを利甚者に提瀺する点にあるすなわち手話単語の怜玢問題を文献怜玢問題ず捉えたアプロヌチずいえる実隓の結果本手法の劥圓性を瀺す結果が埗られた䞀方実隓により明らかになった問題点の1぀ずしお手指動䜜蚘述文で衚珟された手指動䜜の䞀郚に曖昧さがあるこずが分かったこの問題を含め本手法の問題点ず今埌の課題に぀いお䟋を瀺しながら詳现に議論する
V06N02-01
日本語では単語の境界があいたいで掻甚等のルヌルに基づいお定矩された単䜍である圢態玠は必ずしも人が認知しおいる単語単䜍や発声単䜍ず䞀臎しない本研究では音声認識ぞの応甚を目的ずしお人が朜圚意識的にも぀単語単䜍ぞの分割モデルずその単䜍を甚いた日本語の蚀語({\itN}-gram)モデルに぀いお考察した本研究で甚いた単語分割モデルは分割確率が2圢態玠の遷移で決定されるずいう仮定を眮いたモデルで人が単語境界ず考える点で分割した比范的少量のテキストデヌタず圢態玠解析による分割結果ずを照合するこずによりパラメヌタの掚定を行ったそしお倚量のテキストを同モデルにしたがっお分割し単語単䜍のセット語圙ず蚀語モデルを構築した新聞3誌ずパ゜コン通信の投皿テキストを甚いた実隓によれば玄44,000語で出珟した単䜍ののべ94-98\%がカバヌでき1文あたりの単䜍数は圢態玠に比べお12\%から19\%少なくなった䞀方新聞ずパ゜コン通信ではモデルに差があるもののその差は単語分割モデル蚀語モデル双方ずも事象の異なりずしお珟れ同䞀事象に察する確率の差は小さいこのため新聞・電子䌚議宀の䞡デヌタから䜜成した蚀語モデルはその双方のタスクに察応可胜であった
V05N04-05
クロス蚀語怜玢手法GDMAXは,日本語入力から英語ドキュメントの怜玢を可胜にする.GDMAXは,察蚳蟞曞によっお入力キュ゚リから翻蚳キュ゚リ候補を生成し,キュ゚リからそれぞれの蚀語のコヌパスにおけるキュ゚リタヌムの共起頻床を成分ずする共起頻床ベクトルを生成する.入力共起頻床ベクトルず翻蚳共起頻床ベクトルずの距離によっお,翻蚳キュ゚リ候補をランキングし,䞊䜍の英語キュ゚リ集合を怜玢キュ゚リずする.この手法によっお,䞀぀の察蚳だけでなく適切な耇数の蚳語集合を英語キュ゚リずしお埗るこずができる.りォヌルストリヌトゞャヌナルやAP通信など2ギガの英語ドキュメントに぀いお適合率ず再珟率で評䟡したずころ,理想蚳ず比べお玄62\%の粟床を埗お,察蚳蟞曞のすべおの蚳語候補を甚いる堎合ず比べお12\%,機械翻蚳による蚳語遞択ず比べお6\%高い粟床を埗るこずができた.
V25N04-05
䞊列構造解析の䞻たるタスクは䞊列する句の範囲を同定するこずである䞊列構造は文の構文・意味の解析においお有甚な特城ずなるがこれたで決定的な解析手法が確立されおおらず珟圚の最高粟床の構文解析噚においおも誀りを生じさせる䞻たる芁因ずなっおいる既存の䞊列句範囲の曖昧性解消手法は䞊列構造の類䌌性のみの特性や構文解析噚の結果に匷く䟝存しおいるずいう問題があった本研究では近幎自然蚀語解析に広く䜿甚されおいるリカレントニュヌラルネットワヌクを甚いお構文解析の結果を甚いずに単語の衚局圢ず品詞情報のみから䞊列句の類䌌性ず可換性の特城ベクトルを蚈算し䞊列構造の範囲を予枬する手法を提案するPennTreebankずGENIAコヌパスを甚いた実隓の結果提案手法によっお先行研究を䞊回る解析粟床を埗た
V31N02-07
本研究では目的蚀語文の難易床を倚段階で制埡する日英機械翻蚳日英Multi-LevelComplexity-ControllableMachineTranslation:日英MCMTの実珟を目指す埓来のMCMTの研究では英語ずスペむン語の蚀語察を察象にしおいたため日英MCMT甚の評䟡デヌタセットは存圚しないそこで本研究では倚段階の難易床で曞かれた英語ニュヌス蚘事集合であるNewselaコヌパスず日本語ぞの人手翻蚳によっお日英MCMT甚の評䟡デヌタセットを構築するたたMCMTは同じ原蚀語文に察しお難易床に応じお異なる目的蚀語文を出力する必芁があるが埓来のMCMTの孊習手法は難易床が付いた察蚳文察の単䜍で孊習を行っおおり難易床が異なる同䞀内容の目的蚀語文間を察比させた孊習ができないそこで本研究では孊習察象の参照文ず共に異なる難易床の参照文も䜿い孊習察象の参照文に察する損倱が孊習察象以倖の難易床の参照文に察する損倱よりも小さくなるように孊習を行う手法を提案する本研究で構築した評䟡デヌタセットを甚いた実隓により提案手法は埓来手法のマルチタスクモデルよりBLEUが0.94ポむント䞊回るこずを確認した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚は蚀語凊理孊䌚第28回幎次倧䌚\cite{tani1}蚀語凊理孊䌚第29回幎次倧䌚(谷他2023)\nocite{tani2}及びThe13thLanguageResourcesandEvaluationConference\cite{tani-etal-2022-benchmark}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V27N04-03
論述構造解析は小論文などの論述文を解析察象ずし節や文ずいった談話単䜍の圹割䞻匵根拠など談話単䜍間の関係支持反論などを予枬するタスクである論述文の自動評䟡や意芋の集玄などぞの応甚可胜性から本タスクは泚目を集めおいる論述構造解析では談話単䜍スパンが凊理の基本単䜍ずなるためスパンに察する特城ベクトル衚珟分散衚珟をどのように蚈算するかはモデル蚭蚈における重芁な点である本研究では自然蚀語凊理の諞タスクにおけるスパン分散衚珟の研究を螏たえ論述構造解析においお効果的な談話単䜍のスパン分散衚珟の獲埗方法を提案する文章䞭の機胜的な衚珟接続衚珟ず論理的な筋を構成する内容呜題ずいうそれぞれの粒床で文章の倧域的な文脈情報を捉えるこずが重芁であるずいう仮定に基づき提案法では各談話単䜍に耇数のレベルの倧域的な文脈情報を取り蟌む本スパン分散衚珟を甚いるこずにより特にこれたでの手法では同定が困難であった耇雑な構造をも぀論述文においお解析性胜が向䞊し耇数のベンチマヌクデヌタセット䞊で最高性胜を曎新したたたBERTなどの匷力な蚀語モデルから埗られる単語分散衚珟を甚いた際にも既存のスパン分散衚珟獲埗方法では十分な性胜が埗られないが提案手法によりスパン分散衚珟の獲埗方法を工倫するこずで性胜が倧きく向䞊するこずを報告する
V06N03-03
䞀般に、テキストは耇数の文から圢成されおおり、文間には䜕らかの意味的な぀ながりがあるテキスト䞭の意味的にたずたったある範囲が談話セグメントや意味段萜ず呌ばれる䞀貫性のある談話の単䜍を構成するたた談話セグメント間の関係によっおテキスト党䜓の談話構造が圢成されるこうしたこずからセグメント境界の怜出はテキスト構造解析の第䞀歩であるず考えられるテキスト䞭にはセグメント境界の怜出に利甚できる倚くの衚局的手がかりが存圚する本皿では耇数の衚局的手がかりを組み合わせお日本語テキストのセグメント境界を怜出する手法に぀いお述べるセグメント境界の怜出は耇数の手がかりのスコアを基に各文間のセグメント境界ぞの成り易さあるいは成り難さを衚す文間スコアを蚈算するこずで行われる文間のスコアは各手がかりのスコアに重芁床に応じた重みをかけこの重み付きスコアを足し合わせるこずにより蚈算する本皿では各手がかりぞの重み付けを人手によらず蚓緎デヌタを甚いた統蚈的手法により自動的に行う手法に぀いお述べるたた耇数の手がかりの䞭で実際にセグメント境界の怜出に有効な手がかりだけを遞択するこずで蚓緎デヌタぞの過適合を避ける手法に぀いおも述べる
V04N01-01
\vspace*{-1mm}テキストの可胜な解釈の䞭から最良の解釈を効率良く遞び出せる機械翻蚳システムを実珟するために最良解釈を定矩する制玄(拘束的条件)ず遞奜(優先的条件)をText-WideGrammar(TWG)ずしお蚘述し圧瞮共有森(packedsharedforest)䞊での遅延評䟡による優先床蚈算機構によっおTWGを解釈実行するTWGは圢態玠構文構造意味的芪和性照応関係に関する制玄ず遞奜を備えたテキスト文法である照応関係に関する制玄は陳述瞮玄に関する芏範を䞻な拠り所ずしおいるTWGによればテキストの最良解釈は圢態玠に関する遞奜による評䟡点が最も高く構文構造意味的芪和性照応関係に関する遞奜による各評䟡点の重み付き総和が最も高い解釈である凊理機構は意味解析ず照応解析を構文解析系から受け取った圧瞮共有森䞊で行なうその際最良解釈を求めるために必芁な凊理だけを行ないそれ以倖の凊理の実行は必芁が生じるたで保留するこずによっお無駄な凊理を避ける保留した凊理を必芁に応じお再開するこずによっお最良解釈以倖の解釈も遞び出せる
V11N05-03
機械翻蚳に察する芁求の高たりに䌎い日本語や英語韓囜語ずいった蚀語の翻蚳に関する研究が進み実甚的なシステムが構築され぀぀あるその䞀方でそうした研究があたり進んでいない蚀語が存圚するこうした蚀語においおは翻蚳の芁である察蚳蟞曞の敎備も遅れおいる堎合が倚い䞀般に察蚳蟞曞の構築には高いコストが必芁であり機械翻蚳システムを実珟する䞊での障害ずなっおいるしかし人間が翻蚳䜜業をする堎合察蚳蟞曞に蚘茉がない単語を別の衚珟に蚀い換えお蟞曞を匕くこずによりこの問題に察凊する堎合がある本研究ではこの手法を暡倣し未登録語を登録語に蚀い換えるこずにより察蚳蟞曞を拡充するこずを提案する本論文では察蚳蟞曞の拡充に必芁な単語の蚀い換え凊理を収集段階ず遞抜段階の二぀に分割し前者においお語矩文に基づく手法を埌者においお類䌌床に基づく手法をそれぞれ適甚したたた類䌌床に基づく手法ではシ゜ヌラスにおける抂念間の距離に加え単語を構成する挢字の語矩を利甚したこれによっお語法や抂念が近く意味的にも等䟡な蚀い換えを獲埗できたさらに獲埗した蚀い換えを翻蚳システムで翻蚳しお日本語--りむグル語察蚳蟞曞ぞの远加を詊みたずころ未登録語300語のうちその68.3\%に察しお利甚可胜な察蚳が埗られた
V06N07-04
日本語ニュヌスを局所的芁玄する際に必芁ずなる芁玄知識をコヌパスから自動獲埗する手法に぀いお述べる局所的芁玄ずは泚目個所の近傍の情報局所的情報を甚いお行なう芁玄をいう局所的情報には泚目個所そのものやその前埌の単語列などがある本手法では芁玄知識ずしお眮換芏則ず眮換条件を甚いこれらを原文−芁玄文コヌパスから自動獲埗するはじめに原文䞭の単語ず芁玄文䞭の単語のすべおの組み合わせに察しお単語間の距離を蚈算しマッチングによっお最適な単語察応を求めるその結果より眮換芏則は単語察応䞊で䞍䞀臎ずなる単語列ずしお獲埗する䞀方眮換条件は眮換芏則の前埌グラムの単語列ずしお獲埗する原文ず芁玄文にそれぞれニュヌス原皿ず文字攟送の原皿を䜿っお実際に芁玄知識を自動獲埗し埗られた芁玄知識を評䟡する実隓を行ったその結果劥圓な芁玄知識が獲埗できるこずを確認した
V15N03-03
あるトピックに関しお察話的に行われる䞀連の情報アクセスを質問応答システムが支揎する胜力情報アクセス察話の察話盞手ずしお情報を提䟛するために質問応答システムが持぀べき胜力を定量的に評䟡するためのタスクを提案するこのタスクでは察話の実珟の基本ずなる察話文脈を考慮した質問の解釈぀たり照応解消や省略凊理等のいわゆる文脈凊理の胜力を評䟡する本皿ではタスクの蚭蚈を瀺しその根拠ずなる調査結果を報告する提案するタスクは以䞋の点で新芏か぀有益である察話的情報アクセスを察象ずしおそこで必芁な質問応答技術が効果的に評䟡できるずいう課題蚭定ず構成の独自性を持぀評䟡尺床に぀いおは応答の自然性においお問題ずなる回答の質や回答列挙の䜓系の違いに配慮し耇数の䜓系を蚱す倚段階評䟡手法を備えおいるシステムの文脈凊理胜力をある皋床たで切り離しお評䟡するこずを可胜ずする参照甚テストセットず呌ぶ枠組みを有しおいる
V12N05-08
本論文では珟時点で利甚可胜なモンゎル語の蚀語資源特に名詞・動詞の語幹のリストおよび名詞・動詞に接続する語尟のリストからモンゎル語の名詞句・動詞句を生成する手法を提案する具䜓的には名詞・動詞の語幹に語尟が接続する際の音韻論的・圢態論的制玄を敎備し語幹・語尟の語圢倉化の芏則を䜜成する評䟡実隓の結果においお100\%近くの堎合に぀いお生成された名詞句・動詞句の䞭に正しい句候補が含たれるずいう性胜を達成したさらに本論文ではこの句生成に基づいおモンゎル語の名詞句・動詞句の圢態玠解析を行なう手法を提案する具䜓的にはたず既存のモンゎル語蟞曞から名詞語幹および動詞語幹を人手で抜出する次にこれらの語幹に察しおモンゎル語名詞句・動詞句生成芏則を適甚するこずにより語幹・語尟の組から句を生成するための語圢倉化テヌブルを䜜成するそしおこの語圢倉化テヌブルを参照するこずにより䞎えられた名詞句・動詞句を圢態玠解析しお語幹・語尟に分離する評䟡実隓の結果においおは語圢倉化テヌブルに登録されおいる句に぀いおは圢態玠解析の結果埗られる語幹・語尟の組合せの候補の䞭に正しい解析結果が必ず含たれるこずが確認できた
V13N03-02
本論文ではサポヌトベクタマシン(SVMs)を䜿った文曞分類においお仮想事䟋(virtualexamples)がどのように性胜を改善するかを調べるある文曞から少量の単語を远加したり削陀したりしおもその文曞が属するカテゎリは倉化しないずの仮定を眮いお文曞分類のために仮想事䟋を䜜る方法を提案する提案手法をReuters-21758テストセットコレクションで評䟡した実隓により仮想事䟋はサポヌトベクタマシンを䜿った文曞分類の性胜向䞊に圹立぀こずが確認できた特に孊習事䟋が少量の堎合にその効果は顕著であった
V09N05-01
本皿ではSupportVectorMachine(SVM)に基づく䞀般的なchunk同定手法を提案しその評䟡を行うSVMは埓来からある孊習モデルず比范しお入力次元数に䟝存しない高い汎化胜力を持ちKernel関数を導入するこずで効率良く玠性の組み合わせを考慮しながら分類問題を孊習するこずが可胜であるSVMを英語の単名詞句ずその他の句の同定問題に適甚し実際のタグ付けデヌタを甚いお解析を行ったずころ埓来手法に比べお高い粟床を瀺したさらにchunkの衚珟手法が異なる耇数のモデルの重み付き倚数決を行うこずでさらなる粟床向䞊を瀺すこずができた
V12N06-02
本研究では最初に方法や察凊法を問う質問(how型の質問)に質問応答システムが答えるための知識をメヌリングリストに投皿されたメヌルから獲埗する方法に぀いお述べる方法や察凊法を問う質問に答えるための知識(「こんな堎合にはこうする」など)はメヌリングリストに投皿されたメヌルから質問や説明の䞭心になる文(重芁文)を取り出すこずによっお獲埗する次にメヌリングリストに投皿されたメヌルから獲埗した知識を甚いる質問応答システムに぀いお報告する䜜成したシステムは自然な文で衚珟されたナヌザの質問を受け぀けその構文的な構造ず単語の重芁床を手がかりに質問文ずメヌルから取り出した重芁文ずを照合しおナヌザの質問に答える䜜成したシステムの回答ず党文怜玢システムの怜玢結果を比范しメヌリングリストに投皿されたメヌルから方法や察凊法を問う質問に答えるための知識を獲埗できるこずを瀺す
V16N05-04
倧芏暡コヌパスから事態衚珟間の意味的関係の知識の獲埗を目的ずしお実䜓間関係獲埗手法ずしお提案されたEspressoを事態間関係に適甚できるように拡匵したこの拡匵は䞻に2぀の点からなり(1)知識獲埗のために事態衚珟を定矩し(2)事態間関係に適合するように共起パタヌンのテンプレヌトを拡匵した日本語Webコヌパスを甚いお実隓したずころ(a)事態間関係獲埗に有甚な共起パタヌンが倚数存圚しパタヌンの孊習が有効であるこずがわかったたた行為—効果関係に぀いおは5億文Webコヌパスから少なくずも5,000皮類の事態察を玄66\%の粟床で獲埗するこずができた
V07N04-02
韓囜語の蚀語凊理特に韓囜語を原蚀語もしくは目的蚀語ずする機械翻蚳における韓囜語の蚀語䜓系ず圢態玠凊理手法を提案する本論文の韓囜語䜓系の特城は機械凊理を考慮した䜓系であるずいう点にあるすなわち圢態玠解析の解析粟床や機械翻蚳における品詞蚭定の必芁性に応じお韓囜語各品詞に察しお仕様の怜蚎を行ない蚭蚈を行なったたた分かち曞きや音韻瞮玄ずいった韓囜語の特城をどのように機械凊理すべきかに぀いおも述べる韓囜語圢態玠解析では品詞ず単語の混合n-gramによる統蚈的手法を基本ずしながら韓囜語固有の問題に察しおは残留文字などの抂念を導入するなどしお独自の察応を斜した以䞊の品詞䜓系ず圢態玠解析゚ンゞンによっお単語再珟率99.1\%単語適合率98.9\%文正解率92.6\%ずいう良奜な解析粟床が埗られたたた韓囜語生成凊理では特に分かち曞き凊理に぀いおどのような芏則を䜜成したのかに぀いお提案を行なう以䞊の圢態玠䜓系ず凊理の有効性は機械翻蚳システムTDMTの日韓翻蚳韓日翻蚳郚に導入した際の翻蚳粟床ずいう圢で文献\cite{叀瀬99}においお報告されおいる
V07N02-07
われわれの情報怜玢の方法では基本的に確率型手法の䞀぀のRobertsonの2-ポア゜ンモデルを甚いおいるしかしこのRobertsonの方法では怜玢のための手がかりずしお圓然甚いるべき䜍眮情報や分野情報などを甚いおいないそれに察しわれわれは䜍眮情報や分野情報などをも甚いる枠組を考案したIREXのコンテストではこの枠組に基づくシステムを二぀提出しおいたが蚘事の䞻題が怜玢課題に関連しおいる蚘事のみを正解ずするA刀定の粟床はそれぞれ0.4926ず0.4827で参加した15団䜓22システムの䞭では最もよい粟床であった本論文ではこのシステムの詳现な説明を行なうずずもに皮々のパラメヌタを倉曎した堎合の詳现な察照実隓を蚘述したこの察照実隓で䜍眮情報や分野情報の有効性を確かめた
V17N01-01
本皿では人間による翻蚳({\HUM})ず機械翻蚳システムによる翻蚳({\MT})を蚓緎事䟋ずした機械孊習によっお構築した識別噚を甚いお{\MT}の{\FLU}を自動評䟡する手法に぀いお述べる提案手法では{\HUM}ず{\MT}の{\FLU}の違いを衚わす手がかりずしお逐語蚳原文ず翻蚳文での単語同士の察応に着目した{\HUM}ず{\MT}における逐語蚳の違いを捉えるために原文ず{\HUM}ずの間および原文ず{\MT}ずの間で{\align}を行ないその結果を機械孊習のための玠性ずする提案手法は識別噚を構築する際に察蚳コヌパスを必芁ずするが評䟡察象の{\MT}の{\FLU}を評䟡する際には参照蚳を必芁ずしないさらに倧量の蚓緎事䟋に人手で{\FLU}の評䟡倀を付䞎する必芁もない怜蚌実隓の結果提案手法によっおシステムレベルでの自動評䟡が可胜であるこずが瀺唆されたたた{\SVM}による機械孊習で各玠性に付䞎される重みに基づいお{\MT}に特城的な玠性を特定できるためこのような玠性を含む文を芳察するこずによっお文レベルでの{\MT}の特城分析を行なうこずもできる
V24N03-02
元来から日本は倖来語を受け入れやすい環境にあるずいわれおおり倖来語が益々増加する䞭特に英語の堎合倖囜語の衚蚘を利甚するシヌンも増えおいるたた英単語など頭文字を぀なげお衚蚘する略語も利甚されおいるしかし英字略語は別のこずを衚珟しおも衚蚘が同じになる倚矩性の問題を持っおいるそこで本皿では英字略語の意味を掚定する方法を提案する提案手法では英字略語の意味掚定を未知語の意味掚定ずみなしある抂念から様々な抂念を連想する語圙の抂念化凊理を可胜ずする抂念ベヌスず抂念化した語圙の意味的な近さを刀断できる関連床蚈算たたはEarthMover'sDistanceを甚いるさらに英字略語ゆえの情報の欠劂を䞖界で最も収録語数が倚いずされおいるWikipediaを䜿甚するこずで補完するこれらを甚いるこずで英字略語の倚矩性を解消し英字略語の本来の意味を掚定する提案手法は129件の新聞蚘事に察しお最高で80\%近い正答率を瀺したこずに加え比范方法より良奜な結果を埗るこずができた
V27N04-02
%䞊列構造解析ずは等䜍接続詞によっお結び぀けられる句を同定するタスクである䞊列構造は自然蚀語の曖昧性の䞻たる芁因の䞀぀であり最高粟床の構文解析噚であっおも誀りを生じさせる本研究は句のペアが䞊列ずなる堎合に高いスコアを出力するようなスコア関数を定矩し解析時にはスコア関数ずCKYアルゎリズムを組み合わせた構文解析によっお䞊列構造を導出する提案手法では䞊列構造解析を䞉぀のサブタスクに分解しそれぞれのサブタスクを孊習した䞉぀のニュヌラルネットワヌクによっおスコア関数を構成する提案手法が䞊列構造を範囲の競合なく導出できるこずを保蚌し぀぀既存手法より高い粟床で䞊列構造を同定できるこずを英語における評䟡実隓により瀺す
V25N05-03
日本語は冠詞のない蚀語である日本語名詞句の情報の状態はテキストに陜に衚出せず限られた文脈情報や䞖界知識のみに基づく手法では掚定するこずは難しい情報の状態は情報の新旧や定・䞍定などの芳点で分析されるしかしながら日本語の蚀語凊理においおはこの抂念が適切に扱われおいないそこで\modified{本皿ではたず日本語名詞句の情報状態に぀いお解説する}次に読み時間を手がかりずしお名詞句の情報の状態新旧・定䞍定を掚定するこずを怜蚎する\modified{具䜓的には}日本語名詞句の情報の状態が文の読み時間にどう圱響するかに぀いお調査する結果名詞句の\modified{読み手の偎}の情報状態情報が読み時間に察しお圱響を䞎えるこずを明らかにしたので報告する
V26N01-03
本皿ではオンラむン議論における談話行為を分類するモデルを提案する提案モデルでは談話行為を分類するためにニュヌラルネットワヌクを甚いお議論のパタヌンを孊習する談話行為の分類においお議論のパタヌンを取り入れる重芁性は既存の研究においおも確認されおいるが察象ずしおいる議論に䜵せたパタヌン玠性を蚭蚈する必芁があった提案モデルではパタヌン玠性を甚いずに朚構造およびグラフ構造を孊習する局を甚いお議論のパタヌンを孊習する提案モデルをRedditの談話行為を分類するタスクで評䟡したずころ埓来手法ず比范しおAccuracyで1.5\%$\mathrm{F}_{1}$倀で2.2ポむントの性胜向䞊を確認したたた提案モデル内の朚構造孊習局およびグラフ構造孊習局間の盞互䜜甚を確認するため提案手法の䞭間局を泚意機構を通じお分析した
V23N05-05
統蚈的機械翻蚳においお特定の蚀語察で十分な文量の察蚳コヌパスが埗られない堎合䞭間蚀語を甚いたピボット翻蚳が有効な手法の䞀぀である耇数のピボット翻蚳手法が考案されおいる䞭でも特に䞭間蚀語を介しお2぀の翻蚳モデルを合成するテヌブル合成手法で高い翻蚳粟床を達成可胜ず報告されおいるずころが埓来のテヌブル合成手法ではフレヌズ察応掚定時に甚いた䞭間蚀語の情報は消倱し翻蚳時には利甚できない問題が発生する本論文では合成時に甚いた䞭間蚀語の情報も蚘憶し䞭間蚀語モデルを远加の情報源ずしお翻蚳に利甚する新たなテヌブル合成手法を提案するたた囜連文曞による倚蚀語コヌパスを甚いた実隓により本手法で評䟡を行ったすべおの蚀語の組み合わせで埓来手法よりも有意に高い翻蚳粟床が埗られた
V24N04-01
察話行為の自動掚定は自由察話システムにおける重芁な芁玠技術のひず぀である機械孊習を甚いた既存の察話行為の掚定手法では機械孊習に甚いる特城のセットを1぀蚭定するがこの際に個々の察話行為の特質は十分に考慮されおいなかった機械孊習の特城の䞭にはある特定の察話行為の分類にしか有効に働かないものもありそのような特城は他の察話行為の分類粟床を䜎䞋させる芁因になりうるこれに察し本論文では察話行為毎に適切な特城のセットを蚭定するたず28個の初期の特城を提案する次に察話行為毎に初期特城セットから有効でない特城を削陀するこずで最適な特城セットを獲埗するこれを基に入力発話が察話行為に該圓するかを刀定する分類噚を察話行為毎に孊習する最埌に個々の分類噚の刀定結果ならびに刀定の信頌床から適切な察話行為をひず぀遞択する評䟡実隓の結果提案手法は唯䞀の特城セットを甚いるベヌスラむンず比べおF倀が有意に向䞊したこずを確認した
V21N05-03
本皿では機械翻蚳の単語䞊べ替え問題にシフトリデュヌス構文解析法を応甚するための手法を提案する提案手法では単䞀蚀語のInversionTransduction文法によっお単語䞊べ替え問題を定匏化するたた日本語文ず英語文ずの単語察応をずりやすくするためあらかじめ陀去した英冠詞を翻蚳結果ぞ挿入する問題も単語䞊べ替えず同時に定匏化する提案法を日英特蚱翻蚳に適甚したずころ句に基づく統蚈的機械翻蚳のBLEUスコア29.99に察しお$+3.15$の改善が埗られた
V02N01-02
我々は接続助詞「ので」による順接の耇文ず接続助詞「のに」による逆接の耇文を察象ずする理解システムを蚈算機䞊に構築するこずを目的ずするこの際にはれロ代名詞の照応の解析が重芁な問題ずなるが文献\cite{䞭川:耇文の意味論,COLING94}にあるように本論文で扱う圢匏の耇文では動機保持者ずいう語甚論的圹割を新たに定矩し甚いるこずにより埓属節ず䞻節それぞれで蚭定される意味圹割や語甚論的圹割の間の関係を制玄ずしお蚘述するこずができるそこで日本語の耇文に察する圢態玠解析や構文解析の結果を玠性構造で蚘述しこの結果に察しお制玄論理プログラミングの手法を甚いるこずにより意味および語甚論的圹割間の制玄を解消しれロ代名詞照応などを分析する理解システムを蚈算機䞊に構築した
V10N04-09
本皿では日本語のテンス・アスペクト衚珟を䞭囜語に機械翻蚳する手法を提案した具䜓的には日本語のテンス・アスペクト衚珟で䞻芁な圹割を果す「タ/ル/テむル/テむタ」を䞡蚀語の文法特城・共起情報䞭囜語述語の時間的性栌を䞻芁な手がかりずしお䞭囜語のアスペクト助字(了/着/圚/\kanji{001})たたは無暙識の$\phi$に翻蚳するアルゎリズムを提案したたず先行研究から䞡蚀語におけるテンス・アスペクト衚珟の意味甚法およびその意味甚法間の察応関係をたずめたそしお察応の曖昧さを解決するために機械翻蚳の立堎から「タ/ル/テむル/テむタ」ず䞭囜語アスペクト助字の察応関係を定めるアルゎリズムを提案した最埌に䜜成した翻蚳アルゎリズムを評䟡し玄8割正解ずいう良奜な結果を埗た
V10N05-02
本皿は「思い蟌み応答」戊略を取り入れた倧語圙音声察話むンタフェヌスを提案するこの戊略は人間同士の察話においお発話察象が広範囲に及ぶ堎合聞き間違えにくい察象ず間違えやすい察象が存圚するこずに着目したもので聞き間違えやすい察象を誀認識しおも利甚者にストレスを䞎えないこずを利甚しおいる倧語圙ずしお16䞇皮の個人姓に焊点を圓お音声認識粟床ず語圙網矅率の芳点から聞き間違えおはならない10,000皮の思い蟌み察象を遞択できた曎に思い蟌みが倖れた堎合ぞの察応ずしお思い蟌みの結果を利甚者に応答ずしお提瀺しおいる時間を利甚しお思い蟌み範囲倖の残りの姓を察象ずした裏認識凊理を䞊行しお進める仕組みを提案した垂販の認識゚ンゞンを利甚しおこの仕組みず思い蟌み応答を組み合わせた個人姓確定むンタフェヌスを実装した思い蟌み応答は珟状の音声認識技術を甚いたむンタフェヌスにおいお入力察象が倧語圙であっおもストレスを䞎えない結果を利甚者に提瀺できる戊略であるこずを確認した
V08N03-03
統蚈情報に基づく自然蚀語凊理が盛んになる䞭で蚓緎デヌタずしおのコヌパスの圱響は非垞に倧きい生コヌパスをそのたた利甚する堎合にはコヌパスの取埗が容易であるため目的に合ったドメむンのコヌパスを倧量に入手できるずいう利点があるしかし生コヌパスは人間の蚀語の性質䞊未登録語や未知の蚀い回し非文ずされるような文の出珟等を倚く含むこずがほずんどでありこれらが凊理の粟床の䜎䞋を招くずいう問題がある特に口語衚珟の凊理は電子メヌルでの利甚等利甚頻床の高いものであるにも関わらず十分に研究されおいるずは蚀い難い本皿では生コヌパスに含たれる未知の語句および蚀い回しに着目し電子メヌル文曞内に出珟する意味のある文字列を自動的に抜出する実隓を行なった結果に぀いお報告する本システムは事前に䞎えられた電子メヌル文曞䞭の各文字の共起確率を利甚しおテストコヌパスずしお䞎えられた電子メヌル文曞から意味のある文字列を抜出し出力する本システムを利甚するこずで同じテストコヌパスを既存の圢態玠解析ツヌルで解析した結果未登録語ずしお凊理された文字列の69.06\%を抜出するこずに成功した
V20N02-06
時間情報衚珟はテキスト䞭に蚘述される事象の生起時刻を掚定するための重芁な手がかりである時間情報衚珟を含む数倀衚珟の抜出は固有衚珟抜出の郚分問題ずしお解かれおきた英語においおは評䟡型囜際䌚議が開かれ時間情報衚珟のテキストからの切り出しだけではなく曖昧性解消・正芏化のための様々な手法が提案されおいるさらに時間情報ず事象ずを関連づけるアノテヌションタグづけ基準TimeMLの定矩や新聞蚘事にアノテヌションを行ったコヌパスTimeBankの敎備が進んでいる䞀方日本語においおは時間情報凊理に必芁なアノテヌション基準の定矩及びコヌパスの敎備が進んでいない本皿ではTimeMLの時間情報衚珟を衚す\timexiiiタグに基づいた時間情報のアノテヌション基準を日本語向けに再定矩し『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』(BCCWJ)コアデヌタの䞀郚にアノテヌションを行った問題点を怜蚎し今埌事象の生起時刻を掚定するために必芁な課題を考察する
V24N01-04
掚薊システムのナヌザ䜓隓を高めるために重芁な指暙の1぀が倚様性(Diversity)である倚様性は掚薊システムが提瀺するリスト内には様々なコンテンツが含たれるべきずいう考え方であり過去の研究では倚様性が含たれるリストの方がナヌザに奜たれるずされおいるしかし実際のサヌビス䞊で掚薊システムを怜蚌したずいう報告は少なくサヌビス䞊で倚様性がナヌザにどのような圱響を䞎えるのかは明らかになっおいない本研究では実際にサヌビスずしお提䟛されおいるりェブペヌゞ掚薊システムを分析しその掚薊システムに倚様性を導入しお比范を行った事䟋に぀いお報告するたず倚様性が導入されおいない掚薊システムのナヌザ行動を分析し結果ずしおリストの䞭䜍以降に衚瀺するりェブペヌゞに課題があるこずを明らかにしたその䞊で倚様性を導入し倚様性のない既存システムずサヌビス䞊でのナヌザ行動を比范した結果ずしお継続率やサヌビス利甚日数が有意に改善しおいるこずを瀺し埓来研究で瀺されおいた倚様性を含む掚薊リストの方がナヌザに奜たれるずいうこずを実サヌビス䞊で瀺したそしお利甚日数が増えるに埓っおリスト党䜓のクリック数が改善しおいくこず特にリスト䞋郚のクリック率が倚様性のない手法では䞋がっおいくのに察しお倚様性のある手法では向䞊しおいくこずを瀺した
V13N01-01
高粟床の機械翻蚳システムや蚀語暪断怜玢システムを構築するためには倧芏暡な察蚳蟞曞が必芁である文察応枈みの察蚳文曞に出珟する原蚀語ず目的蚀語の単語列の共起頻床に基づいお察蚳衚珟を自動抜出する詊みは察蚳蟞曞を自動的に䜜成する方法ずしお粟床が高く有効な手法の䞀぀である本皿はこの手法をベヌスにし文節区切り情報や察蚳蟞曞などの蚀語知識を利甚したり抜出結果を人間が確認する工皋を蚭けたりするこずにより高粟床でか぀カバレッゞの高い察蚳衚珟抜出方法を提案するたた抜出にかかる時間を削枛するために察蚳文曞を分割し抜出察象ずする文曞量を埐々に増やしながら確からしい察蚳衚珟から段階的に抜出しおいくずいう手法に぀いおも怜蚎する8,000文の察蚳文曞による実隓では埓来手法は粟床40\%カバレッゞ79\%であったのに察し蚀語知識を利甚した提案手法では粟床89\%カバレッゞ85\%ず向䞊したさらに人手による確認工皋を蚭けるこずにより粟床が96\%カバレッゞが85\%ず向䞊したたた16,000文の察蚳文曞による実隓では察蚳文曞を分割しない方法では抜出時間が玄16時間であったのに察し文曞を4分割する方法では玄9時間に短瞮されたこずを確認した